富士山

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(出発編)

年の暮れ、12/30、私は関西空港にいました

今回は冬休みを利用してベトナムに行ってきました

とりあえず関西空港11:55発のKE2726で向かったのは、南ではなく北です

2時間弱で到着したのは、韓国の金浦空港です

理由は簡単、大韓航空は安いんです

格安航空会社ではないですが、ナッツで引き返すリスクを負ってますから(笑)

金浦空港を出て空港鉄道A'REXに乗って、仁川空港へ移動です

航空券を取る時に金浦-仁川の移動を含むとかなり安くなるので、オススメです

ただ韓国への入国が必要になるので、一旦荷物を受け取らないといけないのは面倒ですけどね

もう韓国内の移動は慣れっこなので、そんなに苦労せずにパッと仁川空港に移動が出来ました

ナッツ航空...いや大韓航空でおつまみのナッツと機内食は食べたのですが、お腹が減っていたので仁川空港内で食事です

韓国に来たらやっぱり韓国料理ということで、石焼ビビンバを頂きました

空港価格なので\1000を超えますが、日本で食べる味と変わらず美味しいビビンバでした

こうして少しの時間だけ韓国を楽しんで、18:40発のKE463でダナン国際空港へ向かいました

ここから5時間のフライトということで、映画の時間です

とりあえずヘラクレスを見て2時間は潰せたのですが、次に見る映画がないんです

飛行機で見る2本目の映画は往々にしてふざけた作品が多い気がします

...ミュータントタートルズ実写版

ニューヨーク在住の忍者亀の雄姿を見ていたらあっという間にベトナム中部最大都市ダナンに到着です

韓国から5時間、時差が-2時間なので現地到着時間は21:45くらいでした

ダナン空港のイミグレは駅の改札かというくらい簡素なもので、日本人は何も聞かれません

眠い目を擦りながら、預けた荷物がやってくるのを待っていたのですが、ここで問題が発生

...全然荷物が出てこないです

いらちの竹バイクはもう半ギレで、「何で出てけえへんねん」とブツブツ言ってました(迷惑)

荷物が出てきたのは、本当に最後で、荷物を最後に受け取る人はこんなに苦痛なんだと初めて知りました

税関を通過して、とりあえずベトナムの通過ドンを手に入れるために両替所へ

諭吉さんを1枚出して手にしたのは1730000ドンです(桁がヤバい)

ドンと円の換算で日本人は混乱しますが、大雑把に言えば0を2つ消して2で割ればいいです

空港からタクシーに乗って、3kmちょっと離れたハン川沿いにあるGreen Plaza Hotelまで向かいました

お値段は70000ドン(=400円)程度で行けたのですが、100000ドン札を出すとこれは端が切れてるからアカンと言われるました

ベトナムだけに限らず破れている紙幣は受け取ってもらえない場合があるので注意です

まぁ夜で暗かったので偽札を警戒して拒否されたみたいで、別のところで使ったら問題ありませんでした

ホテルにチェックインして、部屋に入ってみるときれいな部屋で問題なさそうです

夜景もきれいなので良いホテルです

この思い込みが間違っていたと後で気付かされます

疲れたのでシャワーを浴びようと思って、水を出したんですがここで問題が発生です

...お湯が出ません(涙)

この日は夜も遅かったので修理は我慢して、ブルブル震えながら水行を行う羽目になったのでした

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(フエ編)

旅行2日目の12/31、朝7時に起床し、カーテンを開けると外は晴天

天候にも恵まれ、気分上々でホテルで朝食を頂きました

バイキング形式だったので、ベトナム名物の揚げ春巻き等を存分に食しました

朝食を終えてから、フロントにシャワーが壊れてるから部屋を変えてくれと言いました

修理の人を送るからとりあえず部屋に戻ってくれと言うので、待っていると修理のおじさんが来ました

朝から工事です

シャワー部分の天井をあけると給湯器らしきものが現れました

私はおじさんがテスターで通電しているかを確認しながら作業しているのをボーっと見てました

インドでは部屋の扉の修理、ベトナムでは給湯器の修理を見ることになるとは(笑)

