富士山

 コタキナバル旅行記
 2018年04/30-05/04 (出発編)

GWに突入して3日目の4/30(月)12:30、夫婦2人で関西空港に到着しました。

今回の目的地はマレーシアのボルネオ島です。

ただ日本から直接マレーシアに行くのは高いので、一旦韓国の釜山を経由して移動します。

1円でも安くがモットーですから。

韓国の格安航空会社eastarjetのカウンターに行って航空券確認証を見せると信じられない言葉が返ってきました。

釜山行きの航空券の旅行者氏名がどちらも同じ氏名で登録されてますね。

つまり妻の名前を書くべきところにも私の名前を書いていたのです。

この一言で竹バイクの思考は停止しました。

結局、妻の分のチケットをその場で購入することになりました。

具体的には往復25K円で購入していたものを払い戻して、片道27K円のチケットを購入することになりました。

貧乏人の銭失い...というか完全な私のミスです。

その上、釜山には乗り継ぎカウンターが無いということで一旦釜山で韓国に入国しないといけないとか。

金をケチると色々大変なことになるという見本みたいな感じですね。

色々想定外の事態に巻き込まれて精神崩壊気味で、関空15:00発のZE914で一路釜山へ。

搭乗機は順調に飛行し、予定到着時刻16時半の10分前に着陸する雰囲気でした。

ただ私の思惑とは別の事態が発生しました。

空港の真上で着陸を諦めてもう一度上昇...。

再びそこから着陸まで20分かかったので到着したのは16時40分。

次の便のeastarjetのチェックイン締め切りは17時半ということで残り時間は50分。

飛行機からターミナルへバス移動などをしていたらいつのまにか16時55分。

幸運なことに入国審査はガラガラでしたが、入国の時にこんなことを聞かれました。

「次の便まで時間が無いけど入国するんですか?」(英語)

空港&航空会社の一旦入国が必要という糞システムに言ってくれ...。(心の声)

事情を話して5分で入国審査を通過し、荷物受け取りに行ったのですが、なかなか出てきません。

平穏を装ってましたが、内心はかなり動揺していました。

最終的に荷物が揃ったのが17時25分という締め切り5分前。

ダッシュで2Fの出発エリアに行き、eastarjetのカウンターに何とか締め切り時間ontimeで到着。

何とか間に合ってくれて、ホッと胸を撫でおろしました。

カウンターで出発が40分遅れの19:10になったとか夫婦で隣席じゃないとか言われましたが、飛行機に乗れればどうでも良いです。

韓国滞在10分で出国し、搭乗までの待ち時間を利用して少し早めの夕飯を食べることにしました。

DELI CAFEというカツ丼とうどんを前面に押し出した店でしたが、わざわざ韓国で日本料理は食べたくないのでお粥にしました。

牛肉と野菜のお粥とアワビのお粥を注文したら、冷たいキムチスープとキムチが付いてきました。

何故かお粥の上にふりかけみたいなものが乗ってましたが美味しかったですよ。

空港価格なので2品で\1900くらいしましたけどね。

夕飯を食べ終えて飛行機を待っていると、再度遅れて出発は19:35に変更。

到着時の俺の焦りを返してくれって感じです。

こうして約1時間遅れでZE941便に搭乗し、一路コタキナバルに向かいました。

飛行機に揺られて5時間、コタキナバル空港に到着したのは、現地時間23:30。(日本より1時間遅い)

入国審査や荷物の受け取りをしていたらあっという間に次の日になっていました。

空港を出て両替をしようとしたもののこの時間に空いている両替所はありません。

困ったまま歩いていると空港内にタクシーのチケット売り場を発見。

チケット売り場のおばちゃんに「リンギットが無いんやけど」と言ったら「日本円で大丈夫」と言われました。

空港から10kmほど離れた市街地まで5割増の深夜料金で45リンギット(RM)。

2000円で15RMのお釣りが返ってきました。

そのときは気づきませんでしたが、2000円で60RMになったということは1リンギッド33円で両替。

1RMのそのときのレートが大体27円。

両替手数料20%ってぼったくりの世界ですよね...。

まぁ、深夜だったので色んな意味で仕方ないです。

こうして無事に市街地にあるDREAMTELに到着してチェックイン。

トイレやシャワーはTOTO、エアコンはDAIKIN、エレベータは三菱ということでホテルの設備は問題なしでした。

こうして色んな意味でハラハラした一日がようやく終わり、シャワーを浴びて泥のように眠ったのでした。

 コタキナバル旅行記
 2018年04/30-05/04 (リバークルーズ編)

