富士山

 北海道旅行 2016年02/11-02/13 
(さっぽろ雪まつり編)

2/11(木)から2泊3日で冬の北海道へ向かいました。

人生初のさっぽろ雪まつりと流氷がこの旅の主な目的です。

梅田に5:40頃到着し、関空行きのバス乗り場で竹バイクは焦りました。

...アジア人の大行列。

春節のため、大量のアジア人が日本に流入した結果がこれです。

補助席を使って何とか乗り込むことが出来たのですが、\1550払って硬い椅子というのは何とも...。

関空T2から8:05発のPeach機に搭乗し、定刻通り9:55に新千歳空港に到着しました。

天気は晴天ですが、新千歳空港にはそれなりに雪が積もっていました。

空港駅から満員電車に乗って札幌駅まで移動し、11時前に札幌駅に到着。

札幌駅を出てみると、大都市の駅前だけあって除雪されています。

ただ雪が無いのはターミナルだけで、少し歩くと直ぐに雪国の景色になり、道はどろどろです。

この日は札幌の冬の風物詩であるさっぽろ雪まつりの最終日。

ということで日本三大がっかりの前を通って地上から大通公園まで歩いて向かいました。

大通会場ではテレビ塔がある西1丁目から西12丁目まで1kmくらいの範囲で雪像が立ち並んでいました。

進撃の巨人、ドラゴンボール、三太郎と話題のものが色々ありました。

色々説明するのは面倒なので、写真だけ載せておきます。

こういう大きいものだけでなく、比較的小さな作品もあります。

五郎丸さん、ヨダレが凄い!

雪まつりも最終日になると、作品が溶けてしまいこんな感じになります。

会場は皆が歩いて雪を踏み固めているので、滑り止めの砂を撒いてもツルツルです。

雪像に目を取られて足元が疎かになっていると滑って転んで痛い目に遭います。

1時間くらいかけて雪像を見た後、昼食はすすきのにあるスープカレーの店GARAKUで頂きました。

人気店のためかなり待ちましたが、味は確かに美味しかったです。

昼食後はすすきの会場へ行き、こちらでは氷像を見ました。

ただ流石すすきのだけあって、美しい氷像の横をふと見ると...。

高級ソープランド!!

普通の街なら繁華街と風俗街ははっきり別れているようなものですが、すすきのは違いますね。

氷像はこれくらいにして風俗...いや、再びぶらぶら札幌の街を散策です。

札幌駅からすすきのまで地下道が整備されているので冬の移動は地下道に限ります。

地下道経由で北海道庁旧本庁舎に行ってみました。

出迎えてくれたのは汚い巨大雪だるま。

冬は白い雪の中に建物のレンガ色が際立って良い感じですね。

近くに別の雪まつり会場があってこちらはかまくらが設置されていました。

入ってみるとアート作品になっており、きれいでした。

拡大してみるとこんな感じでした。

推し松は十四松みたいです。(笑)

来年の雪まつりにはおそ松さんの姿が見れたら良いなと思います。

僕が見たい雪像は「シコ松が...ですね」。

再び地下に潜って札幌駅まで戻り、そこから久しぶりに北大に行きました。

休日だったせいか北大の中にはほとんど人はおらず閑散としていました。

とりあえず新雪の上で遊ぶ親子の姿が印象的でした。

そんなこんなで17時になり、再び大通公園に戻り後から来る友人と待ち合わせ。

少し時間があったのでテレビ塔の下まで行ってみるとこんなゆるキャラがいました。

いや、何が伝えたいんですか!?

このキャラはさておき友人と無事合流して、ライトアップされて昼間とは雰囲気が異なる夜の雪まつり会場へ。

最近、流行のプロジェクションマッピングで新幹線開通を祝っていたりしました。

ただ札幌延伸は2030年の遠い未来の話ですけどね。

私のお気に入りは人食いガエルの雪像です。

そんなものに見とれていたら危惧していたハプニングが発生しました。

豪快にコケました!!