8時半頃、部屋に電話がかかってきて、「ツアーの迎えが来ています」とのこと

この日はJTBのフエ観光ツアーに申し込んでいたのでお迎えが来たんです

おじさんに俺らこれからここを離れるからよろしくって言って、部屋を出ました

ホテルのロビーでツアーガイドさんと合流し、6名だけの少人数ツアーに出発です

JTBが現地の旅行業者に委託しているらしく、ガイドさんの日本語は片言でした

でも女の子だったので、全然許しちゃいました(笑)

フエはダナンの北西90km程度にあるベトナム最後の王朝阮朝の都がおかれた街です

ダナンからは大体2時間程度で、途中日本の援助で作った東南アジア最長6.3kmのハイヴァントンネルを通りました

このトンネルが出来たことで所要時間が1時間も短くなったとかいう話です

ただトンネルを通らずに峠を越えると時間がかかりますが、絶景が見れるとかで一長一短はあるみたいです

トンネルを越えた地点で車から写真を撮ったら、湖のような水の豊かなところでした

車で2時間移動して、フエ郊外に到着し、最初に向かったのはカイディン帝廟です

カイディン帝というのは阮朝最後の皇帝で、派手好きな彼を祀るのがカイディン帝廟です

一番奥の建物の中は、陶器を壁に貼り付けた豪華なモザイクアートの宝庫です

こんな山の中に、これだけの建造物を作ろうと思ったらかなりお金がかかったでしょうね

ただ東南アジアの遺跡に行ったら絶対いるアレがここにもありました

ゆるキャラさんです

きっとドラゴンを描きたかったんでしょうけど、どうしていつも間抜けな彫刻になってしまうんでしょうね(笑)

カイディン帝廟を離れ、昼食はベトナム料理のコースを頂きました

この日もパクチー全開で、ベトナムの味を満喫です

昼食後は、フエ観光のメインである阮朝の王宮を訪れました

堀で囲まれた王宮で、北京の紫禁城をモデルに立てたということです

モデルなだけで本物の紫禁城とは比べものにならないくらい小さいですけどね

南から入るとまず目を惹くのが、巨大なフラッグタワーです

3層の台座の上に巨大なベトナム国旗が風に揺れております

真っ赤なベトナム国旗いいですね

私はベトナム国旗がきれいだと言っているだけで、精神は真っ赤に染まってませんよ(笑)

王宮のシンボルは王宮門ですが、現在工事中で少し残念です

地球の○○方という本には2014年12月に工事終了予定と書いてありましたが、全然終わりそうにありません

そんな王宮門を潜り抜けると、黄色を基調とした中国式の太和殿が現れます

We Love Chinaを感じさせられる太和殿の裏にはちょっとした庭がありました

石畳の道を歩いていくとそこに現れたのは...

ゴールデンプリティフェースドラゴンさんっす

何故ここにドラゴンさんがいるのかは全く分かりません

でもやっぱりドラゴンの顔は全く恐さを感じません...

無駄にドラゴンを置くよりも普通に何も無い景色が綺麗だと思うのはワビサビが分かる日本人だけですか

そんな王宮から次に向かったのはフォーン川沿いのティエンムー寺です

7層8角形のトゥニャン塔のインパクトが強いというか、それが全てのお寺です

奥にあるお寺には金色の布袋さんがいますが、それ以上でもそれ以下でもありません

ベトナム戦争のときの焼身自殺した住職の車が寺の中に展示していますが、「ふーん」としか思いません

そんなお寺ですけど、寺から見る川は夕日に輝いて非常にきれいでした

ツアーの最後に向かったのは、フエの地元のマーケットであるドンバ市場です

入口は凄まじいバイク駐車量です

食料品から衣類まで色々売っており、ドンキホーテもびっくりの迷路です

ガイドさんが我々を市場に連れてきたのはいいですが、後ろを追いかけるだけで買物時間無しでした

狭い路地とかを歩くのが好きな私にはうれしいですが、ただの日本人観光客は不満でしょうね

まぁ、こんな感じでフエ観光を終えて、また2時間かけてダナンに戻ります

太陽が山の向こうに沈んだ頃、ダナンのグリーンプラザホテルに戻りました

部屋に入って、まず洗面台でお湯が出るかを確認してみました

お湯出ません...諦めやがったな(怒)

怒り心頭でホテルのフロントで再度文句を言ったら、再度修理の者を寄こすから部屋に戻ってくれとのこと

しばらくすると別の修理のおっちゃんが来て、10分くらい修理して、20分してもお湯が出なかったら部屋変えてもらうよう言われました

20分経過したので半分諦めながら、蛇口を捻ってみました

お湯が出るやん!やるやんおっちゃん!

