富士山

 八重山旅行記 2017年04/28-05/03 
(出発編)

一足お先にGWということで4/28(金)から石垣島などがある八重山諸島に旅に出ました。

八重山諸島ってどこやねんとお思いかもしれないので地図で示します。

端的に言うとほぼ台湾です。

朝5時前に家を出て、電車とバスを乗り継いで関西空港に6時半頃到着。

7:35発のPEACH MM231便で一路、新石垣空港へ。

無事10:00頃、新石垣空港へ到着。

空港からは離島フェリーターミナルへバスで移動します。

空港からフェリーターミナルまでは40分程度で到着し、一旦荷物をコインロッカーに入れて石垣市街で早めの昼食にしました。

やっぱり沖縄に来たらまずは沖縄そばということで、島そば一番地で八重山そばとジューシーを頂きました。

腹ごしらえを終えたら、次はデザートの時間。

市街地の外れにある石垣島冷菓でサトウキビの沖縄ぜんざいを頂きました。

かき氷で身体を適度に冷やしてから、フェリーターミナルへ戻りながら石垣市街をふらっと散策。

ユーグレナモールというアーケードの商店街があり、土産物屋が軒を連ねていました。

中には石垣市公設市場もあり、庶民の台所でもあるようです。

パイナップルに入場を阻まれましたけどね。(笑)

フェリーターミナルへ戻り、13時発の西表島大原港行きのチケットを購入。

乗船口の近くには具志堅用高の像があったりします。

こうして高速船で40分程度かけて石垣島から西表島へ移動。

西表島の大原港は何もない非常に静かな港でした。

この日の宿は、大原港近くのゲストハウス島時間。

14時頃に到着してみるとまだ準備中でチェックインは15時からとのこと。

時間を潰すためにレンタサイクルで2~3時間サイクリングをすることにしました。

まずは南風見田の浜を目指します。

車がほとんど走らない道を我が物顔で走るのはなかなか気分が良いものです。

天候にも恵まれ、サトウキビ畑の緑と海の青のコントラストが美しいです。

一部のマニアさんを除いて気にもかけないかもしれませんが、日本最南端のバス停もあったりします。

途中、牛にも出会うことが出来ました。

ゆっくり写真を撮ったりしていたので50分くらいかけて南風見田の浜に到着。

ただ完全に潮が引いていて想定外の景色でした。

それでも美しいのが西表クオリティーですね。

水たまりにいる生き物を探したのですが、見つかったのはカモフラージュしたカニとハゼくらいです。

それなりに楽しんで再び来た道を引き返します。

意外とアップダウンがあり、自転車でもかなり運動になります。

途中、「ヤマネコ注意」の看板があったりします。

ただヤマネコどころか人の気配もありません。

今度は宿を過ぎて、西表島で2番目に大きい仲間川へ。

この川の汽水域にはマングローブが広がっており、カヌーを楽しむ人もいました。

橋の入り口には西表ヤマネコの像が出迎えてくれます。

マングローブを近くで少しだけ見て、サイクリングはこれくらいで終了。

こうして16時半頃に宿(ゲストハウス島時間)にチェックインして18時まで休憩。

ゲストハウス島時間は気さくなオーナーが色んな話を聞かせてくれるので面白いです。

18時に近くのスーパーで買い出しをしてから、食堂満八でチャンプルー定食などを頂きました。

会計を済ませようとしたら、地元の人が持ってきた大阪土産のお菓子をくれました。

大阪から来ましたがありがたく頂戴して、少し話しているとどうも阪神ファンらしいんです。

そこで私の小中の同級生の桑原が阪神でピッチャーをしているという話しました。

そうしてら思いがけない方向に話が発展しました。

カウンター席に座っていたおばちゃんが桑原の奥さんのお母さんでした。

世間って極めて狭いですね...。

それでかなり話が盛り上がって、話し込んでしまいましたよ。(笑)