5/1(火)、コタキナバル初日の午前は昨日の旅の疲れを癒すためにゆっくり過ごしました。

朝8時半に起床し、9時頃にホテルで朝食を取りました。

バイキング形式ですが色んなメニューがあって、どれも日本人の口に合うものでした。

私の口が日本人の代表的な口かどうかは議論の余地がありますが...。

朝食を食べ終えて11時くらいまでホテルでダラダラ過ごしてから出発。

まずは徒歩でホテルの裏手にある山を登って展望台を目指しました。

Trailコースが設定されているので、展望台までは簡単に行けました。

展望台からはコタキナバルの市街地が一望出来、遠くには青く輝く海がありました。

爽やかな景色ですが、蒸し暑い中を歩いたので汗だくで体は爽やかではなかったです。

展望台から山を下って、次は両替をしに行きました。

Wisma Merdekaという建物の1Fに両替店が沢山あるということだったので行ってみました。

為替レートで10000円で375RMくらいなのに、360RMに替えれたのでレートはかなり良い方だと思います。

昨日の空港のチケット売り場だったら300RMにしかならないところでしたよ。

現金をGETしたので、昼飯を食べに新記肉骨店に行ってみました。

昼で繁盛しており、注文も取りに来てくれないし注文しても飯が来ないので心配になりました。

30分くらい待って、ようやく注文した招牌牛雜肉醤干撈麺とホルモンのスープが来ました。

ホルモンの臭いが嫌いな方にとっては厳しいと思いますが、私の口には合いました。

やっぱりお前の口は日本の代表的な口じゃないな。

13時過ぎにホテルに戻って、13:45に迎えに来たツアーガイドと合流しました。

この日は昼からOiB toursのリバークルーズツアーを入れてたんです。

コタキナバルから120kmほど南西に位置するKlias川でテングザルと蛍を見るツアーです。

OiB toursの英語ガイドなら170RM、一般的な日本の会社から予約すると300RM超です。

行く場所も見れるものも一緒なのに値段がこんなに違うのはぼったくりもいいところです。

皆さんもツアーに参加される際は、現地ツアー会社の英語ガイドのツアーをオススメします。

コタキナバルから2時間ほどでKlias川沿いのOiBの施設に到着。

そこで揚げバナナ、揚げイモ、ケーキなどを頂いて、乗船を待ちました。

我々が最初に到着したのですが、時間が経つに連れてぞくぞくと色んな旅行会社に参加した方々が集まってきました。

日本人の集団もいましたが、彼らはおそらく私たちの倍以上払っているんでしょうね。

17時前になって小さなボートに乗り、Klias川沿いを猿を探すクルーズを開始しました。

いきなりガイドがテングザルがいると言っていたのですが、我々の目には見えませんでした。

その後、小さな一般的な猿には出会えるものの、一向にテングザルの姿は見えません。

ネット情報でKlias川沿いでは高い木の上にテングザルが見えるくらいであまり期待出来ないとあったので段々と不安になってきました。

何も見つけられずに1時間が経過して、半分諦めモードで出発地点に戻っているとそれは突然やってきました。

木の上に特徴的な鼻を有するテングザルのオスを発見しました。

股間の大切なものを豪快に見せつけてきます。

その後、近くに子供を抱いたテングザルのメスなんかも見つけられて後半の追い込みが凄かったです。

私のカメラではこのくらいしか捕らえられないのですが、妻のカメラならこんな感じでした。

ここまで能力の差を見せつけられると私の水中カメラと10万円以上する単焦点カメラがクズに見えます。

