雑魚や |
阪急西宮北口駅の北東にある商業施設アクタ西宮にある魚介メインの居酒屋「雑魚や」でランチを頂きました 正午前に到着すると前に1組待っており、店前のウェイティングリストに記名 メニューは店内に無いので店の前のメニューリストを見て決めておく必要があります 店主自ら明石海峡で一本釣りしてきた魚を提供するらしく、魚の種類はある程度限られますが、組み合わせれば10数種類あります この日は鯛、サワラ、タコ、カツオ、ホタテ、ブリが入っているようでした メニューを決めていると店から1名、そのあと2名が出て行ったので直ぐに入れるかと思いきやなかなか中から店員さんが出てこない 店内を見てみると、2名掛けテーブルが3席とカウンター席が3席の計10席を2人で回しているようで回転はあまり早くないようです 30分くらいしてようやく入店でき、おしぼりとお茶を持ってきてもらったときに番号で注文します 今回は明石鯛とトロサワラ造りと明石タコの明石スペシャル造りの定食2080円を注文 注文が入るごとにひとつずつ丁寧に調理されているので、そこから20分後にお待ちかねの定食がやってきました この定食には造りの他に冷奴、切り干し大根、唐揚げ、サラダ、ごはん、吸い物が付いてきます でも何といっても主役はお造りです 白とピンクが美しい鯛、大きくぶつ切りしたタコ、表面を炙ったトロサワラが8切れずつ盛られています 鯛の身は分厚いのに向こうが見えるくらい透き通っていて新鮮なのが分かります 新鮮な鯛はコリコリした食感というイメージがありますが、締め方などにも依るので今回の鯛は柔らかかったです タコは大きく切っているので食べ応えがあり、噛むとタコ本来の自然な甘味が染み出してきました 一番アタリだと思ったのはトロサワラで、口に運ぶと最初に炙った香ばしい香りが鼻を抜けます 身は歯が要らないほど柔らかくて、上質な脂とともに口の中に溶けていきます ワサビとショウガを添えてくれているので色々付けて頂きましたが、ショウガが結構気に入りました 造りはこれくらいにして他の紹介します 唐揚げは外観からでは何か分かりませんが、口に入れるとカツオが主張してきました 下味がしっかり付いており、身は硬くなることなく適度な揚げ加減で美味しかったです 魚介はこれくらいかと思って吸い物に手を伸ばすと、底から魚のアラ(背骨部分)が出てきました 骨がそれなりにあるので食べづらい部分はありますが、身を残さず頂いて、旨味が出た汁を飲み干しました こうして他の料理も完食したらお腹一杯になりました ボリュームたっぷりの造りを出す店は数多あれど、店主自ら釣ってきた魚を出す店は珍しいので訪れる価値アリだと思います ただし回転の速さを考慮すると開店一番乗りをオススメします
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