富士山

 新潟旅行 2015年08/01-08/02 
(上越編)

高校の同級生である唐人さんと一緒に日本三大花火大会である長岡の花火大会に行ってきました

7月初旬、現在長岡在住の唐人さんから花火大会のお誘いメールがありました

以前、私が長岡の花火大会に行きたいと言っていたのを覚えていてくれていたようです

行きたいと言った本人は完全に忘れてましたけどね

長岡の花火大会は8/2、8/3の2日間と決まっており、曜日は関係ありません

今年は8/2が日曜日、8/3が月曜日ということで、日曜の夜に花火を見たら月曜の朝に関西に戻るのはキツいです

したがってお誘いメールが来てしばらくは悩んだのですが、この機会を逃したら一生見れないかもと思い、意を決して行くことにしました

ただ天気が悪ければ行っても仕方ないので、数日前まで具体的な計画は立てずにいました

8/2の天気が晴れだと判明した1週間前になって移動手段を検索してみました

駅探で伊丹-長岡を検索した場合、新幹線で東京経由で長岡へ移動する方法が示されます

ただ金に糸目をつけないなら、飛行機で新潟空港まで飛んでから長岡へ行く方法もあります

逆にお金が無いなら、夜行バスに乗れば1万円足らずで移動することも可能です

検索時の竹バイクの脳内:バス⇒空席無し、飛行機⇒高過ぎる、新幹線⇒遠回りなのに高い

結論:大阪-金沢(サンダーバード)&金沢-上越妙高(北陸新幹線)で新潟入り

帰りは花火大会終了後、長岡発大阪行きの深夜バスに乗車するということにしました

8/1(土)朝、伊丹を出発し、大阪駅で7:40発のサンダーバード3号に乗り込みます

土曜なので混んでいるかと思ったのですが、意外と空いていて自由席で全く問題ありませんでした

電車に揺られて3時間弱10:23に金沢駅に到着

今年開業した北陸新幹線に乗り換えて、10:31発のはくたか560号で上越妙高駅へ向かいます

北陸新幹線に乗って思ったのは、想像以上に空いていること...

落ち着いた色で統一された車内は非常に居心地が良いのですが、指定席がこんなに空いていて良いのでしょうか

11:34に上越妙高駅に到着して、えちごトキめき鉄道に乗り換えて高田駅まで移動しました

せっかく上越に来たのだから少しは観光をしようと思い、上越高田を観光してみました

高田駅を降りると、変わった形の駅舎が目を惹きます

上越市は日本有数の豪雪地帯ですが、夏が涼しいわけではなく普通に暑いです

駅前から続く歩道の上には屋根が付いており、雪が降っても問題なくお買物が出来るようになっています

雁木と呼ばれるこの構造は駅前の大通りだけでなく、普通の家の前にも続いています

昼食時になったので、駅から徒歩10分程度のところにあるとんかつ大矢というお店に入ってみました

地元のとんかつ屋さんという感じのお店で、カツ定食を注文しカツでお腹を満たして本格的な観光スタートです

まずは上越高田の商店街を歩いてみることにしました

本町通りは道の両側にしっかりと店舗が並んでおり、それほど廃れてはいないようです

歩いていると雁木通りプラザという建物の前に不思議なポストがありました

切手マニアだった私が毎日のように見ていた1円切手のモデル前島密の出身地が上越市だそうです

そのため歴史を感じさせるポストを置いてるのだとか

雁木通りプラザの上から上越高田を一望してみたのですが、特別なものは見当たりませんでした(笑)

商店街を楽しんだ後は、上越高田のメインの観光名所は高田公園方面に向かいました

7月下旬~8月中旬にかけて高田城の外堀は蓮で覆われ、蓮祭りが開催されます

蓮池が広過ぎて、全体を見て回ることは出来ませんでしたが、東洋一の蓮池は美しかったです

その後、高田城三重櫓の周りをぐるっと歩いて高田公園を満喫していました

その後も上越高田の街をぶらぶら散策して、旧師団長官舎や旧今井染物屋に行ってみました

旧今井染物屋が特別無料公開していたので入ってみると、汗が滝のように流れる私を見ておばちゃんが麦茶をくれました

麦茶の冷たさに癒されてから再び街を歩いていて気付いたことは、歩いている人がほぼ皆無なこと

雁木が日除けになるとしてもこの猛暑の中を歩く人はやはり少ないようです

こうして上越高田観光を終えて、高田駅から再びえちごトキめき鉄道に乗って直江津駅まで移動し、目の前に停車していた長岡行きのJRの普通電車に乗り込みました

車内はガラガラだったので、4人座りのシートに靴を脱いで足を伸ばして座ってました(楽チン)

