富士山

 直島旅行 2015年11/21 
(直島・倉敷夜景編)

11/21(土)、三連休に何もしないのはもったいないので友人と日帰り小旅行に行ってきました。

行先は瀬戸内海に浮かぶアートの島、直島です。

11時のフェリーに乗るため朝7時半に伊丹を出発し、適切なスピードで岡山県玉野市にある宇野港へ。

途中、岡山市街で渋滞に巻き込まれ、宇野港に到着したのは10時57分。

諦めるしか...否、猛ダッシュですよ。

諦めなければ良いことがあるとはよく言ったもので、鬼の形相で走る我々を見てフェリーも待っていてくれました。(笑)

無事フェリーに乗り込み、20分で直島の宮浦港に到着して最初に我々を出迎えたのはこれです。

食べたら絶対無事では済まない毒々しい赤カボチャです。

直島はそれほど大きい島ではないのでレンタサイクルで島を回るのが便利です。

宮浦港にある海の家で\300で自転車を借りられるのですが、店員さんの説明に驚かされました。

少し離れた誰もいない小屋に鍵が付いた自転車があるので好きに乗って良いとのこと...。

次からは300円払わなくても勝手に取っていけますね。(悪)

悪い人が勝手に自転車を取っていくので小屋の写真は載せませんが、性善説に基づいて生活している島だということをお伝えしておきます。

自転車を借りたら、昼前になったのでまずはお腹を満たすことにしました。

岡山県から来ましたが、直島は香川県(正式名称うどん県)なので、昼食は島唯一のうどん屋さんである山本うどん店で肉うどんを頂きました。

腹を満たして、島の北側に位置する本浦エリアに移動しました。

本浦エリアにはアートと街並が融合した家プロジェクトというものが展開されています。

ただ入場するにはチケットを購入する必要があるので、ケチな竹バイクは外から見るだけです。

外観はただの建物なので、外から見て意味があるのは護王神社くらいですね。

階段がクリスタルで、どこからどう見ても氷にしか見えない不思議な社です。

ただ護王神社にも有料エリアがあり、おっさんに冷たく有料エリアですと言われてしまいました。

金の無い貧乏人は楽しめない島でもあるということですね。

ただ私は細い路地をぶらぶらするのが好きなので、個人的には歩いているだけで楽しめました。

ふと路地を歩いていて左を振り向くと奴が現れました。

何ですか、恐過ぎるでしょ。

本村エリアはこれくらいにして次に向かったのは島の東側に位置する美術館のあるエリアです。

喉かな道を自転車で駆け抜けると砂浜が現れました。

そこから少し歩いたところにあったのがこの島のシンボルである黄色いカボチャです。

宮浦港にあった赤いカボチャと同じ草間彌生先生の作品です。

ここから地中美術館に向かう道に思わぬ罠が仕掛けられていました。

坂が急すぎます。

息を切らしながら坂道を登って、キーキーけたたましいブレーキ音を立てながら坂道を下ってようやく地中美術館に到着。

入館料\2060です。

涙が出るような価格ですが、清水の舞台から三回転ひねりで飛び降りる気分で払いました。

内部は完全に写真撮影禁止のため写真が載せられないのは残念ですが、文章で説明してみます。

国立競技場の問題で話題の安藤忠雄先生作の四角とか三角の謎の空間。

真っ青な壁のような謎の空間、広い空間にポツンと置かれた謎の玉...。

...説明してみましたが結論は謎です。

現代アートの意味不明さに脳みそをかき回された状態で宮浦港に帰り、小屋に自転車を返しました。

まだフェリーには時間があったので宮浦港にある「I LOVE 湯」という銭湯に行ってみました。

建物の外観からしてカオス。

カオスなのは外だけでなく、銭湯の中も相当ぶっ飛んでます。

風呂場には巨大なエレファントが鎮座しており、浴槽の底には写真や絵が貼ってあります。

銭湯の中なので写真はありませんが、どんな絵か気になりますよね。

...春画です。

私は小さな男の子が春画の描いた浴槽に入っているのを複雑な気持ちで見ていました。

そんなこんなで16時になり、フェリーに乗って直島を離れ宇野港に戻りました。

ここからは工業都市倉敷の工場夜景の撮影の旅です。

中学校の社会で習った水島コンビナートが有名な工業都市倉敷を色んな角度から撮りました。

まずは鷲羽山スカイラインから撮った写真です。

ちょっとずつ近づいて行き、私有地みたいなところに入って撮影しました。

近づけばどんどん明るくなると思い、潮通にある三菱ケミカルの工場近くに行ってみたんですが暗かったです...。

初めての工場夜景撮影の感想は、私有地っぽいところや工場に立ち入るので、ある意味スリルがあって面白かったです。

観光名所に行くわけではないので、ナビを見てポイントまで到着するのはなかなか大変でしたけどね。

しょぼいコンデジで夜景を存分に撮影した後は、倉敷駅方面に移動し台湾料理あじ仙で夕食をとりました。

あじ仙って名前を聞いて名古屋で似たような店があったことを思い出しましたけど...。

名物は台湾ラーメンだそうです。(笑)

ということで台湾ラーメンを食べてみましたが、名古屋の味仙のような咽るような辛さはありませんでした。

鶏唐の地獄炒めとか物騒な名前の料理もあり、ネタ重視の店かと思いきやどれも美味しくオススメ出来るお店です。

こうして20時頃お腹いっぱいになって店を出て、ここから3時間程度のドライブをしてこの旅を終えたのでした。

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