いやぁ、雪の降らない関西人には厳しい環境です。

その後、すすきの会場に行ってみると、ここもライトアップしていてきれいでした。

この像を見ていたら北海道限定のサッポロクラシックを飲みたくなってきました。

それにしてもこの日のすすきのは客引きのお兄さんも少なくただの健全な街でした。

俺はこんな街をすすきのと認めないぞ。(笑)

夕飯は生ラムのジンギスカンを食べに、すすきのにあるだるま6.4店へ。

サッポロクラシック生大とジンギスカンの組み合わせは本当に最高です。

ただ人気店なので1時間程度待ちは覚悟してください。

あと服に臭い付くのも諦めてください。

腹を満たしてから人生初のカプセルホテル「SPA HOTEL ソーレすすきの」へチェックインです。

ただすすきのにいるのに何もしないだなんて若い竹バイクには出来ません。

チェックインを終えて、すすきのの街に繰り出してすることと言ったらこれですよね。

ラーメン屋ですよ。

えっ?風俗?...何を想像していたんですか。

麺屋雪風で味噌ラーメンを頂きました。

関西の人気TV番組で紹介されたせいか並んでいるのは関西人ばかりでした。

この店でラーメン、餃子、さらに瓶ビールを飲んでもう本当にお腹いっぱい。

ホテルに帰って、大浴場で足を伸ばして湯に浸かり、この日の疲れを癒しました。

カプセルホテルでおっさんのイビキを子守唄にして爆睡したのでした。

 北海道旅行 2016年02/11-02/13 
(紋別流氷編)

2/12(金)、朝6時に起床しチェックアウトを済ませ、札幌駅へ向かいました。

この日は予め申し込んでいた紋別流氷ツアーに参加しました。

7時にバスに乗って札幌駅を出発して、オホーツク海側の街、紋別に向かいます。

札幌-紋別間は直線距離で220km程度、大阪-高山間くらいの距離ですね。

札幌を離れるとどんどんと積雪量が増えていきます。

途中、SAや道の駅などで休憩して4時間かけてやっとのことで紋別へ到着です。

紋別の目的地に近づいたときにガイドさんから衝撃の発言がありました。

「ごめんなさい、今日は流氷はありません。流氷は生き物ですので...」

いや、流氷は生き物じゃないから。(笑)

予め情報は仕入れていたので、ある程度覚悟してましたが、やっぱり残念です。

今年は暖冬のせいか流氷が接岸が平年より大幅に遅れていたようです。

砕氷船ガリンコ号の乗り場に到着して、乗船時間の正午まで紋別流氷まつりで遊んでいました。

巨大な氷の滑り台があったので、大人げ無く遊んでしまいました。

氷像の多くは公務員の皆さんが作ったみたいで、地方公務員も大変だなとつくづく感じるのでした。

海が見に行ってみると、海が少しだけ凍っていました。

停泊しているこの船がガリンコ号Ⅱです。

前に着いているドリルのようなものをぐるぐる回して氷を砕きながら進むそうです。

とりあえず正午になったので乗船し、流氷の無い流氷クルーズの始まりです。

完全に諦めていたのですが、海に出てみると意外と氷が浮かんでいます。

海はシャーベット状で密度が違うところで境目が見えます。

これが流氷だと思って存分に楽しみましたよ。

ただ風に当たるとどんどん体温が奪われてマジで寒いです。

こんな状態で海に落ちたら絶対に死にますね。

氷山に当たって沈んだタイタニック号を思い出してました。

結局、45分くらいのクルーズを終えてみて、最も氷があったのは湾内でした。

このツアーのメインイベントである流氷クルーズを終えて、ここからは地獄の始まりです。

ツアーといえば望んでもいない土産屋に連れて行かれたりするんですよね。

まずはマルカイチ水産で海鮮ちらしを頂いたのですが、室内がやたらと寒い。

カニ汁で温まろうとしたら、店員が忘れていて言わないと出てきませんでした。

食事会場から早めにツアー客を外に出して、外にある土産コーナーに誘導しようという謀ですね。

我々はそんな計画にまんまに嵌るほど愚かではありませんよ。

雪合戦して遊んでましたよ。(笑)

次に完全に冷え切った体で蒲鉾店に連れて行かれました。

この店ではカニボールと無料のコーヒーが頂けたので文句は無いです。

こうしてツアーを終えて、紋別から再び4時間かけて札幌に戻ります。

札幌に到着したのは19時前でそこからは夕飯を食べに店を探して歩きました。

ただ花金に予約無しで入れる店は限られており、結構店探しに苦労しました。

そうして最終的に到達した店が凄いネーミングの店でした。

「大衆おっさんパラダイス モツの朝立ち」

店に入ると天狗のお面がかけてあり、「握ればご利益 擦れば尚よし」の文字。

ふざけた店かと思いきや、ちゃんとした小料理屋さんで味は抜群でした。

この日もサッポロクラシックを飲んで、体中にサッポロビールを満たします。

腹を満たしてからすすきのを歩いていると2階の窓にバニーガールさんがいました。

完全にお尻見えてますやん。

普段の姿を取り戻したすすきのを見てしまうと気持ちが徐々に高まっていきます

東横インにチェックインしてから、抑えきれない気持ちを発散しにすすきのへ。

声をかけてきたお兄さんに店を聞いて教えてもらって入ってみました。

風俗?そんなとこ行くはずないじゃないですか、ラーメン屋ですよ!

