富士山

 熊野旅行 2015年01/11-01/12 
(本宮編)

1月最初の3連休を利用して熊野詣に行ってきました

友人の車に乗って朝9時に寮から出発です

阪神高速から阪和道を通って、一路熊野へと言いたいところですが、ちょっと寄り道です

和歌山の有田に食べログの評価4.4の日本一のラーメン屋があるという情報を得たので行ってみました

清乃というラーメン屋さんで、開店20分後の11:20に到着すると10名程度が店前で待っていました

ラーメンなので回転は速く、15分程度で入店できました

角長しょうゆ「匠」特選\1100としらすごはん\200を注文

なかなか工夫を凝らしたラーメンで美味しいのですが、日本一かどうかは疑問が残りました

寄り道はこれくらいにして、ここから熊野詣本番です

高速道路で田辺まで行って、国道311号で和歌山の山の中に分け入っていきます

国道と呼ばれる酷道ではないかと恐れていたのですが、センターラインが消えることの無い完璧に整備された道でした

ただどこまで走っても田辺市を抜けることはなく、熊野本宮大社までずっと田辺市でした

因みに田辺市の面積は1000km^2を超えており、面積は全国20位だそうです

私が住む伊丹市の面積が25km^2なので、面積40倍ということで途方も無い広さです

そんなこんなで14時過ぎに熊野本宮大社に到着しました

熊野本宮大社は熊野三山の中で最も立派な神社です

初詣に来ている人も多く、お賽銭をするのに長蛇の列に並びました

現社地には4社あるので、訳も分からず全てにお賽銭をしてみました

特に根拠はありませんが、これで今年は良いことありそうです

賽銭をしてから今年の運勢を占うために御神籤を引いてみると、大吉でした

さっきの賽銭の運を一瞬で使い果たしました...

御神籤には、「商売 売物買物損はなし」「相場 好機です」と書かれていました

これは完全に株に手を出せというお告げですよね

御神籤の話はさておき、現在の熊野本宮大社というのは明治に建てられたものです

それまでは現在の社から徒歩数分の熊野川の中洲に社を構えていたのですが、洪水で流失してしまったそうです

現在、その中洲大斎原には、高さ35mの巨大な鳥居が建てられています

この日は成人式があったのか華やかな着物を召した若い女性が記念撮影をしておりました

大斎原はその他特別なものは見られなかったので、河原の堤を散歩して車に戻りました

その後、車で10分程度の今晩の宿、川湯温泉山水館みどりやに移動しました

この地域は川湯温泉、湯の峰温泉、渡瀬温泉と数々の温泉がある温泉郷なんです

川湯温泉は名前の通り川の底から温泉が湧いています

ホテルから5分くらい歩いた所には、冬の間だけ川を重機で掘って作られる仙人風呂が現れます

ということで旅館から歩いて仙人風呂に行ってみました

写真の左が川で、右が堰き止めて作られた温泉です(無料)

混浴風呂ですが、裸だと恥ずかしいので基本的に水着を着て入浴しています

私も水着に着替えたのはいいですが、ただの河原なのでごつごつの岩で足が痛いです

入ってみると、場所によって温度が違うようで、湯気が出ている部分が熱いです

川の底からお湯が出てくるので、水面にプクプクと動きがあります

所々、滅茶苦茶ホットな部分もあるので気を抜いていると火傷します

ボーっとお湯に入っていると混浴の中で驚きの光景がありました

男たちの前で惜しげもなく局部を曝け出す裸の...

漢でした(涙)

そんなに見せつけなくてもいいじゃないかと思うくらい、丸出しだったので思わず見てしまいましたよ

存分に仙人風呂を楽しんだので、旅館に戻りとりあえず休憩です

晩御飯は頼んでいなかったので、外食が必要だったのですが、この近辺には夜営業している店が少ないんです

何とか中華料理屋さんを見つけたので、車に乗って行ってみました

中華黎明というお店で宿もされているそうです

ここで熊野牛餃子やオーソドックスな美味しい中華料理を頂いて宿に戻りました

宿の露天風呂に入って空の見上げると、山の中だけあって満点の星空が...

