神戸ポートタワー

日記2002 7-12月

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2002年12月1日(日)

月日は永遠の旅人加えて光陰矢のごとし。

一日は約24時間あるというのに体感時間は日々異なる。

金曜日学校が終わると明日は休みだという開放感に包まれるが、日曜日の日没後は明日は学校だという無常観に苛まれる。

前方に嫌なものがあれば一層衝撃は大きく顔を上げるのが嫌になる。

栄枯盛衰万物は皆生まれ死ぬ それを無常と感じるか否かは個々の営みによる。

私はいくら足掻こうとも最後には火葬されて灰となる、即ち塵に同じ。

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2002年12月15日(日)

師走も半ば、そろそろ私も走り出す季節じゃないかな。

テレビを見ていても年末だなと思われる番組も顔を見せ始めた。

私は中学校生活三年間+去年一通も年賀状を送らなかったのでもはや正月と年賀状とが一致しなくなっている。

私が三年間音沙汰なしでいるものだから巷では俺が永遠に喪に服すのではないかとの噂まで。

私にとって年賀状とは夏休みの最後の日にやる多量の宿題と同等としか考えていない。

今年はちゃんと送ろうと思いながらも夏休みが計画通りいかないのと同様に今年の年賀状も危ぶまれいている。

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2002年12月24日(火)

クリスマスイブ小さき頃は聖夜を楽しみにし、白ひげを蓄えた爺さんが贈与を持ってくるのを心待ちにしていた。

いまやもういといわけき頃の感情は空で散った日航機と同様に影も形も残ってはいない。

キリストの誕生日を仏教や神道の国日本で祝おうというのがお門違い。

島国で他国との交流が少ないわりにはちゃっかり他国の風習文化言語を取り入れる日本。

西洋人は日本を黄金の国ワクワクに始まりジパングを経て今に至ると思い込んでいる。

ちょんまげ芸者にMt.富士誇れる文化があったものの今になっては腰痛気味の頭の低い東洋人。

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2002年12月31日(火)

晦日も晦日の大晦日毎年大晦日だよドラえもんが放送される日。

なんか勘違いしている人間もいるようだがとにかく暮れの暮れもう明日は2003年。

今年を振り返ってみるとオリンピックがありワールドカップがあり国会議員辞職大会ありと何かとありました。

もういくつも寝ないで来年がやってくるのですからナーバスです。

来年は今年よりよい年になることを心から願ってはいるものの私の願いが見事に宙で散らなかったことは無い。

今年の紅白はボブサップが勝つそうです...。

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