知多旅行記'24 2024年08/03 |
8/3(土)、竹バイクは名古屋駅近くのホテルで目覚めました。 前日の名古屋出張を利用して今回もふらっと旅に出ます。 今回の目的地は知多半島の中央部の東西に位置する半田と常滑です。 まずは腹が減っては戦ができぬということで柳橋中央市場で朝食。 いつも出張帰りの夜しか行かないので、活気ある朝の市場が逆に新鮮でした。 市場内にある「さらしな」で中トロ丼と冷たいきしめんを頂きました。 お値段はそこそこしますが、市場の中にあるだけあって魚の質も良く、美味しかったです。 さらしなの詳細はこちら。 リンク 朝食を終えて再びホテルに戻って身支度を整え、いざ出発。 名鉄名古屋駅から河和行の電車に揺られて、10時頃に半田市の住吉町駅に到着。 名鉄知多半田駅の1駅手前の駅ですが、まずはこの駅から東へ徒歩5分ほどのところにある半田赤レンガ建物に向かいました。 半田赤レンガ建物は明治期に建てられた旧カブトビール工場です。 レトロな外観の建物の中に入ると見学や土産販売などがあり、復刻版のカブトビールも購入可能です。 いつものことながら竹バイクはチラッと見てスルーしましたけどね。 半田赤レンガ建物を出て、南に延びる紺屋海道を歩いてみました。 昔は染物屋が多かったことが名前の由来のようですが、今は当時の面影が僅かに残るのみです。 紺屋海道を通って、JR半田駅の東側エリアあたりまで歩くと「國盛」の大きな文字が現れました。 中埜(なかの)酒造の工場があり、代表的な銘柄が國盛だそうです。 細い路地に入ると酒の文化館なる建物もあり、見学無料なので入っていることにしました。 中には日本酒の製造工程の説明や関連する古い道具など展示があります。 歩いていると案内係の方が声をかけてくれて、無料で試飲も出来ますとのこと。 お言葉に甘えて、日本酒2種類と果実のリキュールを小さなカップで頂きました。 朝から呑む酒は格別です。(笑) 酒の文化館の隣には旧中埜半六邸があり、庭園が見学出来るようなので訪れてみました。 特に何かあるわけではないですが、和傘や風鈴が飾られた美しい庭園でした。 このエリアには重要文化財に指定されている小栗家住宅などもありましたが、時間がないのでスルー。 通りを南下すると目の前に巨大な建物が飛び込んできました。 皆さんが食卓で愛してやまないミツカンの本社です。 ミツカンの創業家が中埜家で今でも同族経営が維持されているらしいです。 ここまで出てきた中埜酒造はもちろんのこと、カブトビールも中埜家が関わっています。 半田観光というかもう中埜観光です。 ミツカン本社前にはミツカンミュージアムがありますが、この日は臨時休館日。 そのせいか人通りは少なかったですが、この辺りはミツカンマークの付いた黒壁蔵と半田運河があり、半田で一番の見どころです。 醸造業が盛んな半田ではこの運河を通って製造された酒や酢などが運ばれていたそうな。 観光スポットということで近くにある蔵のまち公園には「HANDA」の文字のモニュメントもありました。 こんな真夏に公園にいたのは私だけでしたけどね。 こうして半田観光のめぼしいところを抑えて、JR半田駅を横切って名鉄の知多半田駅方面に向かいました。 JRは単線で駅は工事中だったので、名鉄の方が中心駅のような印象を受けた次第です。 途中、歩いていると街灯にはきつねの絵が書いたフラッグが付けられていました。 半田はごんぎつねの作者の新美南吉の出身地でもあり、その点も推しみたいです。 知多半田駅前のポストにはごんきつねのご当地ポストになっていました。 それはともかく知多半田駅に向かった理由は次の目的地である常滑へ移動するためです。 半田から常滑は西に10kmほどですが、電車が走っていないのでバスで知多丘陵を越えます。 両都市間の交流はありそうなものですが、休日の昼間のバスは1時間半に1本と非常に少ないんです。 こうして汗だくの服で11時半発のバスに乗り込み、一路常滑に向かったのでした。 |
