富士山

 北東北旅行 2014年10/31-11/02 
(盛岡・秋田編)

10/31(金)18:40、気がついたら私はスーツを着て東京駅の東北新幹線乗り場にいました

私は過去には拘らないので、何故、私が東京にいたとかは追求しないでください(笑)

手には18:46東京発盛岡までの切符が握られていたので何も考えずに青緑のボディが印象的なはやぶさに乗り込みました

記憶を失っていたかどうかは不明ですが、この旅は数ヶ月前から密かに計画されていました(計画的犯行)

岩手、秋田、青森の北東北3県を巡る旅です

営業している列車の中では世界最速の320km/hで走る東北新幹線

宇都宮から先でそのスピードで走るという情報をスマホで調べて準備万端です

...期待は裏切られトンネルだらけで全然スピード分かりません

東海道新幹線にしか乗らず、新幹線のトンネルなど数えるほどしかないと思い込んでいた私が間違いでした

こうして2時間20分程度で盛岡駅に到着しました

夜21時の盛岡駅は駅ビルの営業も終わったようで、非常に静かでした

とりあえず盛岡駅から500mほどのところにあるスーパーホテル盛岡にチェックイン

スーツから私服にチェンジして、再び盛岡駅前に夕飯を食べに行きました

訪れたのはHot JaJaというジャジャ麺のお店です

麺を食べきったジャジャ麺の皿に生卵をかき混ぜて湯を入れてできるチータンタンまで完食です

盛岡ってジャジャ麺、盛岡冷麺、わんこそばと改めて考えるとヌードルタウンなんですね

盛岡名物を食してから、盛岡駅から大通商店街を歩いてみると酔っ払いさんが沢山いるじゃないですか

流石、花の金曜日なので飲み屋街は活気があります

駅前は静かでしたが、この商店街は明るくネオンが輝き、しっかりした県庁所在地だと思いました

まぁ、私の比較対象がどこかのTSUなので大抵の街はしっかりしてますけどね(笑)

ぶらぶら散歩してホテルに帰ったらもう23時過ぎ

スーパーホテル盛岡には天然温泉りんどうの湯があるので、ホテル内の温泉へGO

小さい風呂ですが、透明ヌルヌルの湯で温泉効果で癒されました

こうしてこの日は眠りについたのでした

翌朝、6:45に起床し、バイキングスタイルの朝ごはんをホテルで頂きました

泊まっていたホテルには無料のレンタサイクルがあったので朝食後借りてみました

朝の清々しい空気の中、向かったのは盛岡城跡

短い東北の秋、本丸があった場所に行くと見事に木々が赤く染まっていました

30分程度サイクリングして8時頃ホテルをチェックアウト

盛岡駅前の駅レンタカーで車を借りて、秋田方面に車を走らせました

最初の目的地は秋田の秘湯乳頭温泉郷の鶴の湯です

かなり有名なので秘湯という言葉は似つかわしくありませんが、結構山奥にあります

途中まではきれいな道だったのですがラスト3km程度は未舗装の石がゴロゴロ転がる酷道でした

でもパリダカの如く攻めて走りましたよ(笑)

同乗者がいたら揺れないように気を使いますが、一人だと何でもありです

鶴の湯に到着したのは10時、入口からまるで江戸時代にタイムスリップしたようです

入湯料\500で鶴の湯では数種類の温泉が楽しめます

次の写真に写っている建物には、白湯と黒湯という2種類のお風呂があります

白湯は含硫黄ナトリウム・カルシウム塩化物・炭酸水素泉で、黒湯はナトリウム塩化物・炭酸水素泉だそうです

温泉博士ではないので少し色が違うくらいかなと思いました

この建物の中にはコインロッカーとかがあるので貴重品はここに預けることが出来ます

まずはこの温泉で体を温めてから鶴の湯の醍醐味である混浴露天風呂

竹バイクには下心なんてありません

とりあえず白湯・黒湯の建物から服を着て出て、次の写真の奥に移っている建物に行きます

この中にも種類の異なる中の湯という含重曹・食塩硫化水素泉があるのですが、もう心はそこにはありません

写真で中の湯の手前、ススキの向こうに大きな露天風呂があります

期待に胸を躍らせ混浴露天風呂に行ってみました

...おっさんしかおらんがな(涙)

想像はしていましたが、ここまで女性がいないとは想像してませんでした

少なくともこの温泉に到着してから10人くらいの女性には出会いましたよ

彼女たちはどこへ行ってしまったのか...

