富士山

 渡嘉敷島旅行記 2018年03/24-03/26 
(出発編)

春の暖かさを感じる3月下旬、私たち夫婦には絶対に負けられない戦いがあります。

毎年恒例の花粉との壮絶な死闘。

でも数年前に気付いたんです。

真正面から戦うのは止めて、逃げよう。

ここ数年、沖縄本島、奄美大島、香港などに逃げています。

そして今年の避粉地としては慶良間諸島の渡嘉敷島を選定したのです。

3/24(土)、朝7時過ぎに自宅のある伊丹を出発し、梅田から関空行のバスに乗り込み、関空に8時45分頃到着。

9:35発のジェットスターに搭乗し、那覇空港に着いたのはちょうどお昼の12時。

那覇はもう4回目なので慣れたものです。

交通系ICカードの相互利用が出来ないことで有名なゆいレールに乗り込み、県庁前駅で下車。

まずは腹を満たすために駅から徒歩5分ほどのところにある沖縄料理の店「ゆうなんぎい」へ。

テーブル席に座るや否やおばちゃんにオススメを教えられました。(半強制的)

商売上手やなぁと思いながら言われるがままに色んな料理が付いた定食とソーキそばを注文。

サバの味噌煮かと思うくらい味噌がたっぷり乗ったラフテーがこの店の名物だそうです。

ラフテーの他に、フーチャンプル、ジーマーミ豆腐、ミミガー、もずく、昆布の煮物、味噌汁、ごはんが定食に付いてきました。

沖縄料理のオンパレードですね。

昆布だけは北海道産というオチが付いてました。(笑)

