栃木県南旅行記'24 2024年11/08-11/09 |
11/8(金)、17時に東京ビッグサイトを出て東京BRTというバスで新橋に移動。 JR新橋駅横のビルにある老舗洋食店むさしやでオムライスを頂きました。 詳細 18時過ぎにJR新橋から東京方面に移動して新幹線で帰阪... ...と思いきやいつの間にか東京駅を過ぎて上野駅にいました。 私の足が勝手に乗換を行い、気付けば宇都宮行の快速ラビットに乗車していました。 ということで今回の出張ついで旅は栃木県を目指します。 そして栃木県の中でも県南部の小山市、足利市、佐野市、栃木市が今回の目的地です。 上野で乗り換えたものの席には座れず、上野駅を18:19に出発してから目的地の小山駅に19:28に着くまで立ちっぱなしでした。 東京ビッグサイトを一日中歩いて足が棒になった後でのこれはマジでキツかったです。 それはともかく小山は東京の中心部から快速で1時間10分くらいなので栃木県ではあるものの通勤圏ですね。 小山駅を出て北へ7分ほどのところにあるスーパーホテル小山が今回の宿泊先。 ポイントは足の疲れを癒せる天然温泉の大浴場があるところ。 チェックインを済ませて着替えて早速風呂...ではなく外出です。 自分で自分の足を限界まで酷使する意向です。(笑) せっかく小山に来たのだからローカルな物を食べないといけませんよね。 新橋でオムライスを食べましたよね?というツッコミは受け付けません。 向かったのはホテルから徒歩10分ほどの藤ヱ門といううどん店。 詳細 小山のローカルフードとしてメディアで取り上げられたこともある肉汁うどんがお目当てです。 鍋の〆のうどんみたいな感じで並盛400gという衝撃。 本日2回目の夕食ですが完食してお腹いっぱい。 ホテルに戻るともうすぐ20時半過ぎ。 今回泊まったホテルでは21時までつまみとドリンクが食べ放題のウェルカムサービスがやっていたのでワインと味好み的なおかしを頂きました。 酒とつまみは別腹です。 こうしてワインを呑みながら部屋でサイトの更新作業を進めていたら23時。 ホテルの大浴場は時間で男女を分けており、23時からは男性の時間でようやく念願の風呂に入れます。 温泉に浸かってストレッチをしたら一日の身体の疲れがスーッと取れました。 この日は朝5時台に起床したこともあり、眠かったので日が変わったくらいには床に入りました。 ただ翌朝も朝5時台に起床です。 休みの日なのに5時台に起きるとかどんだけおじいちゃんなんだよと思われるかもしれませんが理由があります。 朝6時半からホテルの前のtimesカーシェアを利用して朝7時から競技が開始する熱気球のイベント「おやまバルーンフェスタ」に向かいます。 子供の面倒を見ないで良いという自由のためなら早起きなんてへっちゃらです。 timesで予約していた車の鍵をカードで開けて入るとなんか変です。 フロントガラスが凍ってました。 この日の小山市の最低気温は4℃だったので車が置いてある場所によってはあり得る話ですね。 フロントガラスを溶かしてから何とか出発。 向かったのはホテルから3kmくらい南西にある小山総合公園。 10分ほどで会場に到着すると既に1機の気球が立ち上げ準備をしていました。 この気球が最初に飛び立つタンポポ号で競技の前に最初に飛び立ちます。 その後、タンポポ号の後ろにいる各気球がだんだんと膨らんでいきます。 気球は上部に繋がっている紐を引っ張って少しずつ立ち上げ、飛んでいかないように下では籠を支えています。 膨らむに連れ、気球と気球が押し合いへし合い。 ここから気球が飛び立っていくのですが、初気球見学なので写真撮影タイミングが分かりません。 とりあえず色々撮ったので貼っておきます。 こうして7時半頃には全ての気球が原っぱから飛び立ち、会場は飲食店などの準備が始まりました。 竹バイクの目的は気球だけなので早々に会場から退散し、ホテルに戻って朝食。 普段なら意地でもモーニングを食べに行く竹バイクですが、このエリアのホテルは大体無料の朝食が付いています。 そのせいか朝飯を食べられる飲食店は少なく、モーニング文化皆無のエリアのようです。 ただスーパーホテルの朝食は栃木県産の材料を多く使い、思っていたより豪華で美味しかったのでホテルの朝食も悪くないですね。 こうして再び部屋でゆっくりして次の目的地に向かうのでした。 |
栃木県南旅行記'24 2024年11/08-11/09 |
