富士山

 タイ旅行 2011年3/1-3/5 
(バンコク編)

3/1の午後、関西空港を飛び立ち約6時間でバンコクに到着

バンコクと日本の時差は2時間で、到着時のバンコクの時刻は22時頃だった

しかし熱帯気候のバンコクは昼間の最高気温35℃超の世界で、夜になっても外は蒸し暑い

宿泊したのは88階立ての高層ホテルバイヨークスカイ

84階は展望台となっており、そこから見るバンコクの夜景は世界都市に相応しいものだった

バンコクの観光としては、寺院や王宮巡りと市内散策

街を見ているとあちこちにラーマ9世の写真と仏教寺院がある

タイ国民は国王と仏教を厚く信仰しているようで、寺院も王宮も想像以上に煌びやかであった

寺院や王宮等の主要観光施設は世界各国からの観光客で溢れていたが、街を散策していると地元民が屋台で飯を食っている姿が目に付く

どの人を見てもどこか余裕を感じるのは温かく食糧が豊かなせいだろうか

微笑みの国のもう一つ驚くべき点は、英語より日本語の方が通じること

日本人観光客が多いせいか多くの店で簡単な日本語が通じ、タニヤ通りなどは日本語の看板だらけで無料案内所まである(笑)

タイの物価は大体日本の1/3なので、日本人は標準価格が分からずに多くの金を落とす良い客なのだろう

タイの店では表示価格から値切るのが一般的で大体半額くらいまで値切れることも多く、それを知らずに多額のマネーを落とすのが日本人

私もコレクタブルスプーンを買うのに390バーツを値切って250バーツで買ったのだが、他の店で友人は150バーツで買った(涙)

マッサージも一時間200バーツと非常に安く、毎日行ってしまった(逆に疲れる)

帰国前に行ったタイマッサージ店の暗い個室でマッサージのおばさんに下半身の一部のマッサージをチップ1000バーツで誘われた

そのマッサージはしなかったが、タイのマッサージ店では普通のマッサージと風俗業的マッサージのどちらもする店が多いらしい

私にとってタイの問題点はパクチーの匂いと辛過ぎるタイ料理が飽きることだけ(初めはおいしいと思ったけど...)

高級ブランドとパチモン、レストランと屋台、タイ語と日本語...全てが混在したバンコクという街は色んな意味で面白い街だった

 タイ旅行 2011年3/1-3/5 
(アユタヤ編)

3/2はバンコクから北に30kmほどの離れたアユタヤ観光に出掛けた

アユタヤにはアユタヤ王朝の中心地であり、この王朝はビルマに侵攻されるまで400年も続いた

アユタヤ王朝とはあまり関係ないが、最初にバンパイン宮殿というところに行った

ここは19世紀の中頃、タイ国王によって様々な様式の建物が建てられた美しい宮殿である

西洋式、東洋式、タイ式の建物があり、その当時からタイ王国は経済的に恵まれた環境にあったことがわかる

その後、バスでアユタヤの遺跡群に向かった

昼食をチャオプラヤ川にある食堂で済ませて、大河チャオプラヤを見ていると雲行きが怪しくなってきた

35℃を超える蒸し暑い気候だったが、急に涼しい風が吹き始めた(明らかにヤバイ)

バスに戻ると大粒の雨が降り始め、見る見るうちに地面には大きな水溜りが出来上がった

熱帯名物のスコールを体験したが、雨は数十分後には止み無事遺跡群の観光を始めることが出来た

基本的に寺院を意味するワットという言葉が付いたワット○○という場所に行った

アユタヤ遺跡はビルマ軍に破壊されたため、完全な形は残っていないが、その壮大さは遺跡を見れば明らかだ

宝石等の盗難のため、石作りの仏様は首から上が持ち去られていた

破壊され遺跡となったにもかかわらず、これだけ壮大な姿を残すアユタヤ遺跡群は世界遺産に相応しい

しかし、遺跡の周りには野良犬が非常に多く飢えた犬同士の喧嘩は何とかして欲しいものだ

遺跡を数箇所巡ったわけだが、どの遺跡もそれぞれ異なりなかなか飽きないものである(ストⅡサガットステージとか...)

遺跡めぐりの間に象乗り体験をすることが出来た

象の上は意外と高く、かなり揺れるので乗り心地はかなり悪い

それでも象に直接触れる機会はそれほどないので、なかなか良い体験が出来た

チャオプラヤを見て、スコールに遭い、遺跡に行き、象に乗るというこれぞタイ観光というものをしてバンコクに戻るのでした

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