三ツ輪食堂　（大阪市浪速区　2020年06月20日）

御堂筋線大国町駅から東へ3分ほどの木津市場にある「三ツ輪食堂」で朝食を頂きました

朝4時から14時まで営業しているので、めっちゃ早起きの人にもありがたいお店です

カウンタのみの狭い店内に腰掛けると、おっちゃんが冷たいお茶を持ってきてくれて「何にする？」と聞いてくれました

市場の中にあるので刺身などの海鮮メニューにも惹かれましたが、この店の名物である肉巻き定食\1300を注文

注文すると直ぐにおっちゃんがご飯、冷奴、しらす大根、漬物を持ってきてくれました

ただの豆腐、しらす、大根おろしなのですが、ペコペコのお腹には絶品に感じられてご飯が進みます

冷奴としらすを食べながら5分ほどすると「兄ちゃんお待たせ！」とおばちゃんがメインの肉巻きを持ってきてくれました

続けざまに「直ぐに味噌汁も出来るからなー」と言って、30秒後くらいにで味噌汁が来て、定食の品が全て揃いました

こんな感じの人間味溢れる対応が個人的には大好きです

話を料理に戻しましょう

肉巻きというのはたっぷりの牛肉を玉子で包んだ肉入り玉子焼きのことで上から出汁と青ネギがかかっています

玉子の味付けは濃くないですが、肉自体が甘辛く味付けされているので口に入れるとすき焼きを思い出します

さらに出汁の風味とネギの香りがふっくら半熟の玉子に絡んだ玉子焼きの王様みたいな感じの食べ物です

The King of Tamagoyaki!

結局、いつの間にかこの肉巻きの虜になっており、汁を残すのも勿体なくて一滴残さず頂きました

続いて視線を味噌汁に移すと、ぷっくりした身のアサリがゴロゴロ入っていました

新鮮なアサリが手に入る市場だからか、こんなに立派で美味いアサリを食べたのは久しぶりな気がします

今回、この定食を食べる前までは玉子焼きに\1000以上払うのは正直勿体ないと思ってました

でも肉巻きのボリュームと汁まで残させない不思議な魅力を考えたら\1300でも体験するのはアリだと思います