富士山

 インド旅行 2014年07/19-07/23 
(出発&到着編)

7月の長期連休があったので、インドに行ってみました

そんなふらっとインドに行けるかと言うと、、準備は1ヶ月以上前から始めました

まずは旅行会社に10万円弱で航空券とツアーを申し込みます(今回は珍しくツアーです)

そこから苦労するのがビザの取得です

インドビザ申請センターのホームページを見ると新旧の情報が混在しているので、混乱します

昔は郵送申請は東京しか出来なかったみたいですが、今は大阪でも出来るんです

消費税が8%に上がっていることもあって手数料もいつの間にか変わっているといった次第です

そんなビザ申請ですが、旅行会社なら1万円以上かかるが個人ですれば\3000程度です

準備を完全に整えて7/19(土)出発の日を迎えました

朝、7時に到着したのは国際線の飛んでいない大阪国際空港(伊丹)です(笑)

今回はANAで成田経由でデリーを目指します

NH2176に乗って到着したのがここです

インドです...(嘘)

成田空港に9時過ぎに到着し、デリー行きのフライトが18:50とかなり乗り継ぎに時間があったので成田観光をしてました

定番の成田山新勝寺に行ったり、名物の鰻を頂いたりしていました

鰻を食してスタミナをつけていざインドに行かん

空港に戻ってしばし時間を潰してから出国ゲートを過ぎてフライトNH917を確認すると19:10に遅れていました

たまには遅れることもあるだろうと納得して19時過ぎに搭乗しました

飛びません...

理由は簡単、成田上空に活発な雷雲があり、激しい雨が降っていたからです

結局、なかなか雨は止まず、飛行機が飛び立ったのは20:40でした

ここから9時間弱のフライトです

やっぱり飛行機といえば映画ということで、現在公開中の「ダイバージェント」を見て過ごしました

到着も当然ながら2時間遅れて、到着したのは午前2時(眠)

日本ではルピーに両替できないので、現地空港で両替したりしていたらもう午前3時

お迎えが来ていたのでそこからホテルまで30分です

到着したのはMETRO HEIGHTSというホテルですが、部屋に入るときれいな感じ

そこにさっき荷物を運んできたホテルの従業員がやってきて部屋の簡単な説明を始めました

そして無言で我々の前に立っています

チップですよね(笑)

人を見る顔が金蔓発見みたいな感じで見んなと言ってやりたかったです

部屋はきれいだけど風呂が汚い...何か汚れ付いてるやん

お湯もなかなか出ないし、いきなりインドの洗礼を受けながらこの日はベッドに入ったのでした

 インド旅行 2014年07/19-07/23 
(ジャイプル編)