その名も「いそのかづお」です

看板に描いてあるいがぐり頭の少年をどこかTVで見た記憶があるですが思い出せません。(笑)

そんなお店で頂いたのは、札幌ブラックです。

富山ブラックや大阪ブラックは食しましたが札幌ブラックは初めてです。

美味しいですけど、塩分高めなのでスープを飲み干したら絶対に体が悪くなります。

帰り際にコンビニで北海道限定のソフトカツゲンとSNOWMIKU2016を買ってホテルに戻りました。

乳酸菌入り雪ミク飲料って何やねん。

それはさておきこの日も大浴場で疲れを出してから、一瞬で眠りについたのでした。

 北海道旅行 2016年02/11-02/13 
(豊平峡温泉編)

2/13(土)、北海道旅行最終日です。

この日はゆっくり8時に起床し、ホテルで軽食を食べてからチェックアウトしました。

2月中旬だというのにこの日はやたらと暖かく、天気予報は札幌でも雨。

まだ雨は降っていませんでしたが、路上の雪が溶け、完全にアイスバーン状態。

ツルツル滑りながら何とか歩いて地下鉄東西線に乗って二十四軒駅へ。

そこからさらにスケーティングしながら到着したのは札幌市中央卸売場外市場。

場外市場にある北のグルメ亭で豪華な海鮮丼を頂きました。

甘味のあるウニと美しく輝く新鮮な素材に大満足です。

お値段も違いますが、前日にどこかで食べた海鮮丼とは雲泥の差ですね。

市場にはカニが大量に並び、観光客と見るや声をかけられますが、お金が無いので私には買えません。

そんなこんなで市場を後にして、JR桑園駅までまたツルツル滑りながら移動。

桑園駅から札幌駅まで戻り、バス乗り場へ向かいました。

実は前日カニボールを食べているときに、豊平峡温泉行きのバスを予約しておいたんです。

その名もカッパライナーです。

我々は予約していたので問題なかったですが、予約していない方々は完全に断られていました。

ということで定山渓温泉や豊平峡温泉にバスで行く際には絶対に予約をオススメします。

札幌市街地からR230号を走り、定山渓温泉を過ぎたところにあるのが豊平峡温泉です。

周りには何も無いので、温泉と食堂が建物の中にはあります。

豊平峡温泉は札幌市内で唯一の源泉かけ流しの温泉であり、飲泉も出来ます。

温泉を飲んでみると少しだけ鉄分のような味がしました。

雪を見ながら露天風呂に入るのは、まさに風流というものです。

私の頭の中では「風流」とは、かけ「流」しの「風」呂に入ることです。(はっ?)

温泉に1時間以上入ったのですが、帰りのバスまではまだまだ時間があったのでONSEN食堂に行ってみました。

温泉に併設されている飲食店といえば「和」をイメージされるでしょうが、ここは違います。

インド人がナンを作ってます。

紆余曲折があって、豊平峡温泉でインド人のシェフが本格インド料理を提供し始め名物となったそうです。

チキンマサラを注文しましたが、確かに本格インド料理でした。

雪景色と温泉の煙を見ながら雪深い山の中で本格インド料理を食べるなんてここ以外では出来そうにないです。

豊平峡温泉を満喫して15時頃のバスに乗って再び1時間かけて札幌まで戻りました。

途中、定山渓の停留所でバスに乗ってこようとしたお客さんも予約が無い場合は断られていました。

帰りのバスは席が空いていたので乗せてあげても良かったのではないかと思いましたが...。

こんなこともあるので絶対に予約推奨ですね。

何はともあれ16時頃に札幌駅に到着して、お土産を買って電車で空港に向かいました。

18:40発の関空行きのPeachだったのですが、荷物検査が進まずどうも空港内が騒がしい。

格安航空会社だけでなくANA等も遅れているので、アナウンスを聞いてみると濃霧の影響らしい。

結局、我々が乗る便は1時間遅れの19:40に離陸して無事に関西に帰ることが出来ました。

1本後の20時の便は欠航していたので、運よくギリギリ帰れたわけです。

流氷を見るほどの運はありませんでしたが、飛行機に乗って帰ってこれるだけの運はあったようです。

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