これで今晩は暖かいシャワーが浴びれると嬉しい気分になりながら夕食に出掛けました

この日の夕食はホテルの裏手にあるアプサラというお店で頂きました

まずテーブルに着くと、年末のサービスということで赤ワインを出してくれました

赤ワインを早々に飲み干して、まずは生春巻き、カニスープとローカルビールを注文しました

ローカルビールはBIERE LARUE EXPORTというものでした

個人的にビールとしては少し物足らない気もしましたが、全然許せるレベルです

その後、鶏肉料理やベトナム風の海鮮そばを注文して食べました

12/31の夜ということで、2014年の年越しそばは海老がたっぷりでちょっと豪華でした

我々がご飯を楽しんでいたら、隣にいた韓国人3人が会計で揉めだしました

どうも注文していないものが会計に含まれているらしいです

新人の店員さんが間違って我々のテーブルの料理を隣の会計に足したみたいです(笑)

その後、先輩の店員に新人さんがめっちゃ怒られてました

ちょっとしたハプニングもありましたが一人1500円くらいでお腹一杯になれました

店を出て、とりあえず夜のハン川沿いを散策してみました

やはり何と言っても輝くロン橋がまず目に飛び込んできます

土日には龍の口から炎を吐く演出があるということです

川沿いを歩いていると、音楽に合わせて踊るおばちゃん集団を発見

太極拳のようなゆっくりした動きではなく、完全なダンスでした

どの国もおばちゃんは元気やなぁ

そんなことを思いながらホテルに戻って温かいシャワーを浴びて眠りについたのでした

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(ホイアン編)

新年を迎えたこの日はゆっくり9時頃起床して、昨日と同じ朝ごはんを頂きました

日本では元日といえば特別な日で、おせち料理を食べますが、ベトナムではただの祝日です

それもそのはずでベトナムにおける本当の正月は旧正月のテトなんですね

というこで昨日と変わらず朝食はホテルでビュッフェです

この日は午前中ダナンを観光して、午後に世界遺産の街ホイアンへ移動する旅程を立てていました

ゆっくりご飯を食べて部屋で寛いでから、チェックアウトし荷物だけホテルに預けていざ観光へ

...と言いたいところでしたが、ホイアンへの移動手段を決めていなかったのでオープンバスとやらを利用してみることにしました

Sinh Touristのオフィスに行って、お姉さんにホイアンに行きたいといったら15時半に来いと言われました

料金は一人\500程度で普通のバスよりはかなり高いですが、タクシーよりは安いといった感じです

ホイアンへの移動手段も決まったので、ダナン観光を開始です

まずは少し歩いた所にあるダナン大聖堂に行ってみました

ピンク色の教会でダナンの高層ビルの中にポツンとあります

フランス統治時代に建てられたという話ですが、全然古そうに見えないのはピンク色のせいでしょうか

次に訪れたのはダナンの住民の台所、ハン市場です

市場に入るとおばちゃんが、「にいちゃん、これ買ってきや」と言ってきます(言葉は妄想)

...コブラが入った酒

私にそんな精力を付けてどうしろというのですか?

市場の1階は食料品と雑貨、2階は衣料品という感じで、非常に活気があります

ブランドの服とか靴とか色々ありましたが、これだけ偽者があると逆にこっちが本物に見えてくるくらいです(笑)