8時過ぎまでホテルの部屋で休憩してからチェックアウトして再び車で出発。 小山を離れて最初に向かうのは西へ40kmほど離れた足利市です。 国道50号は非常に走りやすく、1時間足らずで足利市の太平記館駐車場(無料)に到着。 この旅でも何回か駐車場に車を停めますが、どこも無料だったので栃木県は太っ腹です。 足利市はその名の通り、室町幕府を開いた足利氏発祥の地です。 歴史ある寺社などがありますが、街を歩いていて最初に思ったのは全然人が歩いていないということ。 駐車場が無料なのも人が歩いていないのも車社会の宿命なのかもしれません。 足利氏で最初に訪れたのは鑁阿寺というお寺です。 足利氏の邸宅跡にあるお寺で、本堂は国宝に指定されています。 本堂の前にはライトアップ用の照明がセットされており、調べてみると足利市では市内の観光名所をライトアップするイベントが行われているとのこと。 instagram等のSNS全盛の時代において、映えは重要ですから観光地の盛り上げ方としてその方向性は間違っていないと思います。 経堂では足利15代将軍の像を見られるということでしたが、有料なのでスルーしました。 鑁阿寺を離れて、西へ少し歩くと小高い丘の上に足利織姫神社があります。 丘の上なので階段を上らないといけませんが、体力は惜しくないのでいくらでも上がります。 階段を上がっていると横道に見たことがない色の鳥居が現れました。 7色の鳥居...。 鳥居が朱だと誰が決めたと言わんばかりのデザインでどこか現代芸術感がありました。 229段の階段を上り終え、足利織姫神社の本殿が現れました。 この神社は歴史があるわけではないですが、きれいな本殿なので訪れる価値はあります。 また高いところにあるので足利市街と市内を流れる渡良瀬川を見渡すことも出来ます。 織姫神社なので本殿近くには恋人の聖地として鐘が置かれていました。 もしこの旅でフォーリンラブしたら社会的にマズいので鐘は鳴らさないでおきました。 織姫神社の次は足利市街散策として足利駅まで歩いてみることにしました。 東西に走る中央通り周辺が足利市の市街地エリアだと思われます。 人通りは相変わらず少ないですが、エリアの中心都市にありがちなレトロな建物がちらほらあります。 足利市立美術館を見に行ってみると美術館らしき建物が見つかりません。 美術館がマンションと一体化していました。 その後到着した足利駅の外観は昔ながら国鉄の中心駅という感じを受けました。 駅舎入口横にベンチがあったのですが不思議な形をしています。 このベンチの凸凹は足利周辺の地形を表しているのだとか。 めっちゃ座りにくいですね。(笑) 駅から鑁阿寺方面に戻り、向かったのは足利学校。 参道には孔子像がお出迎え。 巷で話題の孔子学院ではありません。 当時の学問において儒学は外せないので孔子を祀っているようです。 足利学校の創設時期は平安だとか鎌倉だとか諸説ありますが、日本最古の学校を謳っています。 ここは有料ですが、足利市を代表する観光地なのでせっかくなので入りました。 窓口で入場料を払うと入学証を渡されるとともに窓口のお姉さんが言ってくれました。 ご入学おめでとうございます。 どう返して良いか分からず、「あっ、はい...」と言ってしまいました。(アドリブ弱っ!) とりあえず足利学校は金銭で入学可否が判断されると解釈しました。 足利学校の藁ぶき屋根の建物(方丈)が晴天によく映えます。 建物の中にも入ることが出来て、ゆっくり庭を眺めて心を落ち着かせる場所には良いです。 ただ竹バイクはせわしないので作業のように全てを見て回りました。 足利学校には丸い鉢にきれいな花が飾ってあり、花にも心が癒されました。 ここで花は堪能したので足利市の観光名所足利フラワーパークはスルーすることが決定しました。 足利学校を出たら気付けば11時を過ぎており、次の目的地への移動も考えましたが足利市内で昼食にすることにしました。 駅から西へ1kmほどのうなぎ料理店「魚政」で足利名物のうなぎを頂きました。 詳細 多少値は張りますが、蒸してから焼く関東風のうなぎが竹バイクは好物なので満足です。 こうしてお腹も満たされて正午頃に足利を離れたのでした。 |
栃木県南旅行記'24 2024年11/08-11/09 |
足利で思いのほか時間を費やし、車に戻ったら正午。 次の目的地で悩みました。 栃木市には絶対に行くとして佐野市に行くべきかどうか...。 この季節特有のつるべ落としの太陽との競争も考慮しないといけません。 でも今回佐野に行かなかったら一生行かない気がしたので、とりあえず行ってみることににしました。 足利市から県道67号を走ること30分ほどで佐野市の観光物産館に到着。 佐野市の滞在時間は最長1時間と決めて観光開始。 ほぼタイムアタックみたいになっています。 まずは観光物産館の近くにある佐野厄除け大師へ。 佐野市街で唯一(?)の観光名所であり、寺の中にはそれなりに人がいました。 ただ人の数より気になったのはこいつの数です。 至る所に佐野市のゆるキャラの「さのまる」がいるんです。 写真を撮ったらさのまるが写らないところがないくらいです。 