グルメレポート2020 1-6月

JR伊丹駅と阪急伊丹駅を結ぶ酒蔵通りにある中華料理店「扇（SEN）」でランチを頂きました
ランチの定食はエビのチリソースや鶏のから揚げなど7種類のメイン料理から好きなものを選ぶスタイルです
今回はメイン料理を1つ選べる定番定食\1000を注文して、点心盛り合わせを選びました
注文から10分でメインと小鉢3品が運ばれてきたので、お代わり自由のご飯と中華スープをセルフでよそいました
点心は焼売、蝦焼売、小籠包、珍珠丸子の4種類でひとつずつ違う味が楽しめるようになっています

熱々ではなかったですが、小籠包は噛むと肉汁が飛び出してご飯がどんどん進みました
メイン以上に小鉢のサラダ風カルパッチョ、菜っ葉のツナマヨ和え、麻婆豆腐に工夫が光っていました
ただのサラダだと思っていたら中から白身魚のカルパッチョが出てくるプラス方向の裏切りでした
ご飯をお代わりして、豆苗、昆布、玉子が入ったスープを飲み干して満足して店を後にしました

オススメ度　★★★

天神橋筋六丁目駅から北へ5分ほどのラーメン店「金彩（KINIRO）」でランチを頂きました
入店すると1名待ちで、待っている間に渡されたメニューを見てみると限定品が多いようです
限定の文字に惹かれて、田酒酒粕らーめん\850と鶏皮ポン酢丼\250を注文してみました
席に着いて、店主の調理を見ながら待つこと10分ほどで注文の品が運ばれてきました
田酒酒粕らーめんは文字通り青森の銘酒田酒の酒粕を使った粕汁味のラーメンでした

粕汁の中に表面がツルツルの細めの麺が入っており、ありそうなのに食したことが無い味でした
トッピングのチャーシューはタイプの違う3種類があり、どれもなかなかレベルが高かったです
鶏皮ポン酢丼は紅葉おろしとポン酢を絡めた鶏皮をたっぷり乗せた丼で、シンプルながらマジで美味いです
普通のラーメン、つけめんのメニューも色々工夫がされているようなのでまた行きたくなる店です

オススメ度　★★★★

県庁前駅から山側へ10分ほど、諏訪山公園の麓にある広東家庭料理店「杏杏 諏訪山工房」で朝食を頂きました
9時～10時までの1時間限定で朝粥セットという中華粥、包子、くだものが付いたモーニングがあります
その朝粥セット\820を注文し、包子は奶黄飽（卵のあんまん）にも惹かれましたが叉焼飽（焼き豚まん）を選択しました
注文してから5分ほどでゴマ油の香りが食欲をそそる真っ白なお粥がやってきました
薬味のパクチー、白ネギ、揚げワンタンを入れて、米が原型をとどめないトロトロのお粥を口に運びました

粥には鶏肉と生姜がたっぷり入っており、鶏出汁が素晴らしく、朝から幸せな気分になれる味でした
ふわふわの自家製叉焼飽を2つに割ってみると、中からは茶色い大きな叉焼がゴロゴロ出てきました
食してみると八角の香りがしっかりする豚まんで最近香辛料に興味を持ち始めた竹バイクには勉強になる味でした
最後にデザートのオレンジを頂き、急須で提供されるジャスミンティーをゆっくり飲んで満足して店を出ました

オススメ度　★★★★

神戸南京町の南京西路から1本入った路地にある「洋食屋 双平」でランチを頂きました
趣味のカメラなどが並ぶ老舗洋食店のカウンター席に座り、ミックス定食A\900を注文しました
この定食にはミンチカツ2個、エビフライ1個、温野菜サラダ、ご飯、味噌汁が付いています
注文から5分ほどで各種フライとたっぷりの千切りキャベツ、温野菜、マカロニがワンプレートに乗ってやってきました
細長く形作ったミンチカツと大きなエビフライにはたっぷりデミグラスソースがかかっています

ミンチカツを噛むと衣の中に閉じ込められていた肉汁が解放され、口の中に肉の旨味が広がります
立派な海老フライの身はプリプリで食べ応えがあり、勿体なくて尻尾まで残さず頂きました
野菜のボリュームも相当あり、出汁香る味噌汁を食べ終えると本当にお腹いっぱいになりました
料理の写真を撮っているとカメラ繋がりで御主人が気さくに話し掛けてくれる居心地の良いお店でした