市場は密閉された空間のため1階の生もの売場に近づくと、凄まじい臭いがします

そんな臭いから逃げるように市場を出て、昼食に行きました

この日の昼食は、地元で有名なミー・クワンというお店で私は鶏、豚、海老、卵の入ったミー・クワンを頂きました

ミー・クワンって何やねんってお思いでしょうが、うどんみたいな麺です

太い麺の上にピーナッツとパリパリの揚げせんべいが乗っていて酢橘を搾って頂きます

麺と一緒に333(バーバーバー)という缶ビールを注文して、昼から飲んでました

野菜はご自由にという感じで店員さんが大量にお皿に入れて置いていってくれます

まぁ、こういうものを食べて500円程度ですから、安くて嬉しい限りです

因みに外から見たお店の外観はこんな感じで、完全な大衆食堂です

ミー・クワンでお腹を満たしたら、もうすることが無くなってしまい、ハン川のほとりでボーっとしてました

元日の午後に何となくベトナムで川を眺めるなんて、時間が有り余っている人間の生き方です

ただ私もまだピチピチの20代ですからじっとしていられるのは1時間くらいでした

その後、近くにあった甘味屋さんチェー・クンディン・フエにベトナム名物チェーを食べに行きました

チェーというのはベトナム風のあんみつのことで、色んなトッピングが楽しめます

英語も全然通じませんが、コミュニケーションは気合と根性で十分です

とりあえず一番有名なチェータップカムを注文しました

氷の下にタピオカや豆が入っていて食べていくうちに溶けて、シャキシャキの氷とはまた違った感覚で楽しめます

この日は元日ということで、おせちが食べられなかったのでここで黒豆を補給です

チェーも食べてしまい完全にすることもなくなったので、川沿いを通ってゆっくりホテルに荷物を取りに帰りました

歩いているとシクロという観光自転車のおっちゃんが「乗らないか?」と声をかけてきます

断るとすぐに諦めるので、ベトナム人はそこまで商魂逞しくないです

ホテルに到着して荷物をピックアップし、Sinh Touristのオフィスに向かいました

定刻より10分前の15:20頃Sinh Touristに到着しバスを待っていました

...全然来ません

15:45になっても来ないのでイラチな竹バイクはもう我慢出来ず、店員さんにいつ来るんと聞きました

遅れているので多分16時頃という店員さんの話でしたが、16時になっても来ません

オフィスに来るのは荷物を取りに来る地元住民だけ

どうもSinh Touristのオフィスは荷物を預ける場所になっているようです

16:20になってようやくバスがやってきて乗り込んでみてびっくりです

完全な寝台車でした

2段ベッドのような倒れる座席ということでお値段が高かったわけですね

どうもこのバスは長距離バスでベトナムを縦断できるみたいですね

ここから海岸沿いの高級リゾートを通過してホイアンへ向かいます

1時間弱でダナンの南東30kmに位置するホイアンに到着

ただ到着したバス停が全くどこか分かりません...

