富士山

 九州横断旅行 2012年10/04-10/07 
(フェリー編)

10/4(木)の17時終業のチャイムが鳴ると、竹バイクの心はもう会社にはありませんでした

17時20分頃には会社を出て、急いで大阪南港へ向かったのでした

南港から別府へ向かうフェリーさんふらわあに乗るためです

18時30分頃には港のあるトレードセンター前駅に到着し、手続きを終えて船に乗り込みました

なかなか大きな船で、売店、レストラン、風呂まで付いていました

家族部屋など色々部屋がありますが、格安のツーリストで申し込んだ我々は当然30人程度収容の大部屋です

ただ布団は用意してくれているので、心が弱くなければ眠れます

翌日平日の木曜の夜なのでお客さんはちらほらいる程度で、我々5人で10人分のスペースを使えました(楽)

斜め前の部屋は修学旅行生がぎゅうぎゅうに押し込まれていて何だかかわいそうでした

出発前に甲板に出てみると、大阪の負の遺産と呼ばれる南港の夜景が見えました

今回南港まで辿り着くのにも時間がかかったことを考えると、やはりこの埋立地には疑問を感じます

それはともかく19時10分頃フェリーは動き始め、段々と速度を上げ大阪から離れていきました

時速40kmで船は走るので、甲板はかなりの強風で寒いです

一旦船内のレストランでカレーを食べて、もう一度甲板に出ました

西に進む船の前方には巨大な明石海峡大橋が段々と近づいてきます

明石海峡大橋の下を通るというなかなか出来ない体験をすることが出来ました

月夜に照らされた海面、明石海峡大橋の照明、神戸の夜景が美しくなかなか感動的な景色でした

22時過ぎには消灯ということで、風呂で全裸になって瀬戸内海を眺めてから寝ました(対岸から見たら変態)

翌日6時前に起床して甲板に出ると四国と九州の間を船は航行していました

激しく打ち付ける風にも負けずに日の出を見て、これから始まる旅行に胸躍らせるのでした

 九州横断旅行 2012年10/04-10/07 
(別府・由布院編)

朝7時に別府港に到着し、バスに乗って別府駅まで移動しました

レンタカー屋が8時まで開かないので、駅前でパンを食べて、あの油谷熊八さんの像を撮影していました(誰?)

我々は休日ですが、世間は平日なので朝の駅前はそれなりに忙しいが沢山いました

世間との温度差を感じながらレンタカー屋に行くと、佐世保ナンバーのビアンテがありました

今回は長崎で乗り捨てるつもりだったので、完全にこの車が自分たちのものだと理解しました

手続きを終えて、早速別府から由布院へ移動しました

下道で山を越えて40分くらいのドライブで由布院の金鱗湖に着きました

金鱗湖は温泉と清水が湧き出す珍しい湖で湖面には湯気か霧かわからないものが漂っていました

美しい風景でしたが、韓国人観光客の団体が騒がしくてちょっと残念でした

九州は韓国から近いせいかハングルの案内があちこちにあり、韓国人観光客に優しい街になっています

由布院をぶらぶらしてから、山のホテル夢想園の大露天風呂に入りに行きました

大露天風呂を楽しみにしていたのですが、金曜は男風呂掃除日で小さな露天風呂に入ることになってしまいました(残念)

ただ、平日で人も少なかったので露天風呂の真ん中にある石の上で全裸で大の字になって青い空を眺めると最高でした

その後、別府に戻り名物とり天を食し、別府観光のメインイベント地獄めぐりに行きました

海地獄は青、坊主地獄は泥、血の池地獄は赤と様々な地獄を巡りました

山地獄には、カバとかラマとかの動物もいましたが、動物にとって檻の中は本当の地獄という意味なのでしょうか(笑)

地獄めぐりを終えて、海沿いの宿へ行き、近くにある昔ながら竹瓦温泉を見に行ってみました

竹瓦温泉まで行く道は明らかにあやしい雰囲気で、古めかしい竹瓦温泉建物の横は無料案内所でした(ある意味雰囲気重視?)