オススメ度　★★★

名古屋駅太閤口から徒歩3分ほどの路地にあるカフェ「ロジウラのマタハリ 春光乍洩」でランチを頂きました
ランチは日替わり、タイカレー、パッタイの3種類から選ぶスタイルでスープとドリンク（柚子茶orコーヒー）が付きます
私の少し前で日替わりが売り切れたので、タイ風焼きそばのパッタイ\850と無料の小ライスを注文
待つこと10分ほどでナッツがたっぷりかかった米の平打ち麺パッタイが彩り豊かなサラダと一緒にやってきました
早速食べてみると、ビーフンを太くして弾力を増したような食感で想像以上に面白いタイプの麺です

エビの香りが印象的で、東南アジアのエスニックさを感じられる味付けになっていました
唐辛子も相当入っているのでピリッとした辛みがあり、小ライスを付けて正解でした
料理を食べ終えると柚子茶がサーブされ、飲んでみるとお茶というよりホット柚子でした
スライスした柚子を食べながら、甘くて温かい柚子茶でほっと一息ついて午後からの仕事に向かったのでした

オススメ度　★★★★

東三国駅から東へ2分ほどのところにあるヘジャンク専門店「耽羅」で夕食を頂きました
ヘジャンクはスンドゥブチゲに似た朝鮮のスープ料理のひとつで、二日酔いのときなどに食べるそうです
カウンター席に座って、牛肉、豆腐、えのき、もやしが入ったおすすめのヘジャンク\900を注文
カクテキと水菜玉ねぎサラダを食べて待つこと10分ほどで熱々の鍋に入ったヘジャンクがやってきました
チャプチェ、五穀米、生卵が一緒に出されるので、まずは生卵をヘジャンクに入れてまろやかさをプラス

スープを口に運ぶと、チゲスープにもつ鍋の風味と薬膳の苦みをプラスしたような感じでした
そんなスープに豆腐やもやしなどの具材がたっぷり入っているので、ご飯をおかわりしても十分なボリュームです
提供段階ではそれほど辛くないので、テーブルに置いてある唐辛子で辛さ調整するのがおすすめです
メインのヘジャンクだけでなく他にも色々付いて\1000以下というのはコスパ良過ぎだと思います

オススメ度　★★★★

日曜日のランチに伊丹市役所の東側に店を構えるうどん処「ふっさん」にお邪魔しました
一軒家の1Fが店舗となっているようで、自家製麺を打つための製麺室も店内にありました
カウンター席に座り、かけうどん大盛\500に煮玉子天\120とちくわ天(1本)\150を付けて注文
5分ほどすると黒い器にお汁よりも多いのではないかと思うくらいたっぷりのうどんが入ってやってきました
この店のうどんの特徴は池田の吾妻のささめうどんを彷彿とさせる麺の細さです

うどんとにゅうめんの間という表現がぴったりで、啜ると一気に麺が口の中に飛び込んできます
関西風の出汁に腰まで沈んだ煮玉子天は半熟で、オレンジ色の黄身に麺を浸けて食べると絶品です
丸ごと1本を揚げた熱々のちくわ天は青のりの香りを纏っており、出汁に沈めずに単品として食べるのもありだと思いました
かけうどんの安さもさることながら、カレーうどんや丼などメニューも豊富なのでランチに使い易いお店です

オススメ度　★★★

伊丹市の昆陽池公園の北側に店を構える洋食店「ル・メニューよし井」でランチを頂きました
古びた外観の店で一瞬入るのを躊躇しましたが、店に入ると感じの良い店主が迎えてくれました
内装やにおいに歴史を感じながらテーブル席に座り、Aランチの魚とムール貝のトマトソース\1000を注文
注文から10分ほどで一人で切り盛りする店主がメインディッシュと一緒にスープ、ライスを持ってきてくれました
メインはたっぷりのトマト、菜の花、ナス、パプリカなどの野菜が鱈の上に乗った彩豊かな一品です

鱈の身は箸で簡単に解れる柔らかさで、骨はきちんと取り除かれているので非常に食べ易かったです
トマトソースはトマトの酸味にカレーのような香りがプラスされていて、あっさりした鱈にぴったりでした
そこに野菜とムール貝から旨味が染み出して、仄かな苦みがある深い味わいに感動してしまいました
洒落た店ではないですが、料理は抜群なので隠れた名店として覚えておきたいと思います