バイクタクシーのおっちゃんが声をかけてきて最初は断ったのですが、右も左も分からないので仕方なく乗りました

おっちゃんがスーツケースを前に抱えて、私は後ろに乗ってレッツゴー

ホイアンホテルまできっと相場100円くらいなのに250円取られましたけど、仕方ないです

ホテルにチェックインして、すぐに世界遺産の街ホイアンに出かけました

夜になるとランタンが輝く昔ながらの街ホイアンは99年に世界遺産に登録されました

中心部は時間帯によって歩行者天国になるため、バイクを恐れず堂々と道の真ん中を歩けます

時間は18時、ホイアンで有名な料理店モーニンググローリーを訪れたら、店の前には人だかり

店員さん曰く、今は満席で入れないとのことでした

それでも行きたかったので予約できないかと聞いたら20時だったら大丈夫とのこと

ということでご飯の前に2時間ホイアンの街を楽しんできました

街中に多くの観光客がおり、あちこちにランタンがぶら下がっています

ホイアンの観光名所として有名なのが1593年に日本人が作ったとされる屋根付きの来遠橋(日本橋)です

見た目からして過強度ですが、心配性の日本人の設計って感じですね

因みにこの来遠橋は2万ドン札にも描かれています

ホイアンは15世紀から海洋貿易の中継都市として栄えたことから、鎖国政策をとるまでは日本人も多く住んでいたようです

街を歩いていると、面白い自転車が目に入りました

竹製の自転車、すなわち竹バイクです

思わぬところでリアル竹バイクと出会い驚かされたわけです

その後、ぶらぶら街を散策していると公園のような所で謎のイベントに遭遇しました

「目隠し陶器割り大会」

お面を付けた人が棍棒を持って歩いていき、吊るしてある陶器を割るイベントです

日本でいうところのスイカ割りみたいなものですが、割ると景品がもらえるみたいです

そんなイベントを見学していたらもう20時前になり、急いでモーニンググローリーに行きました

まだ店の前には多くの人がいましたが、予約していると言ったら簡単に入れました

混み合ったお店には欧米人の姿が多く、とりあえずビール333とホワイト・ローズとカオ・ラウを注文しました

ホワイト・ローズもカオ・ラウもホイアン名物で、ホワイトローズは米粉の皮に海老のすり身を入れて蒸した一品です

ホワイト・ローズは同じ店から卸しているのでどの店も同じ味のはずです

カオ・ラウは日本のうどんみたいだなと思っていたら、ルーツは日本にあるとのことで後日調べてみました

...伊勢うどんでした

知らないうちにベトナム中部で三重の郷土料理が進化してたわけです

こういう料理がフルーティーなビール333に合うんですよね

この後に注文したのが揚げワンタンです

パリパリのワンタンの皮とジューシーな具、トッピングのトマト、玉ねぎが合わさってマジでお気に入りです

私が美味そうに食べていたせいか横にいたラテン系のおばちゃんに「すいませんが、それは何ですか」と尋ねられてしまいました

私は親切な日本人なのでフライドワンタンですって教えてあげましたよ

お腹もそこそこ満たされたのですが、店を出たら美味しそうな露店があったので行ってみました

道に椅子を置いただけの店で、甘い蜜をかけた豆腐を注文してみました

シンプルですが、これが安くて美味しいんですよね

外国人観光客が多いので、露店のおばちゃんでも適当な英語が通じます(単語レベルですが...)

道端で色々食べ歩きながら楽しむのがベトナムのひとつの楽しみ方ですので訪れた際は是非

そんなこんなで世界遺産ホイアンの夜を存分に楽しんで、ホテルに戻ってゆっくり寝ましたとさ

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(ミーソン遺跡編)

1/2の朝は6時に起床し、急いでご飯を食べて出発です

理由はホイアンの南西40kmに位置するミーソン遺跡に行くツアーに参加するためです

ホイアンへ移動するのに利用したSinh Touristの英語ガイド付きツアーです

集合はホイアンのSinh Touristのオフィス、時間はバス出発7:40で30分前の7:10とのことでした

ベトナム時間は昨日のバスの一件で分かっているので、10分遅れの7:20分くらいに到着

そこから店のお姉さんに書類を見せて判子を押してもらって、ひたすら待ちです

結局、バスが来たのは8:20で、「やっぱりな」というのが感想です

そこからさらに客を迎えに行って、ミーソンに向かって出発できたのは8:50

ここからバスに1時間揺られて、ミーソン遺跡の入口に到着しました

ミーソンというのは美しい山という意味で、四方を山に囲まれたところにある遺跡です

チャンパ王国の7~13世紀の遺跡が残っており、レンガ造りの建物に草木が生え、これぞ遺跡といった感じです

英語ツアーだったので完全には分かりませんでしたが、シヴァ神を祀っているようです

上の写真の右下にある謎の石像は、男性と女性を意味しているそうです

ボタンみたいに出ている部分が男性のシンボル、四角の部分が女性のシンボルらしいです

んっ、分かりにくい?ならば分かりやすいものをお見せしましょう

もうそのものですよね(笑)