ここからは1時間以上の電車の旅になるので、海岸沿いを走る電車からボーっと海水浴を楽しむ人々を眺めていました

そんなこんなで16:30頃に長岡に到着

花火の街長岡だけあって駅前には3尺玉のオブジェがあります

17時前に唐人さんと駅で合流して、とりあえず長岡の街を歩いてみました

駅前の大通りでは長岡まつりの前夜祭が開催されており、アオーレ長岡には沢山の神輿がありました

とりあえず皆が祭で盛り上がっているうちに食事をしようということで、たこの壺という居酒屋に行きました

予約客が来る18:30までの1時間強だけでしたが、新潟の飯と酒を楽しみました

良い感じに酔ってから、長岡まつり前夜祭を見て回りました

時間が遅くなるに連れて駅前を歩く人が多くなってきたので、我々はタクシーで前夜祭から撤退しました

唐人さんの家に到着して、服を脱いで気付いたのは紫色のシャツが白いこと...

炎天下の中、大量の汗をかきながら歩いたため汗が乾いて塩になったようです

風呂に入って汗を流して、明日の花火大会まで何をするか真面目に考えました

一時は津南町の方面へひまわり畑や棚田を見に行くことを考えましたが、ハード過ぎるので諦めました

結局、弥彦方面に行くことを決めて唐人さんのベッドを奪って眠りについたのでした

 新潟旅行 2015年08/01-08/02 
(長岡編)

8/2(日)、朝7時に起床して、コンビニで買っておいたサンドイッチを唐人さんの部屋で食べてから出発です

昨晩、色々思案した末、ドライブの行先は弥彦、燕方面にしました

8時前に唐人さんの車に乗り込み、田んぼしかない道を走ります

これだけ広い平野があり、米が作れるなら、1887年から1896年まで新潟県の人口が日本一だっということも納得できます(参考

8時半頃、目的地である越後国一ノ宮弥彦神社に到着しました

言わずもがな立派な神社ですが、何故か境内に古い製油機が置いてありました

本殿の入口に到着して睨みを利かせる狛犬を見たら何か違和感を覚えました

やせ過ぎじゃないですか...

こんなにお米を作れる越後の国にあって、この狛犬の細さはおかしいです

狛犬もライザップですか?

そんなライザップ犬の横を抜け本殿に到着し、いつもどおりお参りをしました

「ライザップしなくても、細マッチョになれますように」

私の願いは狛犬様の怒りを買ってしまい、叶うことはないようです

弥彦神社の門前にはホテルと土産屋が並び、それなりに観光地のようです

車に戻って、今度は弥彦神社の大鳥居を見に行きました

大鳥居は神社から1里程度離れているらしく、車で行かないとツラいです

大鳥居前のセブンイレブンに車を駐車して、目の前に現れた大鳥居がこれです

改・装・中

鳥居と言われなかったら何か分からないくらい覆われていています

日本一の大鳥居と言っていましたが、後日調べたところ現在は3位だそうです

因みに1位は今年の1月に訪れた熊野本宮大社の大鳥居です

2位は浪人時代から大学院修了まで毎日のように見ていた大神神社の鳥居...

でもカバーに覆われている分、弥彦神社の方が大きく見えましたよ(フォローになってない)

大鳥居を見たことにして、次に向かったのは弥彦山スカイラインです

弥彦山頂上まで車で行ける道ということで、ネットで調べたら風景がきれいだとか

景色がきれいならPの看板があるはずなのに全くそんなものが見当たりません...