オススメ度　★★★★

阪急服部天神駅から西へ5分ほどのところにある「さぬき手打ちうどん銭形」でランチを頂きました
この日最初の客としてカウンター席に座り、一風変わったキーマカレーうどん1.5玉\1210を注文してみました
注文から15分ほどしてお待ちかねのうどんがデザインが美しい紺青の皿に入って運ばれてきました
うどんとキーマカレーをしっかり絡めて頂くと、ピリッと刺激的なカレーの味が最初に口に広がりました
クミンシードなどのスパイスとひき肉がたっぷり入ったお子様向けではないスパイシーなキーマカレーです

うどんの断面を見ると、表面付近は透き通っており、中心は白い部分が残る和のアルデンテでした
麺は温かいので讃岐うどんのコシというより、食べ応えのある剛麺という表現の方が相応しいです
うどんを食べ終えるとカレーが残ったので白ご飯\160を追加して、カレーライスとして美味しく頂きました
料理は美味しいですが、うどん1.5玉と白ご飯で\1370は庶民感覚からすると少し高いというのが正直な感想です

オススメ度　★★★

須磨海浜公園駅と須磨海岸を結ぶドルフィンロードに店を構える「炊きたてご飯＆cafe RIZO」でランチを頂きました
ランチは前菜、メイン、ドリンクが付いて\1320で、メインはおむすび、バターライス、リゾット、ドリアから選べます
かなり悩みましたが、メインとドリンクは但馬鶏のエスニックバターライスとグアバミックジュースにしてみました
最初に前菜の豚バラ肉の赤ワイン煮込み＆小海老とバジルのポテトサラダ＆各種野菜が切株デザインの皿に乗せて運ばれてきました
チャービルとピンクペッパーがオシャレに添えられた豚バラは非常に柔らかく、前菜からレベルが高いです

ポテサラというシンプルな料理に小海老、バジル、チーズせんべいを加える工夫も素晴らしいと感じました
続いて白いお皿にレモンの黄色、トマトの赤、ネギとパクチーの緑が映えるバターライスがやってきました
パクチーとナンプラーが醸し出すエスニック感とレモンの酸味が病みつきになり、スプーンが止まらなくなりました
ベビーカーでも入りやすく、子供向けの絵本などもあって小さな子供がいる家族にもオススメ出来るお店です

オススメ度　★★★★★

阪急宝塚南口駅から西へ200mほどのところにある魚食処「まるさん松本」でランチを頂きました
超人気店のようで雨の中でも10人以上が待っており、入店できるまでに40分くらい待ちました
カウンター席に座り、刺身20種、アラ汁、ブリ大根、しらす、ごはん、漬物が付いたお造り定食デラックス\1870を注文しました
鮪は赤身、トロ、中落の3種が食べ比べられ、鯛やブリ系の他にきびなご、赤貝、甘えび、イクラ、クラゲなど盛り沢山です
刺身を口に運ぶと想像を遥かに超える新鮮さで、各魚介類の味、食感、脂、甘みなど文句の付け所が無かったです

新鮮さの象徴は活の蛸足のぶつ切りで、何も考えずに食べたら舌に吸盤がくっついてびっくりしました
刺身だけでなく、巨大な器に入ったアラ汁もボリュームと質に関しては負けていません
色んな魚のアラが入っており、脂の乗った身だけでなく皮や骨の間にコラーゲンまで残さず食べたくなる旨さです
ご飯もお代わりできて、2000円足らずでこれだけの質の高い魚介類が鱈腹食べられるのは驚愕です

オススメ度　★★★★★

中国道宝塚ICから南東へ500mほどのところにある「中華そば雀」で昼ごはんを頂きました
油そばのきりん寺などを展開する雀グループで現在唯一「中華そば」を冠に掲げる店のようです
入店して券売機で中華そば\780とランチセット（餃子＆ライス）\320を購入し、壺の形をした椅子に着席
5～10分ほどして最初に餃子とライスが運ばれてきたので、餃子のタレにラー油を入れて早速頂きました
皮の中に緑の餡がパンパンに入っており、パリッと食感のジューシーな餃子はライスが進みます

続いてやってきた中華そばの見た目はチャーシュー、メンマ、海苔、白髪ネギ、カイワレがトッピングされた醤油ラーメンです
スープは熊本県産の秋刀魚節を使った面白いタイプで、そこに海老の風味がプラスされているように感じました
しっかりした味のスープが表面がツルツルの太麺に絡み、トッピングの白髪ネギとの相性が最高でした
コスパは普通ですが、宝塚ICから近いので駐車場もあり、家族でも入りやすいラーメン屋だと思います