ミーソン遺跡は広大で、場所によって遺跡の雰囲気なんかも違って面白いです

1時間半くらいミーソン遺跡を散策してからバスに戻って船着場まで移動です

ここから小さな船に乗って、ホイアン近くのキムボンへ移動です

船から川辺を見ると、のんびり牛たち草を食んでいました

船で移動して到着したキムボン村は木彫りで有名な村です

日本人ツアーなら店に連れて行って何としても買わせようとしますが、外国人ツアーはそんなことはありません

適当に店を回って買いたかったら買ったらという感じです

そんなキムボンの村を後にして、ホイアンの船着場に戻りました

このツアーでは軽食が付いているので、船着場近くのレストランで麺を頂きました

ガイドさんはミー・ワンと言っていましたが、これが何かは分かりません

とりあえず頂いたのは豚肉とうずらの卵が入った汁なし平打ち麺でした

食事を終えると流れ解散で、とりあえず時間もあるので昼のホイアンを少し散策しました

船着場の周りは市場になっており、野菜や魚が豊富に売っています

市場を見ると人口9000万のベトナムの人々の命を支えるだけの食べ物がこの国にはあるなと感じさせられます

結局、アジアは人々が生活できるだけの食べ物を作り出す土地があるからこそ人口が多いんですね

食料の話はさておき、昼のホイアンもなかなか良かったです

歴史を感じる黒ずんだ壁の家々が立ち並び、そこで人々が生活している風景がいいんです

そんなホイアンともお別れのときがきたので、ホテルに戻ってタクシーを呼びました

再びダナンへ戻るのですが、時間が定かでないバスに乗るよりタクシーの方が良いと学びました

ベトナム時間を我慢できる人はいいですが、Time is Moneyという感覚を持っている人は金を出した方が良いです

タクシーに乗って\2000円くらい払って、今晩泊まるハン川沿いのブリリアントホテルに到着

めっちゃ綺麗なホテルで、ロビーでは生でピアノの演奏が行われています

案内されたのはホテルの17Fの一室で、何かダナンを手に入れたような優越感を感じました

もうダナンは満喫しているので、この日は夕飯まで外には出ずに部屋でテレビを見ていました

NHKのオーロラ特集を見てました

日本が寒いのが嫌で東南アジアに逃げてきたのに、テレビでは北極圏の映像を好んで見るという矛盾です(笑)

テレビを見ていたら夕飯時になったので、ハン川を眺められるウォーターフロントというレストランに行きました

まずはやっぱりビールということで今まで飲んでいなかったBIA SAIGON SPECIALを注文

ビールと一緒に春巻や手羽先が付いたベトナムセットを頼みました

メインはチキンカツとパスタで欧米風なものを頂いたのですが、パスタが切干大根みたいな食感でびっくりしました

ベトナムでパスタを注文するときは予想外のことがあるので注意してくださいね

食事を終えて店を出たときにはかなりお腹は満たされていたのですが、食後のデザートという禁断症状が現れました

足がホテルの前を通り過ぎ、ズア・ベンチェーという甘味処へ

注文したのはココナッツの殻が器になったココナッツゼリーです

器がココナッツなだけでネタですが、ほのかな甘味がするゼリーで結構オススメです

そんなこんなでこの日もベトナム飯を満喫して、ホテルで死ぬように眠ったのでした

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(ハノイ編)

1/3、この日はベトナム中部を離れて、北部にあるベトナムの首都ハノイへ移動しました

8時半頃、ロン橋を見ながらビュッフェ形式の朝食を済ませ、ゆっくりチェックアウトしました

ホテルでタクシーを呼んでもらって、ダナン国際空港へ

ジェットスターのカウンターで無事チェックインを済ませ、搭乗口へ移動しました

10:50発のジェットスターBL564に搭乗し、ハノイノイバイ国際空港に到着したのは正午過ぎ

ノイバイ空港はハノイ中心部から30km程度離れているので、タクシーに乗って移動です

この日宿泊するハノイインペリアルホテルまでと言ったらタクシーの運転手さんが場所を知らなかったです(笑)

空港の出口で、運転手が詳細な道を知っている人に場所を聞いてました

ちょっと不安でしたが、40分程度で無事にホテルに到着しました

交通量の多い道から一本入った路地的なところなので、意外と静かでした

ホテルの部屋に案内されて、しばらくすると再び部屋をノックする人がいました

誰かと思えば、さっき案内してくれたボーイさんがウェルカムドリンクのミックスジュースを持ってきてくれました

とりあえずミックスジュースを飲み干して、お腹が減っていたので昼食へかけました

ホテルから徒歩数分のところにあるリトルハノイというレストランへ行きました

そこで揚げ春巻、牛肉フォー、ブンチャーwith焼き豚を注文しました

日本人が想像するベトナムと言えばフォーでしょうが、実は北部の名物なんです

フォーは透明なスープを見ても分かるように中部の麺よりもあっさりしてますが、ダシの味は旨みが出ていてGOODです

ブンチャーは米麺の塊を付け汁に付けて、肉と一緒に頂くとなかなか美味しいんです

思った以上にボリュームがあったので、お腹いっぱいになってしまいました

そんな状態でハノイ観光開始です

今回観光するのは、ホアンキエム湖周辺の新市街地とその北部の旧市街です

まず訪れたのはハノイ大教会です

1886年に建てられた教会で、黒ずんでいてこれぞ歴史的建造物といった感じです

教会前にイエス誕生像みたいなものがあるのですが、土台部分が明らかに黒ビニール袋

岩に見えなくも無いですが、気付いてしまったらゴミ袋にしか見えません

次に向かったのはホアンキエム湖です

市街地にあるホアンキエム湖の周囲は公園のように整備されており、ハノイ市民の憩いの場となっています

老若男女がベンチに座って湖を眺める都会のオアシスです

ベンチには肩を寄せ合うカップルの姿が見られ、笑顔で言ってやりましょう

リア充爆発しろ

湖の北西から南に向かっていくと、湖の真ん中に亀の塔と呼ばれるものが現れます

ホアンキエム湖の南まで行ったので、そこから少し東側へ歩いて市劇場に向かいました

市劇場はパリのオペラ座を模して建てられたもので、オペラハウスと呼ばれているそうです

フランスの植民地であったベトナムは今でもフランス風の街並が残っています

私はフランスなんてオシャレなところ言ったことないですけどね(笑)