もう一度言っておきますが、私にはやましい心などありません(笑)

露天風呂の源泉は白湯で、ボーっと入っているだけで気持ち良かったです

1時間程度温泉を楽しんでいたら、体は完全に硫黄臭に包まれました

臭い体で車に戻り、次の目的地角館に向かいました

正午頃角館に到着したので、まずは昼食です

ここでは秋田名物の比内地鶏の親子丼と稲庭うどんを頂きました

比内地鶏は鶏肉自体に旨みが凝縮されていてめっちゃ美味しかったです

昼食を食べ終え、武家屋敷が残る角館の街を散策です

黒塀で覆われた武家屋敷が立ち並ぶ風景はこれぞ重伝建地区という感じです

そこに紅葉の赤、黄、緑がプラスされて非常に美しかったです

角館自体はそれほど大きくないので、早々と観光を終えて次の目的地田沢湖へ

田沢湖は日本一深い湖です

そんな田沢湖のシンボルはたつこ像と呼ばれる金色の女性像です

これが何かは私は知りませんが、田沢湖にこれ以外何があるのかという感じです

田沢湖の周りは道がしっかり整備されているので、湖を見ながらドライブするのは気持ち良いですよ

田沢湖も満喫したのでこの日の目的地は全てコンプリートしました

ということで盛岡へ戻るために再び山を越えて岩手側へ

R46の秋田と岩手の間にある仙岩トンネルを抜けるとそこは雪国...ではなくめっちゃ雨でした

まだ車を返すまで時間があったので、雨でしたがとりあえず小岩井農場付近まで行ってみました

小岩井農場の駐車場まで行ったのですが、日も暮れてきて雨も止まないので入場は止めました

小岩井農場はまたの機会に訪れたいと思います

こうして盛岡駅に戻って車を返して、みどりの窓口で青森駅までの切符を購入

17:37発の新青森行きのはやぶさに乗り込んだのでした

 北東北旅行 2014年10/31-11/02 
(青森編)

盛岡から出発した新幹線が新青森に到着したのは18:43

新大阪駅と大阪駅のように新青森駅は青森駅から離れているので再びJRで移動です

ただ街の規模が違い過ぎて、新青森から青森駅へ行く列車はそれほど多くありません

スーパー白鳥という特急が来てみんな乗車していたのですが、分からなかったのでスルーして20分待ちました

後調べてみたら特例で新青森-青森間は乗車券のみで特急に乗れるらしいです(涙)

こうして青森の洗礼を気付かないうちに受けて、青森駅に到着したのは19:15頃

お腹も減っていたのでとりあえず駅前の大衆食堂っぽい「おさない」というお店に入りました

ホタテが美味しいらしいのでホタテと青森名物じゃっぱ汁を頂きました

じゃっぱ汁、めっちゃうめぇー

鱈のアラが入った汁なんですが、コラーゲンたっぷりで高級魚を食べているみたいでした

日本は端に行けば行くほど飯が美味いという持論はやはり正しいです

ご飯でお腹を満たして、すぐにホテルに行くことも考えたのですが、とりあえず青森駅周辺を歩いてみました

青森駅から海まではほんの2分程度なので行ってみると、巨大な橋がかかっていました

名前は青森ベイブリッジ、横浜以外にもあったんですね

近くにはA-FACTORYというショッピング施設があり、明るく輝いていました

青森は想像以上にしっかりした港町のようです

何度も言いますが私の基準はTSUなので...(笑)

駅前から続くしんまち商店街は歩道の上には屋根が付いており、雪や雨が降っても傘要らずです

商店街としてしっかり整備されているので、青森市もしっかり自立した県庁所在地です

この日宿泊するホテルがあるのは本町という飲み屋さんが多い場所でした

飲み屋と一緒に無料案内所なんかがあって客引きのお兄さんがうろうろしてました

青森ならではのねぶた風居酒屋なんかがあって一人じゃなかったら入ってたと思います

この日は疲れたので早々に眠りについたのでした

翌朝、ホテルで朝食を食べて、レンタカーを借りるために青森駅に移動です

歩いていると途中、謎の三角の建物が目に入りました

きっとラスボスがいます(笑)