知多旅行記'24 2024年08/03 |
知多半田駅からバスに乗って30分ほどで常滑駅の南東に位置する常滑市の旧市街に到着。 時刻は正午を過ぎたくらいになったので、まずは昼食にすることにしました。 訪れたのは「知多らうど2629」というガツ盛り系のラーメン屋です。 常滑26(ジロー)というラーメンを注文したのですが、チャーシューの量が半端ないです。 美味しかったですが、食べ終わる頃にはグロッキーでした。(笑) 知多らうど2629の詳細はこちら。 リンク 昼食を終えて、エネルギは十分補給したので常滑観光開始。 常滑は日本六古窯に数えられる常滑焼で有名な地です。 旧市街にはやきもの散歩道という散策コースが整備されており、窯跡、レンガ煙突、ギャラリーが点在しています。 焼酎瓶が埋め込まれた壁、土管を作るときに出る捨て輪を埋めた地面など他には無い特徴的な景観です。 土管の壁がある土管坂も見どころのひとつです。 陶榮窯と呼ばれる現存する日本最大の登窯もあり、入れませんが近くから写真を撮ることはできます。 やきもの散歩道は入り組んだ細い路地ですが、分岐点に必ず案内標識があるので迷わずに散策できるようになっています。 案内標識に従って進むと常滑市陶磁器会館に到着し、ここにもご当地ポストがありました。 常滑市陶磁器会館の前の道はとこなめ招き猫通りと呼ばれており、常滑駅方面に150mほど行ったところに常滑のシンボルがあります。 高さ3.8m、幅6.3mの招き猫「とこにゃん」です。 とこなめ招き猫通りを跨ぐ橋の上からとこにゃんは拝むことができます。 その後、やきもの散歩道から外れて北西へ歩を進め、大蔵餅という和菓子屋に向かいました。 目的はかき氷を食べることとお土産を買うこと。 外に人は並んでおらず、ラッキーと思って店に入ってみると店内飲食レーンに番号札を取る機械がありました。 「待ち時間120分」の表示...。 頑張って歩いてきたのに...と思いながら2時間は待てないのでお土産だけ買って店を後にしました。 お土産についてはこの旅行記の最後に紹介します。 ここまでずっと歩いてきて、ポロシャツは汗で濡れていない場所がないくらいビチョビチョ。 このまま帰るわけにはいかないので南西に1.5kmのところにあるスーパー銭湯マーゴの湯へ。 LIXIL(旧INAX)の本社を横目にさらに汗だくになりながら進んでいたのですが、途中で違和感を感じました。 持っているスマホが熱すぎる。 温度が高すぎるのでどうたらという見たことない表示が出ていて焦って電源をOFF。 35℃を超える炎天下の中、mapを表示しながら歩くのは危険です。 こうして何とかマーゴの湯に到着。 汗を流して2時間くらい風呂でゆっくりしてから着替えてサッパリ。 マーゴの湯はイオンモール常滑に隣接しているので、イオンモールの中を通れば快適に移動ができます。 余談ですがイオンモール常滑にはとこにゃんより大きなまねきねこのオブジェがありました。 こうして常滑観光を終えて、帰路はイオンモール横のりんくう常滑駅から名古屋に戻りました。 名古屋駅に到着したのは17時半過ぎで少し早めの夕食をエスカにある串揚げの店「珍串」で頂きました。 珍串の詳細はこちら。 リンク こうして新幹線に乗って伊丹に戻ったわけですが、最後に子供たちに買ったお土産の紹介。 かき氷を食べられなかった大蔵餅で「トイレの最中」を買いました。 「最中」の読み方は「もなか」でも「さいちゅう」でも良いようです。 LIXIL(旧INAX)とのコラボ商品でそのまんまトイレの形をした最中です。 トイレの蓋が取れるようになっており、アンコを入れて頂きます。 何故か分かりませんが、説明書に「決してトグロを巻かないようにしてください」と書いてあります。 ...アンコですよ。(笑) このお土産におしりやパンツというワードが大好きな3歳と5際の我が子は大いに喜んでくれたのでした。 |
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