いくら街がフランス風でもバイクの量が尋常ではないので、似ても似つかないのは言わずもがなです

市劇場から引き返して、ホアンキエム湖の東を歩いて北へ歩きました

途中、人々が集まる公園っぽいところがあったので行ってみると、あのリータイトーさんの像が...

...リータイトーって誰やねん!

その公園のような所では小さな子供たち...いやそれなりの年齢の子供までがローラスケートに興じていました

どうもベトナムではローラスケートが流行っているみたいです

美しく輝くホアンキエム湖は結婚式の写真を撮る人々の姿も多くありました

その後、ベトナムのスーパーにお土産を購入しに行って、一旦ホテルに戻りました

1時間くらい休憩して、夕飯がてら再び外出です

ハノイで最も歴史のあるフォー屋さんのザートゥインに行きました

人気店ということもあってベトナム人が行列をなしてました

英語も通じないので、よく煮込んだ肉の入ったフォー・チンを気合で注文しました

2個フォー・チンを注文したので店長が大声で「チンチン」と叫んでました

何かよく分からんけど、通じたみたいで無事フォーにありつけました

ダシがよく出た美味しいスープにツルツルのフォーが入っていて美味いです

トッピングに唐辛子の欠片を入れてみたのですが、これが予想外でした

スープ全体が咽るほど辛くなりました(涙)

地元民の食べ方を見ていると、どうも唐辛子は入れたらすぐに取り出して辛味を調整するようです

ベトナムで唐辛子を使うときは気をつけてください

お腹もそれなりに満たされたので、ハノイの旧市街に行ってみました

週末の夜は、旧市街の通りが歩行者天国になり道は雑貨の露店だらけになります

基本的には地元の人が買物する所なので、観光客向けの商品はほとんどありません

ドンスアン市場まで歩いてそこから引き返していたら、禁断症状デザート病が発症し、急いで甘味所チェー・ゴン・フォー・コーに行きました

そこでゴマ団子が入った温かいチェー・バイン・チョイ・タウを注文しました

生姜の風味がする温かいチェーもなかなか良いですよ

チェーで禁断症状を抑えて、緑の壁の街が残るターヒエン通りを歩いてみました

ここも歩行者天国になっていますが、雑貨を売る店は少なく飲食店が大半です

このあたりは鍋みたいなもので肉を焼きながら路上の椅子に座って食べている人が多かったです

観光客も多く、欧米人が鍋をつついている姿が新鮮でした

そんなこんなで夜のハノイを満喫して、ホテルに戻って眠りについたのでした

 ベトナム旅行
 2014年12/30-2015年01/05 
(ハロン湾編)

1/4、ベトナム最終日

6時半に起床し、ホテルの8Fからハノイの混沌としたビル群を眺めながら朝食を頂きました

この日はハノイから東に150kmに位置する世界遺産のハロン湾を訪れるツアーに申し込んでいました

7:30にホテルをチェックアウトすると、既にHISのお迎えが来ていました

大型バスが待っていたので大人数かなと思いましたが、乗客は全部で10人と少人数でした

バスに揺られて、30分くらいで到着したのは陶磁器の村として知られるバッチャン村です

HISのツアーですから、当然日本人向けのお土産屋さんに連れて行かれます(笑)