正しくはアスパムという観光でお土産なんかが買えるそうです

アスパムの横から海沿いを歩いていると、港に黄色い八甲田丸が停泊していました

石川さゆりの津軽海峡では「青森駅は雪の中」で寂しそうな雰囲気ですが、実際は全然違います

海岸沿いに奇抜な建物があり、立派な都会ですよ

そんなことを感じながら駅前のオリックスレンタカーで車を借りて一路酸ヶ湯温泉へ

酸ヶ湯といえば私みたいなアメダスマニア御用達の地点です

昨年、アメダス全観測点史上最高の積雪566cmを記録したところです

青森から整備されたR103を南へ走っていったら1時間程度で到着します

積雪5mを超えると聞けば、どんな険しい山の頂上かと思われるでしょうが、標高900mくらいの普通の山の中です

ただ到着した酸ヶ湯温泉には既に数日前に降った雪が残っていました

建物入口の券売機で千人風呂と玉の湯のセットでタオル付\1000を購入します

千人風呂だけなら\600なのですが、この温泉は体に臭いが残るという情報を得ていたのでカランがある玉の湯も行けるようにしました

受付でハンドタオル、バスタオルを借りてまずはメインの千人風呂へ

千人風呂は総ヒバ造りの大浴場で、混浴です(参考

昨日に続き、再びワクワクしながら浴場へ行くと女性の姿がありました

...湯治に来ているよぼよぼのおばあちゃんでした

酸ヶ湯の名前からも想像できるように酸性硫黄泉で飲んでみるとめっちゃ酸っぱいです

千人風呂には熱の湯、四分六分の湯、湯滝なんかがあり、これぞ日本の湯という感じです

昔はもっとオープンな浴場だったみたいですが、混浴の意味を間違っている輩のせいで仕切りができちゃったみたいです

何を目的に風呂に行っているんだ!本当にけしからん(笑)

そんな千人風呂を存分に楽しんでから臭いを消しに玉の湯で体を洗いました

...ただの液体では臭いは取れません

酸ヶ湯を離れて次の目的地弘前方面に車を走らせます

途中、城ヶ倉大橋という橋があり、迫力があったので撮影してみました

もうこのあたりは紅葉も終わってますが、橋の迫力だけで十分素晴らしい写真が撮れます

そこからドライブをして黒石あたりを走っていると、道の横にリンゴ園がやたらと出てきます

普段リンゴが木になっているのを見ることがないので、リンゴに目を奪われてしまいました

弘前に到着する頃には正午になったので中華そばたかはしというお店で昼食にしました

地元では人気のラーメン屋さんにみたいで煮干の香りが凄い魚介ラーメンでした

ラーメンでお腹を満たして、弘前の街を観光です

弘前には明治の建物が残っており、モダンな洋館を巡ることが出来ます

他にも重要文化財の弘前城もあってぶらぶら散歩するにはいい街です

ただ弘前城の本丸はしょぼいので中に入ってもあまり感動できません

春は桜、秋は紅葉を楽しむところだと思えば問題ありません

弘前城を出て北に重伝建地区があるというので行ってみたのですが、全然雰囲気が無い

残念だったのですが、近くにアップルパイが美味しいお店があるというので行ってみました

弘前は日本のリンゴの20%を生産するリンゴタウンなのでアップルパイを出すお店も多いようです

美味しいアップルパイとアイスコーヒーを頼んでほっと一息

時刻は15時半になったのでそろそろ青森空港へ向かおうと車に乗り込んだ瞬間、雨が降り出しました

そこから雨は激しくなって、空港に到着するまで降り続きました

私の観光スケジュールに合わせて天気が変化するなんて、ラッキーでした

こうして17時前に無事空港に車を返して、青森空港から伊丹空港へ飛んだのでした

ただ飛行機がボンバルディアで、大気が不安定なため飛行機が揺れる揺れる

疲労と揺れで気持ち悪くなりながら、無事(?)旅を終えたのでした

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