お昼から鱈腹食べて、腹の中を沖縄にしてから国際通りを東に進みました。

3月の沖縄はオフシーズンなので国際通りの人通りはそれほど多くありませんでした。

ただ昔に比べて外国人観光客の姿が増えたように感じました。

日本人観光客が半分、残り半分は外国人観光客といった感じで、まさに国際通り。

バックパックを担いで長時間移動するのは辛いので、途中、牧市公設市場で休憩しました。

市場の2Fで歩のサータアンダギーを購入し、ベンチに座って頂きました。

玉子がたっぷり入ったここのサータアンダギーは前から好きなんです。

牧市公設市場には何度か行ったことがありますが、ゆっくり市場を見たことは無かったので散策してみました。

1Fには魚売場や肉売場がありますが、地元民より観光客の方が多いように感じました。

魚売場には内地では見ないような魚が沢山売られており、見ているだけでも面白かったです。

こうして市場をそこそこ楽しんでからアーケードの商店街を抜けて再び国際通りへ。

喉が渇いたのでシークワーサージュースを買おうとして列に並んだら中国人(台湾人?)に挟まれました。

やたらとおばちゃんが背中に当たってきてウザかったです。

彼らは力覚センサが壊れていて接触に気付かないんでしょうね。

民族性は理解するものの、ここは日本なので日本のルールを学んでほしいものです。

甘めのシークワーサージュースを飲みながら国際通りから泊方面に向かい、途中でマイナーな観光スポット祟源寺跡に立ち寄ってみました。

あまり期待していなかったのですが、三連アーチとガジュマルの木が想像以上に立派でした。

そこから泊港方面に少し歩いたらまた疲れたので、沖縄ぜんざいの有名店富士家本店に行きました。

ここの沖縄ぜんざいはタンブラーに氷が入っていて溶けにくいような工夫がされています。

さらに氷は小豆の煮汁を固めて削っているので氷自体が甘いんです。

ゆっくり休憩し体力を回復して、16時前に泊港に到着。

チケットを購入して16時半発の渡嘉敷島行の高速船に乗り込みました。

船に揺られること35分で渡嘉敷島の東側にある渡嘉敷港に到着。

シーフレンズという店でペンション&ダイビングを予約していたので、港までマイクロバスでお迎えに来てくれていました。

車に乗り込み、車で15分ほどの南西側の阿波連地区を目指しました。

ペンションにチェックインしてから、夕方の阿波連地区を散策してみることにしました。

ビーチリゾートとして有名な阿波連地区は、夏には多くの人で溢れかえるみたいです。

ただ3月はシーズンオフなので人の姿は疎らでした。

阿波連ビーチを歩いて阿波連展望台に行くと、慶良間の海に沈む夕日が見れました。

夕日が沈むとご飯の時間ということで、阿波連地区の数少ない飲み屋の喰呑処バラックへ。

ここでは珍しい刺身の酢味噌和えや長命草のかきあげなどを頂きました。

他にも色んなものを食べてビール&泡盛を飲んで2人で\3700。

恐るべき安さ...。

味も良いのに値段も手頃となると毎日飲みに行きたくなってしまうじゃないですか。

2時間くらい食事を楽しんで外に出たら当然ながら外は真っ暗。

せっかくなのでビーチに出て星を眺めることにしました。

ただ半月が輝いていたのでちょっと明るくてまぁまぁの星空という感じでした。

月以外にも意外と小学校が明るかったりするので阿波連ビーチは星空スポットではないみたいですね。

とはいえそこそこ楽しんで、ペンションに戻って明日に備えてゆっくり過ごしたのでした。

 渡嘉敷島旅行記 2017年03/24-03/26 
(ダイビング編)

3/25(日)、ペンションで目を覚ますと天気予報通りの晴天。

ペンションの前にあるレストランでバイキング形式の朝食を頂きました。

お腹を満たしてから部屋に戻って、この日のメインイベントのダイビングの準備をしました。

ほぼ2年ぶりのダイビングなので、ボートで移動するにつれて緊張で胸がドキドキしてきました。

揺られること10分ほどで最初のダイビングスポットに到着しました。

そこでインストラクターさんがタンクに装備を付けるよう言いました。

先生!!ダイビングの準備は記憶から抹消されてるので無理です!!

私のようなクズ野郎にも親切にセットアップの仕方を教えてくれたので何とか準備出来ました。

こうして1本目のダイビングを渡嘉敷島の北東の野崎というスポットで始めました。

始めたと言えば順調そうですが、体が沈まず空気を抜くのまで手伝ってもらいましたけどね。(笑)

このポイントはサンゴが沢山あるエリアで色鮮やかなスズメダイを多く見ることが出来ました。

他にも沖縄ならではのカラフルな魚や呼吸のために海面に上がるタイマイの姿がありました。

私のダイビング用の安いカメラでは慶良間ブルーの青が強く出過ぎて全部青っぽくなってますが、本当はもっときれいです。

この季節は大物は少ないですが、コブシメの卵なんかがサンゴの中に産み付けられたりしています。

1本目は50分弱海中に潜っていたらしいですが、体感では20分くらいでした。

ボートに上がると寒いのではないかとビビっていたのですが、この日は温かかったので杞憂に終わりました。

一旦、ダイビングショップに戻って40分ほど休憩してから再びボートに乗って次のダイビングスポットに向かいました。

今度は島の南側にある「灯台下」というポイントです。

ここは洞窟が多く、渡嘉敷島でのダイビングと言えばここらしいです。

1本目は曇りがちだったのですが、2本目はしっかり太陽の光が海中に差し込んできました。

カメラはいまいちでも光があればそれなりにきれいに撮れるみたいです。

洞窟の岩の下には、ネムリブカやオコゼの姿があったりして面白かったです。

2本目で沢山出会えたのはウミウシです。

2本目も50分弱潜っていたようですが、楽しいことは一瞬で過ぎ去るものです。

2本のダイビングを終えて、着替え終わったらいつのまにか13時になっていました。

朝から2時間くらい海の中に潜っていたので、かなりの空腹状態でフラフラでした。

そこで近くにある食堂「まーさーの店」でセンバツを見ながら沖縄そばを頂きました。

食後は向かいの店でブルーシールのカップアイスを食べるという悠々自適の旅。

その後、この地区で飼われている大量の猫とヤギと戯れてから青い海を撮りに昼の阿波連ビーチに行ってみました。

猫はペットですけど、ヤギは食用らしいです。(笑)