思いがけない出会いに感動しながら宿に戻りました。

宿でシャワーを浴びて、21時過ぎに屋上に出て空を見上げると満点の星空でした。

この写真は高性能な妻のカメラ(Canon G1X)で撮影したもので私のカメラは足元にも及びません。

波照間島の星空が有名ですが、西表島の大原の住宅街でも我々が感動するレベルの星空は得られるということです。

こうして星空を眺めてから眠りについたのでした。

 八重山旅行記 2017年04/28-05/03 
(西表自然編)

4/29(土)、この日は西表島の自然を満喫する日です。

今回は宿のオーナーが企画しているツアーに参加します。

ツアーは「混んでいるところにはいかない」&「時期に合わせて内容を変更する」ということです。

したがってウェブにはツアー詳細の記載はありません。

朝食はオーナー手作りの玉子サンドとピーチパインなどを頂きました。

活動する体力を付けて、客5人で朝9時に出発です。

そのうちご夫婦2人は某て○みくらぶの被害者でした。

実際の被害者に会って少し興奮してしまいました。

それはともかく宿からバンに乗り込んで、オーナーの面白い話を聞きながら島の外周を半時計回りに走ります。

途中、所々で車を停めてくれて、写真を撮らせてくれたりしました。

草刈りが面倒なおじいとおばあの土地にはヤギが放し飼いにされています。

満潮時刻だったので、シイラ川のマングローブも完全に水に浸かっています。

途中、松の木の枝に羽根を休めるカンムリワシの姿もありました。

面白いオーナーなので、急に無人販売所に立ち寄って明日のピーチパインを仕入れたりもします。(笑)

こうして西表島北の玄関口である上原港を過ぎて、道の終点である白浜に到着。

ここからは船で奥西表へ向かいます。

知っている人は知っていますが、普通の観光客が訪れないビーチに向かいました。

到着してみると、ビーチの前に透き通ったターコイズブルーの海が広がっています。

このビーチでウェットスーツに着替えて、シュノーケリング開始です。

昨年は台風が来ず、八重山諸島の海水温が上がり、90%のサンゴのやられたとのことです。

潜ってみて最初は白化したサンゴが目立ちましたが、次第に色がある生きたサンゴも見られるようになりました。

専門家は魚がいなくなると言っていたようですが、実際には魚がいるわけでそんなに自然は単純ではないようです。

このシュノーケリング最大の目的はウミガメに出会うことです。

オーナーがウミガメの住処を知っているので近くまで行けばほぼ100%出会えるんです。

今回は4匹のアカウミガメに出会うことが出来ました。

やる前は潜水してやろうと思ったのでしたが、厚さ5mmのウェットスーツは想像以上の浮力を生み出します。

ダイビングなら下からのショットも可能なのですが、今回は上からの写真ばかりです。

海のレジャーを終えると12時半に船が迎えに来て、ウェットスーツを着たまま移動です。

お腹も減ったので、星砂の浜の近くにある「ほしずな亭」でランチです。

おじいとおばあがやっている店で、ちゃんとした地元の料理が食べられる店です。

何を注文しても良いあたりも個人ツアーの魅力です。

今回は、私が島竹の子チャンプルー定食、妻が牛汁定食を注文しました。

牛汁は結構クセもありますが、大量の牛肉が入っていて美味かったです。

オーナーのサービスでもずく酢を付けてくれたり、おじいとおばあのサービスで超ミニサイズのバナナをくれたりしました。

満足度100%以上の昼食を終えて、目の前にある星砂の浜へ。

この浜には星の形をした砂が沢山ある西表島でお金を使わず楽しめる数少ないスポットです。

地面に掌を付けて裏返してみるとこんな感じです。

砂と言っていますが、これは有孔虫の死骸です。

きれいと言っているお姉さん、それ死骸ですよ。(笑)

