讃松庵 |
神戸市営地下鉄中央市場前駅から西へ3分ほどのうどん店「讃松庵」で家族で昼食を頂きました 正午過ぎに到着すると、ちょうど座敷席が空いて子連れランチには最高の出だしです 店内は座敷席2つ以外はカウンター席がメインの昔ながらのうどん店といった感じです 店名の「讃」の文字からも分かるように讃岐うどんが頂けます 席に着くと直ぐにお冷と一緒に子供用のスプーンとフォークを出してくれる気遣いがうれしいです 1人1オーダと張り紙がありましたが、小さな子供はその限りではないようです でもなんか2品だと悪いのでとりあえずうどんは3つ注文することにしました この判断が後々大変なことになることを竹バイクはまだ気付いていません しばらくメニューを見て悩んで、ざるうどん定食\850、まい天ぶっかけ\900、とり天ぶっかけ\900の3品を注文 とり天ぶっかけは麺少なめ-50円にして、トッピングは別で用意してもらいました うちのわがまま息子はうどんに何か付いていたり、天ぷらが湿っていると一切食べないので... 注文してから5分ほどで最初にざるうどん定食が運ばれてきました 想像以上にうどんの量が多い... 玉子天と店の名物らしきまいたけご飯がセットになっています うどんの断面は矩形で太く、1本1本が非常に長くて汁に浸けて子供にあげるのが大変なくらいでした なんせ麺を途中で切ったら2歳の次男が怒るんですもん... うどんを口の中に入れると、その見た目以上に凄まじいコシでこれほどの剛麺はこれまでほとんど出会ったことがありません ただコシが強いだけでなく、小麦の味や塩味などを合わせたうどん本来の味もしっかりしていて期待以上でした しっかり噛まないと食べれませんが、2歳児でも美味しそうに次から次へ食べてました まいたけご飯はキノコの旨味がご飯に染み出した一品で香り豊かで人気の理由が一口食べて分かりました 続いて、妻が頼んだまい天ぶっかけが超巨大な器に入ってやってきました 写真では分かりませんが、舞茸の天ぷらと玉子の天ぷらがうどん並盛800gの上に乗ってます うん!?並盛800gっておかしくないか? 世間の普通のうどん1人前は200g弱なのですが、その4倍が標準サイズという恐ろしいボリュームです さっきのざるうどんは定食なのでうどんは少なめなはずですが400gくらいあるんじゃないでしょうか まい天ぶっかけとほぼ同時にとり天ぶっかけ小がやってきましたが、これもうどんだけで500gあります つまり今回3品頼んだうどんの総量は1.7kgということですね やっちまったなー! その上に沢山の天ぷらがあるので凄まじいカロリーが卓上に並びました とり天は注文通り別盛で、フライバットに入れてくれて熱々パリパリを維持した状態で出して頂けました このとり天は子供用のスプーンで簡単に切れるほど柔らかく、子供たちも満足しながら食べていました 子供の食事はさておき、私はこれから戦う準備としてまい天、とり天、玉子天、青ネギ、生姜をトッピングして汁をぶっかけてオリジナルうどんを作りました ぶっかけ出汁とうどんの相性も良く、箸は進むのですが500gの剛麺はなかなか減りません 途中で玉子天を齧ると、見事な半熟状態で黄身をうどんに絡めながら味変して食べ進めました 何とか男のプライドでうどん500gを食べ切って、まいたけご飯も食べ終えました しかし結局、ざるうどんとまい天ぶっかけが残ってしまい、家族全員のお腹が限界を迎えました 私のモッタイナイ精神が挫けかけたところで妻が「このうどん持って帰っていいかな」と言いました おもむろにカバンからジップロックを2個取り出すと、ざるうどんとぶっかけのうどんを別々に回収しました 私を上回るモッタイナイ精神の持ち主が目の前にいました うどんたちは廃棄されることなく、我が家の次の食事になっていく運命となったのです こうしてこんなにお腹いっぱいになったのはいつ以来だろうと思いながら店を後にしました うどんとしてのレベルも高く、トッピングの別盛などのややこしい注文も聞いてくれるので、かなりオススメ出来るお店です ただボリュームを舐めたら痛い目に合うので気合を入れて臨むことオススメします(笑)
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