その後、再び青い海を撮りに昼の阿波連ビーチに行ってみたのですが、想定外のことが起こりました。

ビーチのサンゴに太陽が反射して目が開けられません。

雪山にゴーグルが要るのは知ってましたが、サンゴのビーチにもサングラスは必須ということを学びました。

ここからは前日に訪れた阿波連展望台へ向かいました。

日曜日の午後を過ぎると観光客の姿も疎らになり、展望台を独占出来ました。

ダイビングで疲れたこともあって、展望台のベンチに横になると心地良い風が抜ける同時にあっという間に眠りにつきました。

30分くらい寝ていたと思いますが、妻はまだ寝ていたので私は一人で周辺を散歩。

阿波連ビーチと反対側の海岸は岩でゴツゴツしており、防空壕らしきものもありました。

ここで海の生き物と戯れて渡嘉敷島の残り時間を地味に楽しみました。

16時くらいになったので妻と一緒に宿に戻りました。

こうして17時くらいには渡嘉敷港へ車で送ってもらい、17時半の高速船で那覇の泊港へ戻ったのでした。

港から徒歩20分ほどでこの日の宿泊先のMr.KINJO inn D-builに到着。

ツインルームで1泊1人3000円でしたが、キッチン、バルコニーまで付いた良い部屋でした。

少し休憩してからお腹を満たしに県庁前駅から美栄橋駅あたりをぶらぶら歩いて店を探しました。

数店舗に満席だと断られて最後に辿り着いたのが大安丸という店でした。

泡盛と一緒に沖縄の魚介類を鱈腹頂いて、最後にイカスミ雑炊で〆ました。

こうして良い感じに酔って、気分良くホテルに戻って眠りについたのでした。

 渡嘉敷島旅行記 2017年03/24-03/26 
(おまけ編)

3/26(月)、この日も朝から明るい陽射しが部屋の中に差し込んできました。

7時半に起床し、身支度と整えているとカバンの中に初日購入したサータアンダギーを発見。

せっかくだから食べておこうと思ったのは良いのですが、竹バイクはここで大きなミスを犯します。

このときの竹バイクの気持ちをダイジェストでご覧ください。

「サータアンダギーって焼いたら美味いんじゃなかったっけ?」

「部屋に電子レンジがあるからコーヒーカップに入れて温めてみよう」

こうして電子レンジで温めること1分、レンジの扉を開けて竹バイクが見たものは...。

コーヒーカップにたまる大量の油とべたべたになったサータアンダギー。

完全なる失敗ですが、失敗は見た目だけではありません。

なんか焦げ臭いと思っていたら、表面じゃなくて内部が真っ黒に焦げてました。

こんなに不味くなるとは想像したレベルを遥かに超えてました。

良い子のみんなはマネしないでね。(笑)

部屋まで焦げ臭くなったので換気をしてからチェックアウトしました。

8時過ぎにホテルを出て、R58沿いにある食堂「みかど」で朝食を頂きました。

完全な大衆食堂ですが、メディアにも多数取り上げられている有名店です。

名物のちゃんぽんですが、沖縄のちゃんぽんは長崎のそれとは大きく異なります。

色んな具をちゃんぽんしてご飯の上にかけたまかない料理みたいな感じです。

でもこういうのが美味しいんですよ。

朝ごはんをしっかり食べて、沖縄でのミッションをコンプリート。

県庁前駅から9時半頃のモノレールに乗って那覇空港に向かいました。

那覇空港に到着して、大行列のJALカウンターを横目に誰もいないジェットスターにチェックイン。

お土産を購入して、最後に空港内で富士家のかき氷を食べて思い残すことはもうありません。

こうして11時過ぎに飛行機は沖縄の地とお別れして、一路関西空港へ向かったのでした。

空を飛ぶこと2時間弱で花粉で汚染された関西空港に戻り、臨戦態勢を整えて梅田行のバスに乗り込みました。

沖縄の気分でいたら花粉にやられるので、大阪のディープな感じがする新梅田食堂街へ。

こうして釜たけうどんでちく玉天ぶっかけを頂き、お腹から大阪に戻して旅を終えたのでした。

花粉逃避は一時的な対処法で根本的な解決にはなってないんですよね。

来年から沖縄に私のデスクを置いてもらうよう会社に頼もうかな。(笑)

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