富士山

 上海・蘇州旅行 2011年3/9-3/12 
(上海編)

3/9の昼過ぎに関空から上海に飛び立った

2時間ちょっとで上海に到着し、上海郊外のホテルに移動

その日の夕食後、上海のメインイベントである黄浦江のクルーズに出掛けた

観光客が多いため、それだけ物売りも多くなり、船着場までの道中に謎の光るローラースケートをやたらと売りつけようとしてくる(かなりウザイ)

周りの人はやたらと売りつけられるのに、私には声すらかけないのは何故だろう...(怖い顔or金が無いように見える)

ともかく黄浦江から高層ビル群が立ち並ぶ浦東地区とイギリスやアメリカの租界であった外灘の美しい夜景を眺めることが出来た

ガイドは香港の夜景よりきれいだと言っていたが、香港島と九龍の間には及ばないというのが正直な意見である

中国人は赤色と黄色が大好きなので、やたらとそれらの色が多いのは仕方ない(笑)

夜景の話はこれくらいにして、上海という街について話そう

上海にはアメリカ・イギリス・フランス・日本の租界があったため、戦前から国際色豊かな街であった

フランス租界である新天地に行けば、石畳の通路にカフェが並び今でも少しだけヨーロッパの雰囲気を感じることが出来る

目を凝らしてみればヨーロッパの雰囲気の中に中国らしいものが散らばっているので、そんな違和感を探してみるのも面白い

そんな上海は昨年、万国博覧会が開催され急激にインフラが整備された

空港からリニアモーターカーが走り、夜の高速道路はライトアップされている

地下鉄もどんどん延伸されており、まだまだ発展するようである

中国のイメージであった大量の自転車はどこかに消え、今や自動車とバイクが大量に走っている

どれほど発展しようとそこにいるのは自己中心的と自ら認め開き直る中国人なので、あちこちでクラクションが鳴り響き、交通事故と渋滞が減るはずもない

面子を重視する中国人は内側がどうあれ外見が良ければそれでいいのだ

世界一高い展望台(100階)から見る上海の景色は、中国の威厳を示すためにどこか不完全に近代化したように見えた

上海魔術団とか雑技も楽しめるので、観光に行くには良い街だが、住みたいとは思わないのが上海である

 上海・蘇州旅行 2011年3/10-3/11 
(蘇州編)

上海から西に数十キロのところに位置する江蘇省蘇州市

東洋のヴェニスとも呼ばれ、市内には運河が張り巡らされている

蘇州の古い街並は白い壁と黒い瓦屋根が特徴である

趣のある景色ではあるが、ヴェニスのように市内を鉄道や車が走れないわけではない

したがって道路は渋滞が多く、上海同様クラクションが鳴り響く(流石、中国)

蘇州は水の都というだけでなく、他にも数多くの見所がある

虎丘は中国版ピサの斜塔と呼ばれ、建物が少しだけ傾いている(それだけですが...)

黄色い壁を持つ寒山寺も有名である(中国人の色彩感覚はファナック)

しかし、寺の中には空海と鑑真の像があり、伊藤博文が送った鐘もある

有名な中国の寺だと聞いていたが、日本の息がかなりかかっている気がしてならないのは私だけだろうか

そんな蘇州の一番の名所は蘇州古典園林と呼ばれる美しい庭園である

私が訪れた拙政園は中国四大名園であり、世界遺産に登録されている

流石に世界遺産だけあって、内部は整備されており、江南様式の庭園を楽しむことが出来た

こんな大規模な庭園を個人で作ることが出来た古代中国の官僚はどれだけの裏金を貰っていたのだろうか(笑)

冗談抜きで今でも中国は賄賂社会で、社会で上になろうと思えば大量の金が必要となるらしい

肉体的、精神的、頭脳的、経済的...全て強いものでないと中国では生き残れないのだ(有史以来変わらない中国の歴史)

話を戻すと、多くの見所のある蘇州だが、やはり東洋のヴェニスということで小船に乗ってナイトクルーズを体験してみた

船から古い街並を眺めると、運河ギリギリまで家が立ち並んでおり、確かにヴェニスのような雰囲気が漂っている

船を降り古い商店街である山塘街を歩くと、西洋と東洋の雰囲気の違いはあれヴェニスの路地のような雰囲気を感じる

特定の部分を見れば確かに蘇州は東洋のヴェニスであるという結論を得て蘇州を離れたのでした

PVアクセスランキング にほんブログ村

竹バイク四六時中 since 2001-09-08 / Copyright 2001- TAKEBIKE. All Rights Reserved.