ただ双眼鏡を持って行っていたので、肉眼ではちゃんと彼らを見れたと負け惜しみを言っておきます。

こうしてテングザルを満喫して船着場に戻り、ここで一旦晩御飯。

おやつを食べたOiBの施設内でチキンカレーを頂けたのですが、レベルはなかなか高かったです。

カレーを食べ終えて日が完全に暮れた19時から再度クルーズを行いました。

今度はサルではなく、真っ暗な川沿いの木々に光る蛍です。

木々に留まっている大量のホタルがシンクロしながら輝く現象は神秘的でした。

日本のものより高い周波数で点滅を繰り返しているのが印象的でした。

今度こそレンズの明るい単焦点カメラの出番だと思ったのですが、揺れる船で微かな蛍の光は捕らえられませんでした。

こうしてツアーを終えて車に戻ったのは20時前。

ここから再び2時間かけてコタキナバルのホテルに戻ったら時刻は22時。

もうこの日はシャワーを浴びて寝るしかないですが、テングザル見れたので心は満たされていました。

もし見れてなかったらどんなに寝つきが悪かったか...想像するだけで恐ろしいです。

こうしてあっという間にコタキナバル1日目が終わったのでした。

 コタキナバル旅行記
 2018年04/30-05/04 (ダイビング編)

5/2(水)、この日のメインイベントはダイビングです。

3ダイブ昼食付で\9,000くらいとか破格の値段だったのでしないわけにはいかないでしょう。

6時半に起床し、昨日と同じくホテルで朝飯を食べて早速出発。

徒歩10分ほどのところにあるWisma Sabahに入っているダイビングショップScuba Junkie KKに8時前に到着。

ダイビングの誓約書にサインして、メンバーが揃うのを待ちました。

8時って言われて8時前に来るのは日本人くらいしかいないですから。

メンバーが揃って全員で店から徒歩5分ほどのジェッセルトンポイントと呼ばれる船着場に移動し、小さな船で出航。

この日は晴天に恵まれ、温かい陽射と穏やかな海を全身に感じていました。

船の上ではインド系のおっちゃんたちが日焼け止めを塗り始めました。

顔が真っ白になるくらいに日焼け止めを塗ってました。(笑)

日本の日焼け止めは塗ったら透けるみたいですが、他の国は違うのでしょうか。

それはともかく最初のダイビングスポットであるマヌカン島周辺に到着。

今回利用したダイビングショップは非常にしっかりとしており、装備の準備もブリーフィングも完璧でした。

1本目に潜ったのはAwesome reefと呼ばれるポイントです。

潜ってみて思ったのは、海の色が少し緑がかっていて透明度は沖縄の方が上ですが魚の量がハンパないです。

小さな熱帯魚から中型の魚までがサンゴの上に山ほどいました。

ただクマノミさんを見る限り、竹バイクはあまり歓迎されてませんでした。

色んな魚の写真を見てもらった方が早いので写真だけ載せておきます。

1本目のダイビングで1時間ほど海の中にいて、その後に数十分休憩して2本目。

2本目もマヌカン島の近くのバラクーダボナンザというポイントです。

名前の通り、バラクーダがいるわけですがバラクーダはあまり上手く撮れませんでした。

他の魚の群れは結構きれいに撮れたと思います。

巨大な河豚、尻尾だけ見えるエイなど見所は沢山ありました。

2本目も1時間弱潜っていて、気付けば12時ということでマムティック島に上陸して昼食。

船の上で予めメニューを聞いてくれるので、私はチキンと野菜の焼きめしwith目玉焼きにしました。

昼飯を食べ終えたら、インストラクターと一緒にログブックを記入。

親切に魚の種類や写真の撮り方を教えてもらえたので常に有意義な時間を過ごせました。

カタコト英語が喋れて良かった~。(笑)