オススメ度　★★★

阪急メンズ館B1F南側出口近くにあるイタリアン「トラットリアあるふぁ」でランチを頂きました
カウンター席に座り、パスタ、メイン（魚or肉）、スープ、サラダ、パンが付いたPiato Unico（ピアトウニコ）\1150を注文
パスタはナスとバジルのトマトソース、メインは肉料理の三元豚のグリルを選択しました
まずベーコンと玉ねぎが入った優しい味のスープがやってきて、食べ終えるとパスタとメインがほぼ同時にサーブされました
縮れた平打ち麺のタリオリーニが真っ赤なトマトソースとチーズによく絡み、生パスタ独特の柔らかい食感が楽しめました

トマトソースの酸味を纏った麺にバジルの風味がアクセントになっていて、家庭では出せないプロの味でした
メインの皿にはローズマリーが添えられた三元豚に、赤黄緑の彩の美しいサラダとパンが脇を固め、見た目から食欲をそそります
グリルの味付けは塩だけなのですが、豚本来の素材の旨味を上手く引き出していてシンプルだけど美味しかったです
最後に余ったパスタソースをパンに付けて頂くと、トマトの酸味がパンに絶妙にマッチして最高でした

オススメ度　★★★★

中崎町駅から徒歩3分ほど天五中崎通商店街にある「中華ダイニング奥川」でランチを頂きました
カウンター席に座り、店員さんにメニューについて聞いて、悩んだ挙句、麻婆豆腐ランチ\1250を注文
注文から10分ほどで麻婆豆腐、小鉢、サラダ、ごはん、スープが乗ったお盆と蒸籠に入った点心が運ばれてきました
まずは翡翠や真珠のような透明感のある点心から頂いてみると、モチモチした皮の中にはエビが閉じ込められていました
メインの麻婆豆腐は一般的な物より色が黒めで、口に運ぶと最初に醤の塩味が主張してきます

その後に麻（しびれ）、最後に辣（からみ）が味覚に作用して、豆腐とミンチ肉との相性も抜群です
麻婆豆腐のボリュームは相当あるので、どんな小食な方でもごはんをおかわりしたくなると思います
小鉢に入ったよだれ鶏やキュウリはピリ辛度合いが丁度良く、これだけでご飯1杯いけてしまいそうです
最後にデザートの杏仁豆腐と寒天を頂いて、お腹いっぱいになって店を後にしました

オススメ度　★★★

平日恒例の北新地ランチで、以前から気になっていた洋食レストラン「カラーズ」にお邪魔しました
この店のランチは月・火限定で、オードブル盛り合わせと生パスタが\900というお値打ち価格で頂けます
席に座ると、1分ほどでパン、サラダ、ポテサラ、ブロッコリー、オムレツ、フルーツが乗ったプレートがやって来ました
ひとつずつの量はそれほど多くないですが、酸味が効いたトマトソースがかかったオムレツなど工夫がされています
オードブルを食べているうちにブルーの深皿に盛られて、ベーコンと茸のペペロンチーノがやってきました

ガーリックの風味と唐辛子の辛みが染み出したオイルに縮れた全粒粉の平打ち麺がしっかり絡んでいます
パスタを食べてみると、生パスタなのに柔らかいだけでなくしっかりした食感があり、麺自体のレベルが高いです
ピンク色のベーコンとしめじ、エリンギなどのキノコ類もパスタにマッチしてシンプルに美味しかったです
最後に皿に残ったガーリックオイルに、ほんわりと甘いクルミパンを浸けてオイルまで残さず完食しました

オススメ度　★★★

阪急苦楽園口駅から東へ徒歩5分ほどのイタリアン「カルボニエラ デル トロ」でランチを頂きました
カウンター席に座ると、メニューと一緒に店員さんがルイボスティーを持ってくるところからしてオシャレです
今回はパスタランチの中からへらガニと野菜のトマトクリームソース\1100と自家製プリン\290を注文
注文して直ぐに前菜として自家製ツナのペーストがサラダと一緒にサーブされました
サクッと食感のバケットの上にたっぷりのパルメザンチーズが乗ったツナサラダといった感じでした

前菜を食べ終えてしばらくすると、小型のカニの足がたっぷり入ったトマトクリームパスタが運ばれてきました
トマトソースにカニ独特の風味がしっかり染み出していて、見た目はシンプルですが味は濃厚な一品に仕上がっています
試しにカニを丸ごと食べてみると、甲羅も噛み切れるくらい柔らかかったので爪の先まで残さずに完食致しました
最後にカリカリのキャラメルで表面が覆われたトロトロプリンをゆっくり頂いて、満足して店を後にしました