竹富島にも同じような星砂が取れる浜がありますが、そこは観光客に取り尽されたとか...。

そのため竹富島の某浜にはここの星砂を撒いているという噂もあります。

浜を堪能した後は、午前中にピーチパインを購入した無人販売所に再び立ち寄ります。

オーナーが冷やしピーチパインをみんなに買ってくれました。

甘いパインを頂いてから、道沿いの何も無い場所に到着。

車を降りて特殊ブーツに履き替え、道の脇からジャングルの中へ入っていきます。

道沿いにあるのはヤマネコ注意の看板だけで、案内板などはありません。

ここからはユツン川を遡ったところにあるマヤロックの滝を目指します。

途中、川を横切ったりするので、ウェットスーツとブーツが役に立ちます。

30分くらい山道を歩いて到着したのが、マヤロックの滝です。

階段状の3本の滝が水面に打ち付け、広い滝壺があります。

ウェットスーツを完全着用して、ここからはこの広い滝壺を独占です。

山登りで火照った体には冷たい川の水が丁度良く、最高でした。

岩場から飛び込んだり、滝の裏に入ってみたりして子供に戻った気分になれます。

山を下りてツアーのメインイベントは終了。

帰り道に朝見たシイラ川を見ると完全に水が引いていました。

こうして宿に17時半頃到着し、シャワーを浴びて部屋でゆっくり。

宿の1階に島人母ちゃんの家庭料理を出してくれる食堂「島時間」が営業していたので夕食はそこで頂きました。

リュウキュウイノシシ、グルクン、ゴーヤ、へちま、パパイヤなど色々入ったスペシャル定食を堪能。

もう私は完全に体力を使い果たして、グッタリでしたが妻はまだまだ元気です。

夜になると屋上に上がってこの日も天体観測です。

前日以上に多くの星が空に上がる最高の夜でした。

夜明け前に起きて屋上から空を見上げると天の川が見えました。

離島の魅力を存分に感じた一日でした。

 八重山旅行記 2017年04/28-05/03 
(西表ドライブ編)

4/30(日)、この日も西表島をゆっくり観光します。

昨日と同じようにオーナー手作りの朝食を頂いてから、荷物を預けていざ出発。

宿の目の前にあるオリックスレンタカーで車を借りて、島を周遊します。

西表島の主要な道は島沿いの1本しかないので、非常に簡単です。

さらにほとんど車も走っていないので、ペーパードライバーさんも安心です。(笑)

車を北に走らせて、途中の橋から山の方を見ると、ピナイサーラの滝が見えます。

朝からピナイサーラを目指して進むカヌーの姿を見ることが出来ました。

再び車に乗り込み、西表島で一番大きい浦内川に到着。

ここから遊覧船でマングローブの間を30分程度走ります。

後ろからしか撮れませんでしたが、途中、木の枝に留まるアオサギの姿を見ることが出来ました。

こうして30分程度で軍艦岩に到着して、ここから山を歩いて、マリユドゥの滝とカンピレーの滝を目指します。

途中、何本か美しい沢があったり、板根を持つ植物があり、歩いているだけで楽しいです。

ゆっくり歩いていたので軍艦岩からマリユドゥの滝が見える展望台まで40分くらいかかりました。

展望台からは大きな滝壺を持つ巨大な滝が見えました。

ここから後、10分くらい歩いてマリュウドの滝を目指しましたが、衝撃の事実が...。

立ち入り禁止の看板があり、滝に近寄れませんでした。

仕方ないのでさらに5分歩いたところにあるカンピレーの滝を目指します。

カンピレーの滝に到着して、その迫力に圧倒されました。

マリユドゥの滝は見れませんでしたが、カンピレーの滝が見れただけで十分な価値があります。

このあたりは、岩の上に沢山の穴が開いています。

その穴に出来た水たまりにはオタマジャクシがこれでもかといました。

このオタマジャクシが全員カエルになったら島中カエルだらけになってしまうでしょうね。

食物連鎖のピラミッドを感じさせられる光景でした。

40分くらいかけて、軍艦岩まで戻って12時の遊覧船で出発地点に戻りました。

往路では満潮で完全に水に浸かっていたマングローブも潮が少し引いて顔を出していました。

こうして浦内川を満喫して、お腹も減ったので近くにあるKITCHEN inabaへ。

ここでは島の料理も食べられますが、少し飽きたので海の幸がふんだんに入ったボンゴレを頂きました。

食材の海の香りを感じながらテラス席で庭のヤギを見ながら食べてました。

食後は食堂満八のお客さんに教えてもらったウナリ崎という場所へ行ってみました。

あまり観光ガイドブックにも載っていない場所なのでどんな場所か分かりませんでしたが、行ってみて感動です。

車の宣伝かと思うくらい美しいでしょ。(笑)

