富士山

 台湾旅行 2012年07/28-07/30 
(台北編1)

理由が定かではない謎の4連休ということで、週末海外的に台湾に行ってきました

関空12時半発のジェットスターアジアの飛行機に乗りました

初めてのLCCですが、私みたいな小型の人間にはそれほど窮屈ではなく、2、3時間のフライトなら無問題です

ただ背凭れが薄いため、後ろの人の脚とかが当たるのが気になることもあります(運)

あっという間に台湾桃園国際空港に到着し、そこからバスに乗って1時間程度で台北中心街へ向かいました

宿泊したのは4つ星ホテルで、前回のマレーシア、シンガポール旅行で泊まったホテルとは天と地ほどの差がありました(笑)

もう夕方でそこまで活動できないため、地下鉄とタクシーに乗って故宮博物院に行きました

この博物館では、蒋介石率いる国民党が台湾へ移る際に持って行った中国の歴史的遺産を展示しています

最も有名なのが翡翠で作られた白菜で、「なんで白菜やねん」とつっこみたくなります

ただ白菜を押し過ぎて、お土産コーナーは白菜だらけです(白菜スプーンとはいらんし)

それにしても博物館がでか過ぎて本気で見たら2日あっても足らないくらいです

途中から博物館に置いてあるものを流れ作業で見るという苦行になっていました

19時を過ぎて腹も減ったので、夜市に移動しようとタクシー乗り場に行ったのですが、なかなかタクシーが来ないんです

やっと来たかと思いきや館内で誰かが呼んだものらしく、危うく台湾人と喧嘩しかけました(一方的に私が悪い)

喧嘩せずに済んだのは、台湾人が温厚で民度が高かったからで、あれが中国人だったら怒鳴りあい開始です

その後、何とかタクシーに乗って、台北最大の夜市である士林夜市に行きました

着いてみると人だらけで、まさにお祭り状態でした

混沌とした夜の街で、肉饅頭屋に並んだら1個12元(30円)という格安でした

よくよく見るとこの店は名古屋大須に店を持っているらしく、名古屋在住の方は是非食べてみてください(大須&包子で検索、ただし160円)

台湾には無い台湾ラーメンは名古屋名物で台湾名物の包子は名古屋だけで購入できるという意味不明な状況です

その後、お得意の泥水スープ排骨を頂き、私は大満足でしたが友人はダメでした

臭豆腐の激烈な臭いの漂う街で過ごしていたらあっという間に22時で、この日はホテルに帰りました

ホテルに帰ってみると完全に服が台湾の濃い香りに包まれており、歩く芳香剤と化していた竹バイクでした(絶対売れない)

 台湾旅行 2012年07/29 
(九份編)

台湾2日目の朝はホテルで朝食後、地下鉄を乗り継いでSOGOのある忠孝復興駅に行きました

SOGOに行くのが目的ではなく、この駅から出る九份行きのバスへ乗るのが目的です

SOGOのある十字路の西側にバス停があるのですが、九份行きのバス停は北側に移動していました

某地球の迷い方という本には古い情報が載っているので、日本人だけでなく多くの人が西側のバス停で待っていました

HUNTER試験も余裕で合格した竹バイクにとっては、北側にバス停があることなど予め分かっていました(小心者の下調べ)

バス停横でタクシーのおっちゃんがタクシーを薦めてくるが断ると、バスに乗るんだったらここで良いよと親切に教えてくれました

商売敵であるバスを親切に教えてくれるなんて、台湾人の親切心には驚かされます

バスに乗って西へ1時間強で山間のバス停で降りたらそこが九份でした

山の天気は変わりやすいというのは事実で、バスを降りた瞬間、雨がザーザー降ってきました

そんな雨もしばらくすると止み、九份の細い路地へ向かうのでした

九份という街は、赤提灯が延々と続くノスタルジックな雰囲気漂う場所です

どこかで見たことあるなと思えば、ここが千と千尋の神隠しのモデルとなった街だそうです

そんなこんなで日本人観光客も非常に多く、湯婆婆の館という建物までありました

なんかお茶が飲めるらしいから行ってみるかと興味本位で湯婆婆の館に行った我々に大きな罠が待ち受けていました

お茶一杯一人300元という言葉を店のテラスで聞くことになったのです

300元って750円やで...お茶と茶菓子で750円って日本でも高いです(周りに日本人しかいない)

ちょっとボラれましたが、別の店で昼飯を涼やかな山風にあたりながら食べているとそんなことも忘れてしまいました

牛肉の入った麺、蒸し海老、蒸し鶏、野菜炒めなんかを食べましたがどれもこれも美味しいです(台湾最高)

これだけ食っても3人で740元だったので、さっきのお茶はどれだけ高価だったのかという話です(悔しいです)

それにしても会計のときに常に中国語で話しかけれるのですが、そんなに私は台湾人っぽいですか?

九份を満喫して台北に帰ろうとしたのですが、どのバスに乗っていいかわからず、またタクシーのおっちゃんに教えてもらいましたとさ(笑)

 台湾旅行 2012年07/28-07/30 
(台北編2)

九份からの台北行きのバスに乗って、3時頃台北に戻りました

ここから本気で台北の街を観光しようということで、向かったのは台北101です

台北101は世界2位の高さを誇る建物で、現段階で世界最速のエレベータを備えています

台北101のエレベータはサザエさんを提供するT社のものです

しかしながら、もうすぐ高さだけでなくエレベータの速度も2位になってしまうらしいです

何はともあれそんなエレベータに乗るのに軽く1時間待ちました

そんな人気の観光名所ですが料金も\1000程度とリーズナブルで、武蔵国にある634mの建造物とは大きく異なります

そんな台北101のマスコットDAMPER BABYは巨大なマスダンパーをマスコット化したものです

マスダンパーなんて我々の興味をそそるものをマスコットにするなんて、なんて魅力的なんだ台湾

台北101を出て、次に国父記念館に行き、あの辛亥革命で有名な孫文さんの像に合いに行きました

孫文って中学校の頃に習ったけど、そこまで関心が無いので、次へ急ぎます

次に向かったのは、国民党を率いた蒋介石さんの像がある中世紀念堂です

蒋介石は友達ではないのでよく知りませんが、観光地ということで拝んでおきました(流れ作業)

この後、徒歩で西門駅方面へ移動し、途中で総統府という建物を見つけました

この建物の外装は日本統治時代のままで、台湾人がどれだけ日本好きかよくわかります

韓国という国は日本統治時代の建物は全て壊してしまったらしいです

それはともかく西門駅に着いて思ったことは、「ここ完全に渋谷やん」ということでした

なんか109っぽい建物あるし、スクランブルではないけど巨大交差点やし...

完全に若者の街で、街の至るところに日本語があり、漢文で習う「之」という字はひらがなの「の」に置き換わっています

日本語しか書いてない雑誌やお菓子も当然のように売っている台湾はちょっとおかしいくらい日本です

台北駅まで歩いていたら道を普通に尋ねられて、日本人も台湾人もそれぞれの区別がついていない状況です

ただ物価が違うので、どんだけ飯を食っても\2000程度済む幸せの国が台湾です

台湾を中国と同じように思っている人も多いかもしれませんが、台湾の民度は日本同等、人のやさしさは日本以上です

そんなこんなで台北を十分楽しんで、翌日空港でお土産スプーンを購入して、帰国の途についたのでした

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