釉薬の作り方が極秘らしく、既婚の40代の男性にしか教えられないそうです

なかなか面白い陶磁器が多くて面白かったですが、店員がずっと「良い品」ということを訴えてくるのでウザいです

バッチャン村はこれくらいにして、ハロン湾に向かって移動です

ガイドさんが道の途中でグアバを食べたことがあるかと聞いてきたので、無いですと答えました

そうすると皆さんにサービスで買ってあげますと言って、道沿いにバスを停め、量り売りのおばちゃんのところへ行きました

色々交渉して、結局グアバとリンゴを買ってくれました

右がグアバで、左がリンゴなのですが、リンゴの形が想像と違い過ぎて驚きです

ただ食べてみるとリンゴ味で確かにリンゴみたいでした

グアバは少し青かったせいか硬く、種も多いのでなかなか食べにくい果物でした

そこから1時間半程度走ったところで休憩なのですが、休憩所は土産屋完備です

店の中でスタールビーをやたらと勧められましたが、私のどこを見て宝石を買う金があると思ったのでしょうか

休憩後、再び1時間半かけて移動し、ようやくハロン湾に到着しました

時間は既に正午、お腹も減ったのでご飯を食べながらクルーズです

たった十数人で船一隻を貸切ってのクルーズで余裕があって良かったです

ご飯にはやっぱりビールが必要ということで、これまで飲んでいなかったBIA HANOIを注文しました

これ1本で300円取られました...

店でビール飲んでも100円程度だというのに、日本人向けのツアーだからって足元を見過ぎです

ご飯は蒸し海老、さつま揚げ、揚げ春巻などのベトナム料理でした

ご飯を食べていると小船が近付いてきて、小船のおばちゃんが我々の船のヘリに飛び移り果物を売ってきます

なかなか商魂逞しいですね(笑)

必死になってご飯を食べていたら、いつの間にか目の前にはハロン湾の絶景が広がっていました

ハロン湾は海の桂林と呼ばれ、海からニョキニョキと奇岩が突き出しています

ベトナムの世界遺産と言えば、ハロン湾というくらい有名な場所です

20万ドン札に描かれているのが次の写真の真ん中やや右の香炉島です

ちょっとした岩でも、色んな名前が付いていて、有名なのは闘鶏岩やゴリラ岩です

見様によっては何にでも見えますけどね

そういえば赤目四十八滝にもゴリラ岩ってありましたね

うーん、こっちの方がゴリラっぽいですよね(笑)

ゴリラはどうでもいいですが、ハロン湾はどこを見ても奇岩だらけで面白いです

しばらくクルーズをしてからティエンクン洞という鍾乳洞に行くため、島へ向かいました

島には既に多くの船が入っており、我々の船が入るときに事件が起こりました

隣の船と衝突して船の側面が破壊されました

日常茶飯事なのか、ベトナム人は全く動揺していませんでした(笑)

ハロン湾クルーズとティエンクン洞はセットらしく、観光客で大賑わいでした

鍾乳洞に入ってみると、ライトアップが鮮やか過ぎます

自然のままにしておけばいいものをどうして人の手を入れたがるのでしょうか

せっかくの鍾乳洞に人工の噴水を作ってしまうベトナム人の感覚が分かりません...

そんな鍾乳洞を後にして、再び船に戻ると空は曇天

我々がメインの観光を終えてから曇ったということで、めっちゃラッキーでした

そこから港に戻って、再びバスで3時間半かけてハノイのホテルに戻りました

ホテル付近に帰ったのは18時半頃、そこから夕飯をオシャレなカフェレストランで頂きました

この写真だけ見たら、どこかヨーロッパのオシャレな街みたいでしょ(笑)

ベトナム最後の食事ということで、やっぱり最後もベトナム料理です

ビンのBIA HANOIとともに生春巻、フォー、グリル海老を頂きました

本当にベトナムの飯は私の口に合います

そしてホテルに戻って荷物をピックアップして、タクシーを呼んでもらいました

そこでめっちゃラッキーなことが起きました

フロントの人が30万ドンで空港まで行くようにタクシーの運ちゃんと交渉してくれたのです

ハノイインペリアルはマジで良いホテルなので、オススメします

タクシーの運ちゃんも陽気な人で、ぶっ飛ばしてノイバイ空港まで送ってくれました

それにしてもこの旅で出会ったベトナムの人はみんな親切で良い人ばかりでした

欧米人みたいに自己中じゃないし、中国人やインド人みたいに高圧的でもありません

少しシャイで、英語の下手度も日本人と同じで、そこに親近感を覚えます

そんなことを思いながら23:10発の韓国仁川行きKE680に乗り込んだのでした

早朝、5時に仁川空港に到着し、再度韓国に入国し、金浦空港へ移動しました

金浦空港からKE2725に乗って朝10:35に関空に到着し、無事ベトナム旅行を終え、日本に戻ってきたのでした

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