3時間くらいしか寝ていないので、かなり眠いですが朝食をホテルで取りました

朝からカレーっぽいものを食べてインド気分に段々となってきました

朝8時にガイドがホテルに迎えに来ていたので、カバンを車に乗せていざ出発

本日の目的地はデリーから南西に250km程度離れたジャイプルという街です

5時間程度の移動になるということで、長時間のドライブの開始です

デリーを出発してしばらくすると道沿いにオレンジの服を着て何かを運ぶ人々を見つけました

何か聞いてみると、彼らはガンジス川の水を自分の家の近くまで徒歩で運んでいるそうです

彼らの宿泊や食事のために無料の特設小屋が設置されていました

長い人は1ヶ月も歩き続けるらしいのでインドにおける宗教の力の強さを思い知ったのでした

そうして車を走らせていると、所々に小さな街を過ぎるのですが街が汚いのは言うまでもありません

瓦礫が散乱していて、残飯を牛があさる様子が各所で見られます

やっぱりインドでは牛が神聖視されているんだなぁと感じさせられます

ただ車をも恐れず我が物顔で道を歩く牛の態度には、イラッとする竹バイクでした

途中、トイレ休憩で停車したのですが、この国ではトイレを使うのにも使用量が要ります

ただ10ルピー(18円)でトイレがきれいなら、お賽銭と思って払えば良いですよね

再び車で移動していると雨が降り出しました

インドの7月は雨季なのでいつ雨が降ってもおかしくないんです

雨が降れば轍には雨水が溜まり、もう大変な状況になってしまいます

ただインドの雨はスコールに近いので、降ったら直ぐに止むので最初の観光地アンベール城に着いた頃には止んでいました

アンベール城はジャイプルの郊外11kmにある城砦です

ムガール帝国の歴史については詳しくないので詳細については説明できませんが、きれいなところでした

鏡張りの廊下とか細工が細か過ぎて驚きです

そんなアンベール城を後にして、昼食です

タンドリーチキンとカレーを頂きました

カレーと言っても色々種類があって、マトンだったりチーズだったり色々あるんです

必ずカレーと一緒にパパドゥというせんべいみたいなもの、ナン、インディカ米のご飯が一緒に出てきます

個人的にはやっぱりナンが一番ですね

お腹も満たされて、ようやく目的地のジャイプルへ入りました

ジャイプルはラジャスタン州の州都で、ピンクシティの異名を持っており、街並がピンクやオレンジなんです

ピンクシティと言ってもスケベなところじゃないからね(笑)

初めに訪れたのはジャンタルマンタルという巨大な天文台です

日時計等があり2秒間隔で正確な時間を刻むという驚きです

そんなジャンタルマンタルの芝生の上で鳥が卵を温めていました

こんな我々が近づき易いところで卵を産まなくても良かったんじゃないか、鳥さん

次にジャンタルマンタルの横にあるシティパレスに行ってみました

シティパレスは歴代のマハラジャが住んでいる王宮なんですが、現在もマハラジャが住んでいるみたいです

ちょっと挨拶しに行きたかったのですが、入れませんでした(笑)

インドの金持ちの住むところってありえないくらい装飾が凄いですね

このあたりはジャイプルの観光地なので、物売りの数も多いです

車を降りると物売りがやってくるのですが、一緒に牛もやってきます(笑)

ただインドの物売りははっきり要らんと言えば帰っていくので、商魂逞しさはイマイチです

まぁ、物売りを相手しなくてもガイドに宝石店等に連れて行かれます

日本人相手のツアーっていつもどうしてこうなのかと思ってしまいます

ホテルに向かう道中、風の宮殿の前で下車して記念撮影しました

こうしてホテルに到着し、恒例のチップを渡して汗を流そうと風呂に入りました

お湯が出ません

暑かったのでお湯は我慢して、ご飯(カレー)を食べてお部屋に戻ろうとしたらハプニング発生

カードキーで扉が開きません

フロントに頼んだら、扉の工事が開始されました...

あのカードキーって電池式だったんだとインドで初めて知った竹バイクでした

 インド旅行 2014年07/19-07/23 
(アグラ編)

この日も朝7時に起きて、朝食を食べました

インド風のお好み焼き的なものと玉子焼きでようやくカレー以外のものに出会えて何か新鮮でした

この日の目的地はジャイプルから東に200kmほど行ったアグラです

アグラに到着する前にまずはアグラから40km程度離れたファティープルシークリーという忘れられた街に行きました

昔々王様が子供が欲しいということで占い師に聞いたら、この地へ遷都すると良いと言われたらしいです

ちゃんと子供を授かったのですが、乾燥したところなので水不足が頻繁に発生し、街は捨てられたそうです

そこには赤砂岩で作られた宮殿がいまだに残っています

この宮殿に入るには駐車場からバスに乗るんですが、そこまで行く道中は物売りでいっぱいです

何か笛を吹くコブラ使いなんかがいて、写真を撮ったら金をくれと言ってくるので気をつけてください

こうして再び車に乗って移動です

ジャイプル-アグラ間はあまり道が整備されていないので、車も滅茶苦茶揺れてしんどいです

車から田舎の町を見渡すと、牛だけでなく豚、ヤギ、ラクダ、犬、猿と人が一緒に生きています

日本の街では猫をよく見かけますが、インドでは猫は見かけません

理由は猫が犬と喧嘩するのでインド人は猫が嫌いということらしいです(インド人は犬派)

埃っぽいアグラの街に到着した頃にはお昼になっていたので昼食です

当然、カレーですよ(美味いからいいですけどね)

ご飯を食べて、この旅のメインイベントタージマハル観光です

タージマハルの周囲1kmは車での入場が規制されているので専用の電動カートみたいなものに乗って移動しました

入場口では入念なセキュリティーチェックを受けなければなりません

お隣のパキスタンから爆弾を持って入ってくるのを防ぐためだとか...