...見えませんでした

山の中なのですが、宿の明かりがあるので、そこまで星が沢山見えることはなかったです

それでもじっと夜空を眺めていると目が慣れてきてそれなりに星は見えましたよ

宿で風呂を楽しんだら、その後は部屋で酒盛りですよね

大量に購入した酒とつまみがあっという間に消えてなくなり、酒盛りが終わるとともに我々の一日も終わったのでした

 熊野旅行 2015年01/11-01/12 
(新宮編)

朝7時に起床し、温泉宿に泊まったら恒例の朝風呂です

ただ今回は問題があって、露天風呂仁王立ちが出来ませんでした

理由は簡単かつ明快です

レストランから全裸が丸見えです(笑)

レストランからだけでなくこのように部屋からも丸見えなんです

ただの混浴ならそこまで恥ずかしくないですが、見られるだけは私でも恥ずかしいです

それでも気持ち良い朝日を浴びながら、川の流れを眺めて入る風呂は最高です

朝風呂で眠気を吹き飛ばし、ビュッフェ形式の朝食を頂いて、9時前に出発です

この日、最初の目的地は新宮市にある熊野三山のひとつ熊野速玉大社です

熊野川沿いを走って、トンネルを抜けると急に現れるのが新宮の街です

人口は3万人弱ですが、周りが山過ぎて非常に大きな街に見えます

そんな新宮市にある熊野速玉大社は朱色が眩しい社です

ただ熊野本宮大社と違って、賽銭の行列のようなものはなく、訪れている人もそれほど多くなかったです

赤い社殿を見る以外することがなかったので、社の横の堤から熊野川を見ていました

因みにこの川の向こう側は三重県です

熊野速玉大社を離れて、次に訪れたのは神倉神社です

ただ駐車場がどこにあるのか分からず、結構彷徨いました

駐車場が非常に分かりにくいところにあるので、行くときはネットで探してから行ってください

この神倉神社はゴトビキ岩をご神体としており、この岩に到達するまでには試練があります

階段の勾配おかしいでしょ(笑)

こんな急な階段を延々と上がって、息を切らしながらゴトビキ岩に到着です

これは間違いなくパワースポットです

過去の巨大地震で絶対にこの巨石が転がり落ちてるはずですよね

そんなゴトビキ岩のところから東を見ると、新宮の街と熊野灘が一望できます

想像していたよりずっと眺めが良かったので、感動してしまいました

パワースポット神倉神社を下り、次に新宮駅前の徐福公園に行きました

徐福というのは秦の始皇帝に不老不死の薬を探して来いと無理難題を言われたおじさんです

日本全国に徐福の伝説が残っており、新宮市もそのひとつです

徐福公園には嫌でも目立つ中華街っぽい門があり、中には徐福の墓までありました

徐福公園は5分もかからず通り過ぎて、せっかくなので駅前も歩いてみました

特にこれと言って注目すべき点はありませんでしたが、駅前にこんな宣伝を見つけました

熊野三山萌えキャラ化計画

本宮てるて、那智霧乃、速玉ナギって...

世界遺産になっても観光地化には涙ぐましい努力が必要みたいです

新宮観光はこれくらいにして、次に那智霧乃のところ...那智大社に行きました

熊野三山の中で私が唯一訪れたことのある神社で、2011年7月以来の3年ぶりです

本宮大社や速玉大社は駐車場が基本的に無料なのに那智大社は有料ばかりです

那智大社自体よりも別宮である飛瀧神社の那智の滝が一番の観光名所なのが原因ですね

日本三大瀑布のひとつだけあって、迫力は相当です

以前訪れたときは曇りでしたが、今回は晴れたのでより一層美しかったです

那智の滝だけでなく、ちゃんと那智大社も訪れましたよ

これで熊野三山コンプリートです

コンプリートしたお祝いに昼食は那智勝浦漁港近くで名物の鮪を食べました

食事を終えて帰りは和歌山の海沿いを通って帰る予定でしたが、友人の提案で計画変更

三重県周りで帰ってみました

三重県出身ですが、熊野や尾鷲を訪れるのは初めてなんです

せっかく来たので、鬼ヶ城を目的地に設定して国道42号を北上

鬼ヶ城に到着する前に急に現れたのがあの有名な獅子岩です

獅子っぽいかどうかは別にして何か生き物に見えないことはないです

その後、鬼ヶ城に行ってみると、地面はディンプルだらけで天井の岩はカーテン状という不思議なところでした

波によって岩が削られたんだろうというのは分かりますが、こんな形になるものですかね

そんなことを思いながら鬼ヶ城観光を終え、尾鷲から高速に乗って移動です

紀伊半島を一周する高速道路が実現すればもっと観光客が訪れるんでしょうね

とりあえず津あたりまで来たので安濃SAで休憩して、久しぶりに津餃子を食べました

ちょっとお腹が空いたときに、テイクアウトで食べる津餃子は美味しいですね

再び車を走らせ、亀山を過ぎたあたりから、西を見ると何故か山が白いんです

予想外の雪です

雪が降る予想なんて無かったような気がするのですが、三重から滋賀へ抜ける部分は大雪でした

ただ高速道路なので道には雪は無く、ノーマルタイヤでも無事に通過できました

こうして和歌山から三重、滋賀、京都、大阪を経て、伊丹に戻り、この旅を終えたのでした

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