眼下には青く透き通った海があり、SUPなどをしている人の姿もありました。

GWだというのに観光客の姿は全く無く、完全に岬を独占できました。

ただ遮る物が何もない場所なので、かなり暑いです。

さらに蝉の鳴き声がするので完全に雰囲気は夏でした。

セミの鳴く方に歩を進めると葉っぱの上にセミを発見。

蝉って羽根が緑色でこんなに小型でしたっけ??

後日調べてみると日本最小のセミであるイワサキクサゼミという種類らしいです。

そんなことを思いながらウナリ崎を後にし、前日にオーナーが冷やしパインを買ってくれた無人販売所に立ち寄り、冷凍パインを購入。

冷蔵パインは甘さがしっかりしてフルーツを感じましたが、冷凍パインはまさにフルーツ100%アイスでした。

道端に駐車して、車の中で冷房をかけて冷凍パインを食べることはこの世の幸せです。

パインを食べ終えて、ここからレンタカー屋に戻りつつ、観光をします。

まずは野原崎へ行ってみました。

ここからは目の前に小浜島を望め、遠くには微かに石垣島のホテルも見えました。

次に西表島観光には欠かせない由布島に渡る水牛を見に行きました。

ただしチケットを買わず、由布島を渡る水牛を眺めていました。

長閑な景色に心が癒されます。

その後、古見地区のサキシマスオウノキの群生林へ。

本来、サキシマスオウノキを見に行ったのですが、思いがけない出会いが干潮のマングローブにありました。

ムツゴロウと大量のシオマネキです。

こうして16時頃、レンタカーを返して宿に荷物を取りに帰りました。

無料の紅茶を飲みながら宿のオーナーと雑談をして船の時間までゆっくりさせてもらいました。

船の時間が近づいて、オーナーとお別れをして宿を後にしました。

本当に良い宿だったので、また西表島に行くときは島時間に泊まりたいとお世辞抜きに思います。

こうして大原港16:30発の船で石垣島へ戻ってきました。

この日も具志堅さんは変わらず元気でした。

フェリーターミナルからバスに乗ってこの日の宿「まつかぜ」があるかねひで前で下車。

今回の宿は完全なゲストハウスで長期滞在も出来るようになっていました。

市街地へは徒歩で20分弱かかりますが、コストから考えると十分です。

少し宿でゆっくりしてから、再び市街地へ戻り、楽園という居酒屋へ。

地ビールや泡盛と一緒に色々頂きましたが、ビタロー(ヨスジフエダイ)の煮付けが一番お気に入りでした。

ただこの店では泡盛が1合で\480とめっちゃお得だったので調子に乗って飲んでしまいました。

これは完全な罠だと気付くことなく...。

店を出るときには完全にベロンベロンになりながら妻に腕を引っ張られて宿に帰ることに。(笑)

何とか宿に到着して、宿の共有スペースで宿泊者同士でしゃべっていたらいつのまにか23時。

良い子は日が変わる前に眠るので、急いでシャワーを浴びて眠りについたのでした。

 八重山旅行記 2017年04/28-05/03 
(竹富編)

5/1(月)、この日は石垣島から高速船で15分のところにある竹富島観光をします。

8時頃に宿を出て、フェリーターミナルへ向かう途中に「730」と書かれたモニュメントを発見しました。

730はアメリカから日本へ返還された7月30日の意味で、交通ルールが右側通行から左側通行に一気に変更されたらしいです。

そんなことが可能なのか...。

それはともかく海沿いのホテルブルーキャビン石垣島に併設されているブルーカフェでモーニングを頂きました。

お腹を満たして、9時半の便で石垣島から竹富島へ渡ると、レンタサイクルのお店がバンでずらっと並んでいました。

竹富島は小さな島なので、観光をするときの基本はレンタサイクルです。

石垣に囲まれた家々の間を水牛車がゆっくりと歩く姿が有名です。

自転車で西塘御嶽の前を通った時に、妻が赤い鳥を発見しました。

有名なアカショウビンさんではないですか。(興奮)