オススメ度　★★★★

御堂筋線大国町駅から東へ3分ほどの木津市場にある「三ツ輪食堂」で朝食を頂きました
市場なので刺身などの海鮮メニューにも惹かれましたが、この店の名物である肉巻き定食\1300を注文
注文すると直ぐにおっちゃんがご飯、冷奴、しらす大根、漬物を持ってきてくれました
冷奴としらすを食べながら5分ほどすると「兄ちゃんお待たせ！」とおばちゃんがメインの肉巻きを持ってきてくれました
肉巻きというのはたっぷりの牛肉を玉子で包んだ肉入り玉子焼きのことで上から出汁と青ネギがかかっています

玉子の味付けは濃くないですが、肉自体が甘辛く味付けされているので口に入れるとすき焼きを思い出します
さらに出汁の風味とネギの香りがふっくら半熟の玉子に絡んだ玉子焼きの王様みたいな感じの食べ物です
定食には味噌汁も付いており、ぷっくりした身のアサリがゴロゴロ入っていて、これまた美味いです
玉子焼きに\1000以上払うのは勿体ないと最初は思ってましたが、ボリュームを考えたらアリだと思います

オススメ度　★★★

四つ橋線北加賀屋駅から南東へ10分ほどのところにある洋食店「ニューとん助」でランチを頂きました
カウンター席のみの店内に入ると、私の前に待っているお客さんが8名ほどいましたが10分ほどで案内されました
セットメニューはないのでトンカツ\800、ポタージュ\300、ライス小\100を注文しました
最初に真っ白な温かいポタージュが出されたので早速頂いてみると、見た目と異なる味に衝撃を受けました
強烈なニンニクの香りと仄かな辛みが口の中に広がり、まるでスペインのフリヒリアナで食べたガスパチョを思い出しました

癖になるスープを飲んでいると、ライスとデミグラスソースがたっぷりかかったトンカツが運ばれてきました
\800とは思えないボリュームの豚カツを切るとサクサクの薄い衣が剥がれて、しっかり中まで火が通った豚肉が現れました
濃厚なデミソースが肉と衣にピッタリで、調理前にナイフで肉に切れ目を入れてくれているので簡単に噛み切れます
ポタージュもトンカツもちょっと変わっていて面白いというのが人気の秘密なんだろうなぁと思いながら店を後にしました

オススメ度　★★★★

大阪市中央卸売市場の東棟南側にある飲食店「大輝」で朝食を頂きました
9時過ぎに訪れたときにはお客さんはおらず、テーブル席に着くとおばちゃんが冷たいお茶を出してくれました
海鮮丼にも惹かれましたが、他所ではあまり見ないマグロホホ肉のタタキ定食\1500を注文してみました
バーナーのような音を聞くこと10分ほどで山盛りのタタキに小鉢3種、味噌汁が付いた定食がお盆に乗せて運ばれてきました
マグロホホ肉のタタキは食べやすいように薄切りにしてあり、上から大量の刻んだ大葉がかかっています

適度な焼き色が付いた外側と白っぽい筋が見えるレアな内側を観察しながらネギと紅葉おろしを乗せ、ポン酢に浸けて頂きました
最初にタタキならではの燻された香りが口から鼻に抜け、ホホ肉ならではのコリコリした食感が面白いです
大葉の香りが強いので、個人的には何も薬味を乗せずにシンプルにホホ肉の味を楽しむのがオススメです
魚の身入りの味噌汁や湯葉、ひじきなども美味しく頂いて、ちょっと贅沢な健康的な朝ごはんに満足して店を出ました

オススメ度　★★★

御堂筋線本町駅から北へ5分のビル1Fにあるスパイスカレー店「ボタニカリー」でランチを頂きました
整理券制になっており、10時半前に行って案内時間12:30の整理券を何とかGETできるくらいの人気店です
12:30に店に戻るとカウンター席に案内され、店名が付いたボタニカリー\980+1辛\50を注文してみました
注文から5分ほどで青い皿にご飯、ルー、野菜等が美しく盛られたカレーがやってきました
ルーはとろみがあってスパイス感はそれほど強くなく、スパイスカレーと普通カレーの中間くらいで食べやすかったです

このルーはチキンベースで、スープカレーくらい柔らかくなった鶏肉が入っています
ご飯の上には美しくスライスされたカボチャと、スパイスを絡めたエスニックに仕上げた絶品キーマが添えられています
そこに芋、蓮根、茸、葉物、ワカメ、豆腐、鰹節などが色々入った野菜部分を混ぜて食べると無限の組み合わせを楽しめます
ヘルシーで見た目も美しい部分が女性人気が高い理由なんだろうなと思いました

オススメ度　★★★