ログブックを付けていると急に空が雲に覆われて、あやしい雰囲気になってきました。

3本目のダイビングをする頃には、少しだけ雨も降ってきていました。

それでも海の中で雨に濡れることはないので3本目はピラミッドリーフというポイントに行きました。

名前の通り、ピラミッド状にサンゴがあるエリアでその周りをスパイラル状に泳ぐというものです。

ただ厚い雲で太陽の光が遮られると写真は上手く撮れないので少し残念でした。

ここでも1時間程度潜っていたのですが、最後の方で水面より上が光っているのに気付きました。

雷も怖いですが、水中で海流が激しくなっているのを感じました。

ダイビングを終えて海面に上がってみると顔面に大粒の雨が打ち付ける状態。

波からしていつのまにか嵐やん。

何とか流されながら船に戻ったのですが、冷たい雨が打ち付けるのは変わりません。

それでも帰らないといけないので、ここからコタキナバルへ高い波を乗り越えながら移動しました。

「嵐が来るぞー」ってやつをリアルにやった感じでした。

こうして16時頃にコタキナバルの船着場に戻ってきて解散。

小康状態になった雨の中を濡れながらホテルに戻りました。

ホテルでシャワーを浴びたら、3時間ほど海中にいた疲れが体を襲い、あっという間に寝てしまいました。

気付けば19時前で眠いけど腹も減ったので着替えて晩飯に出発。

ダイビングで魚を見たら海鮮料理が食べたくなったので、Seri Seleraという海産物のフードコード的なところに行きました。

フードコートに入るとおじさんが声をかけてきたので言われるがままに席に着いてメニューを見て注文。

茹でた海老、イカのピリ辛炒め、海鮮チャーハンとドリンクのマンゴージュースとココナッツジュースを注文。

立派な海老がやってきてナンプラーと醤油を混ぜたようなタレに付けて食べると、プリプリで美味かったです。

観光客向けの感じもするので2人で\2,700ほどしましたが、そこまでぼったくり感は無かったです。

この後、海の近くまで歩いて行き、地元民で賑わうウェットマーケットと呼ばれる市場を見学しました。

市場は野菜・フルーツ、魚、鶏肉など色々あって見ているだけで面白かったです。

ここで売っているものはどれも安いですが、衛生面は不安なのでこの日は眺めるだけにしておきました。

他にも服やお土産を取り扱っている市場なんかもあるので、色んな楽しみ方が出来る場所でした。

こうして夜のKKを満喫して、ホテルに戻ってシャワーを浴びてダイビングの写真を見ながら眠りについたのでした。

 コタキナバル旅行記
 2018年04/30-05/04 (KK散策編)

5/3(木)、コタキナバル滞在最終日。

この日は特にツアーなどの予定は入れずにコタキナバルの街を散策することにしました。

フライトは日が変わった5/4の0:00の予定なので丸一日遊べます。

ただ熱帯に照り付ける太陽の下で朝から晩まで遊ぶ体力は無いので、朝はホテルでゆっくり過ごしました。

いつものようにホテルで朝飯を9時頃に食べて、部屋でダラダラ支度を整え11時過ぎにチェックアウト。

ホテルの前に止まっていたタクシーのおっちゃんたちに声をかけてコタキナバルで有名な2箇所のモスクに連れて行ってもらいました。

値段を聞いたら60RMと言われたので、妥当な値段と分かっていたものの50RMにまけてと頼んだのですが無理でした。(笑)