この日は境内で関東菊花競技大会が開催されていたので少しだけ見学。 ただタイムアタック中なので佐野厄除け大師はこれくらいしてJR佐野駅方面に向かいます。 佐野市も足利市と同様に市街地に全然人通りがありません。 地図を見ると「さのまるの家」と書かれた場所があるので行ってみました。 市役所でした...。 Google mapで「さのまるの家」と書かかれている時点で佐野市はさのまるに占領されていると見做して良いと思います。 こうして佐野駅に到着。 JRと東武鉄道が乗り入れる駅で、現代的なおしゃれな外観です。 駅前には当然のようにさのまる様の像がありますけどね。 珍しいのは連絡通路を抜けて北側は直ぐに城山公園という公園に直結していること。 春に花見をしてくださいと言わんばかりの立地です。 駅から車まで戻る途中、いくつか歴史がありそうな建物を見ましたが、場所がバラバラで観光地化は難しいですね。 昭和中期の雰囲気を残す街灯を見てこの市街地も時代に取り残されているなぁと考えさせられました。 こうして佐野観光は終えたのですが、さのまるを見ていたら佐野名物を食べたい気分になりました。 そう、佐野ラーメンです。 そこでこれまた昭和感が残る街のラーメン屋ほりこしで佐野ラーメンを頂きました。 詳細 栃木テレビで国学院久我山と作新学院のラグビーの試合を見ながらシンプルな中華そばをすする贅沢な時間です。 ラーメンを食べ終えて、観光物産館で子供たちにさのまる様の顔が描かれたお菓子を購入して佐野でのタスクはすべて終了。 ラーメン欲に負けてタイムアタックのミッションは失敗しましたが私は満足です。 |
栃木県南旅行記'24 2024年11/08-11/09 |
佐野市で欲望に勝てずに佐野ラーメンを食し、土産を買っていたら時刻は13:45。 次は最後の目的地である栃木市を目指します。 佐野市から右手に岩船山を見ながらぶどう畑エリアを抜けて、14:20頃に栃木市の無料駐車場(旧警察署跡地)に到着。 太陽が沈むまでまだ2時間強あるので何とか日が暮れる前に観光は出来そうです。 栃木市は関東の倉敷と呼ばれており、川と蔵の街並が有名です。 この日も観光客が船頭さんの説明を聞きながら小舟に乗っておりました。 竹バイクは船よりも自分の足で回る派なので、観光地図を片手に街歩き開始。 栃木市街地には江戸から大正あたりの古い建物が各所にあります。 旧栃木町役場の建物は栃木市立文学館として有効活用されており、歴史的な建物を有効活用する方針は素晴らしいです。 旧日光例幣使街道沿いの嘉右衛門町付近は重伝健地区に登録されています。 ただあまりこのエリアを歩いている人の姿はありませんでした。 嘉右衛門町は小舟に乗って観光するエリアから少し離れているので観光地として盛り上げづらいのかなと思うところです。 市街地を南北に走る蔵の街大通り沿いにも沢山趣がある建物がありますが、市役所と一体化した背の高い東部百貨店もあります。 足利の美術館もですが、栃木県民は何かと何かを足し合わせた施設が好きみたいです。 歴史ある建物をリノベーションした面白そうな店もありましたが、車が多く通るメインロードなので雰囲気が何かと惜しいです。 この栃木市だけでなく、川越でも佐倉でも関東の重伝建エリアは車が頻繁に通る点が残念といつも思います。 それはともかく通り沿いにはとちぎ山車会館というものもあり、秋祭りで出される江戸型人形山車を見ることが出来ます。 ただ500円を払うほど興味は無かったのでスルーしました。 さのまるほど主張は激しくないですが、栃木市にもイチゴを持ったゆるキャラの看板がありました。 さのまるだけでなく、栃木市のとち介も覚えてあげてください。 その後、栃木駅まで歩いてみることにしました。 栃木駅は現代アートらしきものがある三角屋根が特徴の現代的な駅です。 近づいてみようと思ったものの、地元のヤンキーがたむろしていたので止めました。 駅からの帰り道でもう一度巴波川沿いを歩いて駐車場に戻りました。 あとは帰るだけで栃木市から小山市まで30分程度移動して車を返却。 車を返すと16時20分頃になっており、太陽はもうかなり西傾き、辺りは少しずつ暗くなってきていました。 こうして小山駅まで戻り、小山16:41発の普通電車に乗って東京駅に18:10頃到着。 19時の新幹線まで時間があるので東京駅周辺で夕飯を食べようとしたのですがここで問題発生。 東京駅近くの飲食店がどこも行列で入れません。 結局、お茶とおにぎりを購入して新幹線で帰阪しました。 極めてタイトなスケジュールでしたが、充実した旅になったので個人的には満足です。 ただタイト過ぎるので良い子はマネしない方が良いですよ。 |
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