ある程度まで近づくと飛び去ってしまいましたが、いきなり良いものが見れました。

真っ直ぐ自転車を走らせると今度は小高い場所に展望台らしきものが設置されていました。

ここから見たら街を一望出来ると思い近づいてみたら思いがけないメッセージが...。

倒壊の危険があるため展望台への立入禁止。

その代わり後ろ側にある商店の屋上が\100で解放されています。(笑)

\100を払って上から街を見下ろしてみると、赤褐色の屋根と石垣が美しいです。

流石、重伝建地区に選定された街並みです。

ここからさらに自転車を走らせて、西桟橋と呼ばれる場所まで行っていました。

石の桟橋があるのですが、水色の海の中に浮かんでいるような景色はまさに絶景。

人が少なければもっと良いのですが、GWにそれを求めるのは無理です。

西桟橋を離れて、少し早めの昼食を竹の子という八重山そばの店で頂きました。

ここのそばは鰹出汁が効いており、うどんの出汁のような感じでした。

昼食を終えて、次に向かったのはコンドイビーチ。

竹富島で唯一泳げるビーチなので美しい透き通った海で多くの人が遊んでいました。

竹バイクは泳がないのでそそくさとコンドイビーチを離れて、カイジ浜へ。

ちょっと「ざわざわ」しそうな名前の浜ですが、星砂が取れることで有名な観光地です。

この浜の砂がどこからやってきているか知っていたらざわざわしそうですけどね。

この後、カイジ浜から竹富島の中心部に戻ろうとしたらハプニング発生。

...簡易地図を見て移動したら迷子になりました。

結局、移動しているうちに中心部に戻ってきており、一件落着。

自転車に乗って熱くなったので体を冷ましにパーラーぱいぬ島へ。

そこでシンプルな沖縄氷ぜんざいを注文したら、凄いボリュームの氷が来ました。

クーラーが無くても日陰で氷を食べればある程度涼しくなるもんです。

これくらいで竹富島観光は終了ですが、文字で伝えられない雰囲気を写真でどうぞ。

こうしてレンタサイクルの店からバンで港まで送ってもらい、高速艇で15時に石垣島に戻ってきました。

石垣島に着いた時点でヘトヘトでしたが、一旦宿に帰って再び飯に戻ってくるのは苦だったので近場をぶらぶら散策。

バナナカフェという喫茶店で島バナナのパウンドケーキ+ブルーシールの紅芋アイスを頂いてました。

お土産とかも見て時間を潰して、17時半頃に飲み屋を探して移動。

夜のお店が並ぶ通りにある居酒屋錦に入ってみたら予約なしでも入れてラッキー。

店内には釣り人が大物を釣り上げた写真が大量に貼ってある地元民も利用する居酒屋のようです。

ロッテの選手のサインや自転車の新城のサインがあったりしたので結構有名人も訪れているようです。

この店で、石垣牛の乗ったサラダや新鮮な刺身などを頂きました。

泡盛を注文すると店のおっちゃんから1合の方がお得だと言われましたが、昨日の反省からグラスにしておきました。

この日は酔いが浅いので宿の前にあるスーパーかねひでに寄り道。

深夜12時まで営業している便利なスーパーで、飲料や土産を買うのに役に立ちました。

こうして宿に戻って、気が付いたら熟睡していたのでした。

 八重山旅行記 2017年04/28-05/03 
(石垣編)