タクシーに乗って最初に向かったのは、MASJID NEGERIと言われる州立モスクです。

コタキナバルに来たら空港から市街地へ向かう途中に嫌でも見える金と白の建物です。

駐車場に車を停めてもらって、中に入れないから外から写真を撮ると良いよと教えてもらいました。

言われる通りに写真を撮って、モスクの周りを5分ほど散策してタクシーに戻りました。

次の目的地はコタキナバルの観光用モスクと言えばここと言われるCITY MOSQUEです。

ラグーンの上に浮かぶ青いモスクなので、撮影スポットとしても素晴らしいです。

今度はこの中に入れるのですが、服装の決まりがあるので観光案内所で女性は5RMでイスラム教の服装(チャドル)を借りないといけません。

ついでに私はイスラム教の帽子を借りてみました。

靴と靴下を脱いでモスクに入るとシンプルな構造で、そんなに驚くべきものは無かったですが幾何学的に美しかったです。

お祈りの場なので、そんなに見所があるはずもないですが...。

ここは中の見学と周囲からの写真撮影でぶらぶら30分くらいは滞在したと思います。

それでもタクシーのおじさんは嫌な顔一つせず待ってくれていたのでマレーシアって良い国民性ですよね。

こうしてタクシーチャーターのモスク巡りを終了して、一旦ホテルに戻りました。

昼を過ぎたのでホテルから5分ほどのガヤ通りにあるYee Fungというラクサが有名な店に行ってみました。

ラクサとは東南アジア風のラーメンと言えば分かり易いかと思います。

この店は非常に人気のため到着時点では10人以上が待っていましたが、回転が恐ろしいほど早いんです。

2分ほどで10人待ちが解消して、直ぐに入店することが出来ました。

ラクサを2つとドリンクを注文すると3分もしないうちに全てが揃いました。

ココナッツのまろやかな味とスパイシーな調味料のバランスが良くて最高に美味かったです。

料理とドリンクが2人分で23RM(620円)と値段も良心的です。

「食べ終わったら席を空けて」と次の客が言ってくる中国的な部分があるのはご愛嬌。

冷房の効いていない店でラクサを食べたら汗が止まらなくなったので、店を出て近くのスーパーへ。

お土産はスーパーで安く買うに限りますよね。

サバティー、マレーシア製チョコ、かっぱえびせんを購入しました。

かっぱえびせんの美味しさは世界共通ですね。

ここからは街を散策と言いながらその場その場で目的地を決めてブラブラ歩きました。

まずはガラス張りの建物が特徴的なSuria Sabahへ向かいました。

入口の手前から強烈な冷気が外に吹き出すくらい電気代を無駄に使っているデパートです。

入口から振り返るとツアー会社のテナントが入った建物やホテルがカラフルで芸術的でした。

店内を歩いているとユニクロらしき袋を持った人がいると思ったのですが、よく見ると違いました。

「ユビソウ」って...。

中に入ってみると六本木にある会社で日本語の説明ばかりですが、私は日本で見た記憶がありません。

ユニクロとダイソーを足したらこんな感じの店舗が出来そうな雑貨店でした。

興味がある人は「YUBISO」でググってみてください。

面白い日本語の間違いが多数見られますから。(笑)

基本的には「ユビソオ」と書くべきところが「ュビンオ」になってます。(リンク

因みにこの建物の中には正規のユニクロも入っています。

少し休憩して、次の目的地は島への船が出るジェッセルトンポイントです。

別に船に乗るわけではないですが、色んな店があるので時間を潰すには良いと思います。

マンゴーシャーベットを2人で分け合いながらボーっとしていました。

しばらくすると黒い雲が現れ、雨が降り出しそうになったので、初日に両替したWisma Merdekaへ移動しました。

お土産店をはしごしてスーベニアスプーンを探したのですが、見当たりませんでした。

以前、クアラルンプールで探した時もかなり苦労したので、マレーシアでのスプーン探し難易度は相当高いです。

お土産探しは諦めて、謎のKAYA BALLというベビーカステラのようなものをGOLD FISHという店で購入。

味はホットケーキみたいで中に入っている緑色のものはカスタードみたいでした。

Wisma Merdekaはこれくらいしておいて、雨がポツポツ降る中でセントラルマーケットへ移動しました。

このマーケットは人がすれ違えないほど多くの店が犇めき合う庶民の買い物の場でした。

ちょっと場違い感があったので、マーケットを出てさらに南にある観光局の土産店KADAIKUに入りました。

そこで何とスーベニアスプーンを見つけてしまったんです。

店員のおばちゃんにこれいくらと聞くと、値札が貼っておらず店員同士で価格の確認をしていました。

スーベニアスプーンって人気が無いのかな...。

こうしてお土産をコンプリートして次に向かったのはCity ParadeとCenter Pointというショッピングセンター。

市街地の南側は庶民の生活の場のようでここにいるのはほとんど地元民でした。

Center Pointの地下にはフードコートがあるので行ってみると店員の女の子に引き留められました。

特に飯を食べる気は無かったのですが、せっかくなのでナシアヤムを食べてみることにしました。

ナシアヤムはナシ(ご飯)とアヤム(鶏)を一緒に食べるシンプルな食べ物です。

お値段は3.9RM(\100)とこれも素晴らしい庶民価格です。

味はニンニクの風味がしっかりするタレと鶏の相性が良く、コスパ最強の一品でした。

食事の後はデザートということでウェットマーケット近くにあるアイス屋さんCoco king ice creamでココナッツアイスを注文。

ただのアイスが来ると思いきやデコレーションが過ぎるものが来ました。

アイスを食べ終えて店の裏から海を眺めていたのですが、しばらくすると段々と空が黒い雲に包まれていきました。

ウェットマーケットに逃げ込んで、焼き鳥を1本1.5RM(40円)で購入していたら大粒の雨が地面を打ち付け始めました。

マーケットは雨宿りが出来るテント式なので、何とか事なきを得たのですがなかなか止みません。

何とか屋根があるところを探して、屋根付き歩道橋があるセントラルマーケットを目指しました。

一旦、小康状態になっていけると思いきや、マーケットの手前で再び雨が激しくなり、成す術がなくなりました。

もう多少濡れることを覚悟して移動するしかありません。(涙)