そういえばインドは核保有国だったんですね

そんなことはさておきタージマハルに入場するとその壮大さに驚かされました

これ全部大理石なんですよ

タージマハルは宮殿ではなく、王妃の霊廟です

これを建てるために20年以上の歳月を費やしたそうです

タージマハルは神聖な建物なので土足現金なのでこんな靴カバーを付けて入ります

タージマハルをゆっくり見学していると、インド人が近寄ってきて写真を撮ってくれと言ってきます

いいよと言ってカメラを受け取ろうとすると、「違う違う一緒に撮ってくれ」と言ってきます

実は俺、インドで大スターなんです

よくよく調べてみると大抵の日本人はインド人と一緒に写真を撮って欲しいと言われているみたいです

こういうところで外国人と写真を撮るのが彼らのスペシャルらしいです

タージマハルの裏にはヤムナー川が流れているのですが、デリーの生活排水が流れ込んでいるので、かなり汚いみたいです

そんなタージマハルを後にして、次に向かったのが赤砂岩で出来たアグラ城です

この城は長い期間かけて作られてきたものらしいです

タージマハルを作ったシャージャハーンは建設に金を使いすぎて息子にここに幽閉されてしまったらしいです

こうして観光を終えて、この日のホテルへ向かいました

まずはお湯チェックをすると、何か変な味がしますが、しっかりお湯が出ました

ただここでもハプニングが発生しました

大量のイナゴ(?)の発生

部屋の中でも何匹殺したかわかりません...

旅行記のネタをくれるのはいいですが、インドは我々を心穏やかにしてくれることはないようです(笑)

この日も夕食はカレーですが、インドビールのキングフィッシャーゴールドと一緒です

疲れたのでこの日もゆっくり寝ましたとさ

 インド旅行 2014年07/19-07/23 
(デリー&帰国編)

インド滞在最終日、いつものように朝食を食べてから出発です

朝食はいつも同じようなものなので写真は載せません(笑)

この日はデリーに戻って観光です

早朝のアグラの街は今日も埃っぽく、ヤムナー川では水浴びをする牛と選択をする人々がいました

そんなアグラから3年前に完成した高速道路で移動です

サービスエリアのトイレは無料だったので良かったです

3時間ちょっと走ると街並が都会になっていき、段々デリーに近づいているのが分かりました

デリーに入ると凄い渋滞で、オールドデリー駅周辺はもうレーンなんて関係ありませんでした

この辺では車から降りるのも大変なので、赤い城ラールキラーは車の中から見ました

車が止まる度に道から子供が歩いてきて窓を叩いて、ボールペン等を売ろうとします

信号が変わると悲しそうな顔をして高架下に帰って行く光景がインドの現実です

この後、訪れたのがガンジーを祀るラージガードです

今までの遺跡や城と違って最近のインドのものなので全く趣が異なっていました

ラージガードを出たときに何だか靴がベタベタして左足が重くなりました

何か踏んだー(各自想像ください)

牛が歩いていたり、その辺で生活している人がいるので何を踏んだかは分かりません

ちょっとテンションが下がりながら、次に車の中からインド門を見ました

インド門というのは第一次世界大戦でイギリスのために戦って戦死したインド兵を追悼するために建てられたみたいです

イギリスはインドが貢献したら独立を認めるとか言ってたらしいですが、全てお得意の口だけです

そんなインド門の周りはきれいな公園として整備されており、あの混沌としたインドはどこに行ったのかと思わされる美しさです

インド門を過ぎて、次に向かったのはフマユーン廟です

ここはあのタージマハルの元になった霊廟で、色は違いますが迫力があります

その後、昼食だったのですが、何と中華です

インド料理には飽きただろうから最後に中華を食わせてやるって感じですかね(笑)

店には他のツアーから来ていた日本人観光客でいっぱいだったので、ここはそういう店なんですね

料理も中華独特の八角の風味がしない日本人に合わせた中華だったので驚きでした

店を出ると木に鳥が巣を作っており、親がヒナに餌を与えていました

最後の目的地、クトゥブミナールへ移動している途中に雨が降り始めたのですが、到着する頃には止んでいました

ラッキーなことにこの旅では一度も傘を使うことはありませんでした

そして到着したクトゥブミナールの迫力に圧倒されました

クトゥブミナールは世界最大の石塔で高さは70mを超えています

ここは13世紀のムガール帝国以前建物なのでこれまでのものとはまた雰囲気が違い、どこか中東の遺跡に来たみたいです

インドという国は奥深過ぎてまだまだ見るべきところはありそうです

ただ帰国のときがやってきて、インディラガンディー国際空港に午後7時過ぎに到着

日が変わって深夜1時半の便で一路成田へ飛び立ったのでした

こうして翌日13時過ぎに成田に到着し、18時頃伊丹に到着しこの旅を終えたのでした

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