雄記葱抓餅 |
台北の公館夜市にある「雄記葱抓餅」でビブグルマンに選ばれた葱抓餅を頂きました 公館夜市で一際行列が出来る人気店だけあって、屋台前で行列が折り返し前に10人くらい待ってました 「面白そうやから食べてみようか」と同僚と2人で列に並び作っているのを見学 屋台の横には予め小分けにされた握りこぶしくらいの生地が沢山置いてありました これらを指で押しながら使うものを選んでいたので、ここで良い感じに発酵させているのでしょうか 選んだ生地をお姉さんが薄い円形に潰して、ネギを入れて整形 それをさらにおっちゃんが鉄板上でヘラで押さえつけながら焼いてました 地元民(少なくとも台湾人)が多いようで、店員さんとやり取りしながら注文していました 買うだけじゃないのか?とちょっとドキドキしながら順番を待ちます 屋台の前にトッピングメニューみたいなものが書いてあって、何も入れない葱抓餅は35TWDですがトッピングを入れると値段が変わるようです トッピングを伝える必要があるから店員さんとやり取りが必要なんですね 「招牌」と書かれた札が吊るしてあり、きっとオススメ的なものだろうと思いそれを頼むことにしました (後で調べたところ、招牌は看板という意味で看板メニューということらしいです) 50TWDと書かれている葱抓餅加蛋・起士にしようと心に決めました 蛋と起士の意味は分かりませんが(笑) その場で同僚が調べてくれて蛋は玉子、起士はチーズだと分かりました 巴士は「バス」って読めなくもないですが起士で「チーズ」というのは難解でした 待っているうちに焼き手がおっちゃんからおばあちゃんに変わって自分の番が回ってきました 「egg & cheese」と英語で注文したら、おばあちゃんも「egg & cheese」って返してくれました 日本語で言ったろかと思ってたくらいなので英語が通じる方が驚きでした 鉄板に玉子と割入れて軽く潰してから葱抓餅を上からおいてチーズを載せていました その後、焼きながら「soy sauce? chilli? honey mustard?」と順番に何を付けるか聞いてくれたのでお好みソースっぽいソイソースだけ付けてもらいました それで袋に入れて渡してもらったのがこれです 熱々の葱抓餅を早速頂いてみると、層状になった生地は外はサクサクで中はふんわりしていて食感は最高です 生地の中からネギというより玉ねぎの甘さに近いものがしっかり口の中に広がります 種類としてはお好み焼きの仲間みたいですが、チーズが入っているのでどこか洋風的でもあります 食べ進めていくと、バジルがかなり入っている部分があり、さらに洋風度合いが強まりました 目を瞑って食べたら、晩飯というより、イタリア辺りで食べるおしゃれな朝食が頭の中に浮かびます そこそこボリュームもあるので、近所の台湾大学の学生とかは小腹が減ったときに買い食いするのでしょうか 回転率はそれほど高くないので、待ち時間はかかりますが、試してみる価値はあるお店だと思います
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