5/2(火)、この日は石垣島をレンタカーで回ります。

前日の早朝までレンタカーが全く取れなかったのですが、何とか1台確保出来たんです。

もしこの日にレンタカーが取れなかったら、NO PLANで一日を過ごすことになっていたところでした。

朝8時半に迎えが来て、市街地から少しだけ離れたところにあるトラベルレンタカーの営業所でホンダのハイブリッド車を借りました。

最近、軽自動車しか借りていなかったのでハイブリッド車なんて近未来に来た気分です。(笑)

いざ出発ということなんですが、この日は朝から曇天...。

晴れ男竹バイクが車を走らせれば晴れると信じて行動開始です。

まずは腹を満たしに、市街地から数km離れたところにある「とうふの比嘉」でゆし豆腐を頂きました。

豆腐自体にも多少味はありますが、醤油や味噌を付けてもなかなか美味しかったです。

大量の豆腐を食べているうちに、雲から大粒の雨が降り始めて本降りになりました。

雨の中で屋外を歩くことほど苦痛は無いので、車を川平湾の方へ走らせ、石垣焼窯元へ。

石垣ブルーと呼ばれる深い青の美しい器が数々展示されており、見ているだけで感動します。

体験教室もあるみたいですが、文化的なことが出来ない竹バイクは遠慮しておきました。

再び車に乗り込み、川平湾をスルーして東へ進むとナビが誰も通らない山の中を通るよう指示しました。

途中で写真が取れそうな場所があったので撮ってみるとこれはこれできれいでした。

ただ昨日までの美しい透き通った青い海は太陽の光が無いと成立しないため少し残念です。

そんなこんなで次は昼食です。(食べてばっかり)

島の北部にある新垣食堂という店に行くと、信じられないほどの行列が出来ていました。

この店は牛汁が有名な店で、カレーライスや牛丼など牛の料理がそろえてある食堂です。

1時間弱待ってようやく入店出来て私は牛汁を注文しました。

普通の牛肉からホルモンまで大量に肉が入っていますが、豚汁の牛版というのが適切な一品でした。

店に並んでいる間にこれまで降っていた雨が止み、路面は段々と乾いてきました。

車をさらに北に走らせていくと、途中で牛が見える牧場があったりしました。

さっき食べたお肉が将来の君たちの姿だ。

牛たちとお別れして、石垣島最北端の平久保岬まで行ってみました。

岬なので風が強かったですが、灯台のある景色はどこに行っても美しいです。

平久保崎の次は玉取崎展望台へ行って、連続岬巡りです。

その後、東へ車を走らせて干潮の吹通川のヒルギ群落でムツゴロウと戯れていました。

マングローブにはムツゴロウとシオマネキは必ずいるみたいですね。

玉取崎から再び川平湾の方へ車を走らせると途中で謎の施設を発見しました。

彼らがシーサーのなれの果てです。

本来守り神であるシーサーの伝統を無視して創作活動をしたらこんな風になったのだとか。

ただ新しい形がウケてベトナムにも工房を作ったみたいです。

こんなシーサーと戯れていると竹バイクのパワーかシーサーのパワーか知りませんが、雲から太陽の日ざしが差し込み始めました。

我々が川平湾に行く前に晴れるなんて、タイミングの良さが凄いです。

こうして川平湾に到着して、海を見るとこんな感じです。

青い海を取り戻したぞー。

朝は諦めかけていた景色が目の前に現れたことに心底感動していました。

川平湾を見て満足した後は、ミルミル本舗本店で島バナナと紅芋のジェラートを頂きました。

こうして時刻も17時頃になったのでレンタカーを帰して、この日の宿の東横INN石垣島へ。

一般的なホテルのシステムに懐かしさを覚えながら少し休憩して飲み屋探しへ。

某口コミサイトで人気の数店舗にいっぱいだと断られ、結局海八という居酒屋に入りました。

ここでは請福梅酒と一緒に「オジサン」と「コウコウセイ」を頂きました。

名前から犯罪の雰囲気がしますが、どちらも魚の名前ですよ。

こうして石垣島最後の夜も楽しく過ごしてホテルに帰ってゆっくり寝たのでした。

5/3(水)、朝10:40のPEACH MM232に乗って関空に戻り、無事に旅を終えたのでした。

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