道を渡るだけでビチョビチョになりましたが、東南アジアあるあるのひとつと思って諦めました。

この日は食べてばかりですが、最後の晩餐は佑記肉骨茶という店で豚のあばら肉が入った肉骨茶(バクテー)を頂きました。

私の旅行記では度々登場するバクテーですが、漢方で豚肉を似たスープのことです。

菜の花の炒め物、ライス、中国茶を付けて24.5RM(\660)とここのコスパも抜群です。

ここも中国系の人気店なので騒がしいけど面白い店です。

こうして1日を大満喫してホテルに戻り、20時過ぎにタクシーに乗り込み空港へ向かいました。

釜山行きの飛行機は3時間以上余裕があったので寝る準備を整えてこの旅行記を書いて時間を潰しました。

予定時刻より10分遅れの00:10にeastarjet ZE942便は出発し、一路釜山に向かうのでした。

 コタキナバル旅行記
 2018年04/30-05/04 (おまけ編)

5/4(金)、朝6時過ぎに釜山金海国際空港に到着。

大阪行きの便は12:30と6時間以上あるので少しだけ釜山を観光してみることにしました。

入国審査と手荷物受取を終えて、まずは\5000をウォンに両替。

空港からはGBRと呼ばれるモノレール的な乗り物に乗って移動します。

沙門で地下鉄2号線に乗り換え、西面駅で地下鉄1号線に乗り換えてチャガルチ駅で降りました。

海の方へ売るいていくと海産物を売っている屋外市場がありました。

ガイドブックに市場の建物の2Fが飲食店になっているということで行ってみました。

2Fを彷徨っているとおばちゃんが「サシミ?」と声をかけてきたので席に着きました。

何があるのかメニュー見てみたのですが想定外でした。

全商品が\2000超えのブルジョワ価格。

\5000を両替して実質\4350分のウォンしか持っていない私にどうしろというのですか。

一旦席に着いたものの、ごめんと言って店を出ました。

市場で飯を食うのは諦めて、少し北側の繁華街南浦洞にあるお粥の専門店「本粥」でお粥を頂くことにしました。

お粥なら1杯\900くらいなのでウォン貧の竹バイクでも食べれます。

私が頼んだシレギとアサリのお粥は、味噌っぽい大豆が沢山入っており、想像以上に美味かったです。

キムチ、牛肉のしぐれ煮的なもの、冷製スープも付いているのでボリューム満点でした。

食事を終えたら9時20分くらいになっており、残された時間は30分。

妻は疲れたということで別行動でその辺を散策していたようですが、私は釜山タワーがある龍頭山公園へ。

公園は高台にありますが、エスカレータが完備されているので足腰が弱い人でも登れます。

タワーに上る時間は無かったので、遠目から写真を撮って早々に引き返し、残り時間で近場を散策しました。

こうして短時間で釜山の繁華街を散策して、電車で1時間くらいかけて空港に戻りました、。

11時に空港に到着し、無事チェックインを済ませて、12時半発の関空行ZE913に乗り込みました。

たった1時間で関西空港に到着して、何事も無く入国審査を通過して手荷物受取に移動しました。

思いのほか手荷物が直ぐに出てきたので2人分の荷物を受け取ったところ係員が声をかけてきました。

「本人の物か確認させてください」

...そんなに僕が不審に見えましたか。

チェックイン時に貰った半券を見せて直ぐに通過出来ましたが、数十回関空を使っているのにこんな体験は初めてです。

こうして無事に旅を終えて、家で洗濯などをしたら竹バイクの体力は0になり、17時から翌朝7時まで14時間の深い眠りについたのでした。

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