結局、頂上のパーキングに車を停めるまで下界を拝むことはほとんど出来ませんでした

運が良ければ佐渡島を見ることが出来ると非常に期待させてくれる説明がありました

これが頂上から佐渡島方面を見た景色です

何も見えません

頂上は晴れていたのですが、中腹に雲がかかっており、私の人生と同じく先は全く見通せませんでした

仕方ないので再び弥彦山スカイラインを下って、次の目的地国上山へ

弥彦山に登った後なのに次も山ですかというツッコミはお受けいたしません

国上山の中腹には越後国の最古の寺である国上寺があります

周辺には散策コースが整備されており、良寛が隠棲した五合庵もあります

...良寛って誰やねん

良寛は禅宗の僧で、この周辺地域の出身らしいです

やたらと良寛にまつわる名所が多いですが、他県民にとっては全く興味が持てません

まぁ、新潟県のローカル有名人だと思って大目に見てください

大阪なら角淳一、名古屋なら宮地佑紀生みたいなもんですよ(笑)

五合庵から少し歩くと、千目堂吊橋があります

総工費1億円以上かけてこの吊橋はかけられてようですが、これがあるおかげで簡単に駐車場まで戻ってこれます

吊橋を渡ったところに朝日山展望台があり、越後平野が一望できます

国上山観光を終えたら、11時を過ぎたので昼食をとりに燕市内へ

この日の昼食は新潟ご当地ラーメンのひとつ燕三条系ラーメンの店、杭州飯店へ

注文した中華そばを見てびっくり....凄まじい背脂...

煮干の酸味が利いたスープと極太のちぢれ麺がマッチして美味しかったです

昼食後は、信濃川を分ける大河津分水に行ってみました

閘門式の運河もあって、日本でこんな運河が見れるとは思ってもいませんでした

この堰の下には誰でも自由に入ることが出来て、ガラス越しに河を眺めることも可能です

30歳手前のおっさん二人でガラス越しに小さな魚が群れをなして泳ぐ姿も見てました

再び車に乗り込み、次の目的地は魚のアメ横がある海沿いの寺泊です

ここで貝の串を買い食いして少しお腹を満たしてから海沿いを通って長岡に帰りました

時刻は15時、スーパーで軽く買物をしてから本来の目的である花火大会へ

とりあえず散歩がてら長岡大橋を渡ってみようと思いました

この判断が大間違いでした

...橋が長過ぎる

渡り始めてから1km歩いても橋が終わりません

信濃川を舐めたらいかんですよ

橋を渡ったところにある美術館周辺で休憩してから河川敷を歩いてみると場所取りが始まっていました

大手大橋に近付くに連れて人がどんどん増えていきます

どこかで飯でも食べてからゆっくり陣取るつもりだったのですが、それどころではないので大手大橋を渡ったところにあるウオロクで買出し

見たことのないくらいの長蛇の列がレジに出来てました...

18時頃から場所取りをして夕日が段々と沈んでいくのを飯を食べながら眺めます

19:20から花火大会がスタートしたのですが、打ち上げ場所が想像以上に遠かったです(笑)

今度行くときにはもう少し近い場所を確保しないといけないと痛感しました

打ち上げ場所が遠かったこともあり、初めはそれほど規模が大きいようには感じませんでした

しかし、花火大会の中盤に行われたフェニックスでその考えは完全に吹き飛びます

9ヶ所同時打ち上げで空一面が白く輝くくらい明るくなります

とりあえず色んな写真を載せておきます

フェニックスが終わるとまだ中盤だというのにどんどん人が帰り始めます

電車の時間や道の混雑を避けるために慣れた人は帰るようです

周囲の人がほとんどいなくなった状態で見る花火はそれだけで気分が良いです

トリの尺玉100連発もかなりの迫力で来て良かったと感じさせてくれました

こうして21時20分頃花火大会は終わったのですが、混雑して歩けなくなることはなく意外とスイスイ進みました

唐人さんとはお別れして、私はWILLER EXPRESSのバスに乗るために長岡駅周辺まで移動しました

アオーレ長岡のトイレで用を足して、汗だくの臭い体のままいざバスに乗り込みました

ここで問題が発生しました

バスが進みません

結局、最寄のICに到着するまで2時間かかってしまいました

この2時間の遅れは最後まで続き、梅田に着いたのは朝9時過ぎでした

PVアクセスランキング にほんブログ村

竹バイク四六時中 since 2001-09-08 / Copyright 2001- TAKEBIKE. All Rights Reserved.