生駒山旅行記'23 2023年5/27 |
5/27(土)、新緑が美しいこの季節に生駒山周辺を一度歩いてみようと思い、ふらっと日帰り旅に出ました。 起床してラスクとヨーグルトだけを口に入れて、朝8時過ぎに伊丹の我が家を出発し、梅田経由で大阪メトロ千日前線の新深江駅で下車。 まずは新深江駅から東へ10分ほど歩いたところにある「高井田ラーメン住吉」で朝ラーを頂きました。 詳細 町工場のおっちゃんたちが多い地域のご当地ラーメンなので少し塩分多めですが、これから運動するのには丁度良かったかもしれません。 朝食を食べ終え、南に10分ほど歩いた布施駅から近鉄奈良線に乗車して石切駅で下車。 まずは旅の安全を願って石切さんにお参りです。 石切駅から石切劔箭神社までの急な下り坂は商店街になっていました。 占い、豆菓子などどれもTHE昭和ですが、思った以上に観光客の姿もあって想像以上に活気がありました。 石切劔箭神社に到着し、まずは絵馬殿の大きさに驚かされました。 鳥居を抜けると本殿があり、本殿に続く石畳の道で数十人が百度参りをしていました。 延々と本殿と鳥居の間を回り続けるようです。 私には絶対にできません。 再び石切の参道を戻り、近鉄線を越えてさらに坂を上ったところに石切劔箭神社の上之社があります。 急勾配の坂を上って辿り着いたものの、見所はよくわかりませんでした。 石切さんはこれくらいにして今度は近鉄線沿いを南に歩いて枚岡神社を目指します。 歩きながら上りのカーブを曲がりながら走る近鉄電車を写真に収めようと必死でした。 枚岡神社は河内国一之宮だけあって入口の鳥居からしてめっちゃ立派です。 こちらは駅近ですが参道的なものはなく、お参りに来ている人は多少いたものの静かな神社でした。 ここまでで生駒山西麓の神社巡りを終えて、安全祈願は完了。 ここからがこの旅の本番で枚岡神社から少し歩いて国道308号線に出ます。 実はこの308号線は国道とは名ばかりの酷道です。 暗峠という日本一の急勾配の峠道で奈良に抜ける道になっています。 写真で伝わるか全く自身が無いですが、最初の椋ヶ根橋から大阪方面を見るとこんな感じです。 これ以上の勾配が延々と続きます。 途中で芭蕉の句碑と説明があり、芭蕉は最後の旅で伊賀を出て大阪に向かった時にこの道を通ったようです。 そして大阪で病が悪化して亡くなったそうです。 こんなハードな道を無理して通ったのが原因では...。 そんなことを同じ伊賀者として思いながら、さらに上り豊浦橋に到着。 この橋の周辺には滝があったりしますが、ここからちょっと寄り道で枚岡展望台に行ってみました。 未舗装の山の中を歩くこと15分ほどで枚岡展望台に到着。 眼下に大阪平野を望む絶景が待っていました。 展望台から絶景を見ながらポカリをがぶ飲みして、ダッシュで戻って再び暗峠を目指します。 ここからは本当にただ上るだけ...。 たまに車やバイクが通りますが、誰ともすれ違わないのでかなり寂しいです。 連続した坂を延々と上るのはかなり足にきて、汗だくになりながら歩きました。 途中に不動明王石像や弘法の水とかありましたが、疲れていて写真も適当です。 何とか12時半過ぎに大阪と奈良の県境である暗峠に到達。 暗峠付近は休憩所などもあり、ここで休憩も出来ます。 ただ竹バイクは先を急いで生駒の山を下ることにしました。(生駒山下山編に続く) |
生駒山旅行記'23 2023年5/27 |
5/27(土)、石切から歩き始めて3時間半が経過。 暗峠を越え、ここからは下りで楽かと思いきや、下りも急勾配なのでブレーキをかけながら歩くのが大変でした。 途中で西畑の棚田など眺めが良い場所もありましたが、ほとんどただの山道で黙々と歩くしかないです。 しばらく下りてから国道308号を左折して生駒駅方面に向かいました。 しばらく歩いていると店が現れ、調べてみるとラッキーガーデンという森のレストランでした。 こんな山道にあるのに人がいっぱいで興味が湧いたので昼食をそこで頂きました。 詳細 カフェかなと思いきやスリランカ料理の店なんです。 なんでこんな山の中にそんなレアな店があるのか今でも分かりません。 それはさておき3種類のカレーと色んなスリランカのおかずが乗ったカレープレートを頂きました。 一緒にセイロンティーはいかがですがと店員さんに聞かれ、ヘトヘトだったので思わず頼んでしまいました。 竹バイクもそこまで守銭奴ではないです。(笑) カレーでお腹いっぱいになってから、また誰ともすれ違わない一人旅で生駒駅方面に歩を進めました。 次の目的地は宝山寺で看板に従い進むと、参道に出ました。 宝山寺の参道は階段でまた上りでした。(涙) こちらも石切劔箭神社と同様に参道の両端に店が並んでいるのですが、開いている店は少なかったです。 生駒山の西と東の格差ですね。 でも宝山寺はスケールからしても石切劔箭神社に負けない規模で見所は多い神社でした。 般若窟と呼ばれる反り立つ岩壁に弥勒菩薩坐像があったり、来てよかったと思わせてくれました。 かなり山の中まで境内が続いており、お地蔵さんが並ぶ道が続いていたりしましたが、流石にこれ以上上るのは足が辛くなって諦めました。 宝山寺はこれくらいにして最終目的地の生駒駅に向かいます。 宝山寺の参道は生駒駅付近まで続いており、延々と続く下りの階段です。 私の膝が悲鳴をあげて、普通におばあちゃんに抜かれました。 何とか15時頃に生駒駅周辺まで降りてきて、周辺をぶらり散策してみました。 駅前にアーケードの商店街があったりして、ベッドタウンといえど10万都市という感じです。 駅の北側に出てみると近鉄百貨店や各種施設が狭いに平地にぎゅっと押し込められているようでした。 駅の西は直ぐに生駒トンネルで平地が少ないことがこれもを見ても分かります。 こうして僅かな時間ですが生駒観光を終えて、近鉄電車で生駒トンネルを越えて大阪に戻りました。 私が5時間かけて石切から生駒を電車は5~10分くらいで通り過ぎていきました。 なんか時間がおかしいですね...。 こうして鶴橋で下車して疲れた身体を癒しに延羽の湯で風呂とサウナを堪能。 2時間くらいゆっくり過ごして足をそこそこ回復させてから帰宅しました。 日本一急坂の暗峠越えですが、体力と時間を持て余している方にはオススメです。 |
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