夕食は地元民で溢れる居酒屋で大分名物をあれこれ食べて、満足してホテルに帰りました

ホテルでは、屋上にある展望露天風呂で全裸で真夜中の別府タワーを眺める竹バイクでした(開放的な一日)

 九州横断旅行 2012年10/04-10/07 
(唐津・有田編)

2日目の朝は再びホテルの屋上露天風呂に入り、全裸で別府の街を眺めていました(趣味)

朝食を済ませて、8時過ぎにホテルをチェックアウトし、車は一路西へ走りました

2日目の大目標は佐賀県唐津市にある呼子にイカを食べにいくことです

まずは唐津で一休みということで、鏡山に車で上りました

Wikipedia先生で鏡山を検索すれば鏡山の九十九折の急斜面の画像が見れます(参考

一気に200m以上上り、鏡山展望台に到着すると、眼下に唐津の街並が広がりました

日本三大松原「虹の松原」が海岸線沿って続き、遠くには唐津城を見ることが出来ます

そんなこんなで記念撮影とかをしていると、唐津城に行ってる時間が無くなって、そのまま呼子まで車を走らせました

呼子はイカで有名な地域であり、港にはイカが紐に吊るされ並んでいます

店に行くと、1時間待ちということでその間に呼子の街をぶらぶらしていました

観光船もイカ、港に干されているのもイカ、朝一のおばあちゃんが売っているのもイカで、まさにイカ一色です

扇風機みたいなものにイカが吊るされて回ってるのは奇妙な光景です

1時間半経過した14時半頃、ようやく店に入ることが出来て迷うことなくイカの活けづくりを注文しました

生きたままのイカを食らうなんて西洋人からすれば奇妙な感じなんでしょうね

ゲソとかは煮つけと天ぷらにしてもらって美味しく頂きました

気付けば夕方で、あまり時間もなく急いで有田焼で有名な有田町へ移動しました

有田に到着したのは、17時前で店の閉店時間ぎりぎりで街は閑散としていました

街を見るだけでもと思い、陶山神社に行くと、鳥居が有田焼で出来ているではありませんか

狛犬も焼き物ですし、なんでもかんでもこの街は焼き物です

古い商家のような雰囲気のある建物が並んだ街には有田焼を売る店が並び、見ているだけで面白かったです

こうして大急ぎで佐賀を堪能して、ホテルのある長崎へ車を走らすのでした

 九州横断旅行 2012年10/04-10/07 
(長崎編)

佐賀から長崎へ移動し、トンネルを抜けるとそこはいきなり長崎市街地でした(神戸よりインパクトが強い)

そうして長崎駅方向の全く動かない渋滞に捕まり、稲佐山から夜景を見に行くのにも一苦労でした

稲佐山展望台からは長崎市街が一望でき、明るく輝く長崎市はまさに日本三大夜景に相応しい所でした

こんなところでプロポーズしたらどうなるんだろうと考えてしまうほどです(相手がいませんが...)

海と山に囲まれ平地の少ない長崎市に40万人以上が暮らしているのは地方都市では考えにくいレベルです

ホテルは反対側の山の上にあったので山を下って市街地を越え再び山を登って20時30分頃ホテルに到着しました

直線距離では長崎駅まで数百メートルなのに、垂直方向にも100メートル以上という急斜面です

長崎市街の地元民が集まる飲み屋で長崎的なものを食べて満足してタクシーでホテルに帰りました

ホテルの風呂は市街が見渡せる形になっていたので、今回も全裸で長崎の街を見下ろしていました(趣味)

翌日は長崎くんちが開催される日で、朝から長崎のTVは各局神社での催しを生中継していました(複数の局でアングルの違う映像)

車で移動するにあたってお祭りを避けて、まずは大浦天主堂とグラバー園に行きました

昔から西洋との交流があった長崎だけあっていろんなところに西洋の香りがします

西洋だけでなく中華文化も入ってきており規模は小さいですが中華街もあります

そんな鎖国時の海外との交流は出島で行われていたと習いましたが、今の出島は埋め立てられて島ではなくなっています

中華街で長崎ちゃんぽんとか皿うどんを食べて、次に眼鏡橋に向かいました

長崎市街の移動は路面電車が主で、数分おきに走っているので電車が渋滞するということまで起きていました

眼鏡橋周辺の独特の雰囲気を感じながら、堤防のハート型の石を触って幸せになれるように祈るのでした

長崎くんち開催日だったので、街には露店が出て、人が溢れ、傘鉾が街を練り歩いていました

私はあまり知らない祭りでしたがかなり規模の大きいもので、なかなか楽しめました

そんなこんなで16時過ぎに長崎を出て、大村にある長崎空港へ向かいました

長崎空港から神戸空港まで1時間ちょっとで到着し、行きに大阪から別府まで12時間かかったのは何だったのだろうと思いながら九州横断の旅を終えたのでした

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