貴味蛸 |
阪急夙川駅から南へ徒歩3分ほど、玉子焼きと点心が暖簾に書かれた「貴味蛸」でランチを頂きました 玉子焼(明石焼)と点心の謎の組み合わせに惹かれたのが来店理由です 12時15分頃に店に入ると客は私一人だけでカウンター席に座りました 料理写真が名称、価格とともに1枚ずつラミネートされたメニューがあり、想像以上に色々ありました でも暖簾に書かれたものが推しなはずなので、玉子焼(明石焼)\650と水餃子\650を注文 カウンター席からは調理を見ることが出来、注文から5分ほどで目の前で焼いてくれた玉子焼10個が上げ板に載せて提供されました 予めミツバの入った出汁が用意されるので、早速それに浸けてみると柔らかくてほろっと崩れてしまいました 慎重に箸で摘まんで口に運ぶと最初に鰹&ミツバの香りの効いた出汁と玉子の風味が優しい味が口の中に広がりました 玉子焼の中には当然ながら蛸が入っているのですが、何故かどれも吸盤が付いていない部分でした 中まで真っ白なので、蛸入ってないやんとツッコミそうになりました 玉子焼を食べていると、これまた目の前で鍋でグツグツ茹でられた水餃子8個が皿に載せて出されました 中のピンク色の具が透けて見えるプリプリの水餃子は見た目だけで食欲をそそります 酢醤油とコチュジャンを付けて食べると肉はたっぷり入っているものの脂肪分が少なくあっさり食べられる1品でした 断面を見ると肉の割合が多く、キャベツ、ネギ?が入っているような感じでした 日本で餃子と言えばニンニクですが、全く臭みを感じなかったので本場中国同様に入っていないんでしょうね 香りという意味ではゴマ油の風味がそこそこしっかりしているのが特徴かもしれません 優しい出汁で食べる玉子焼とピリ辛のタレで食べる水餃子を交互に食べるのはなかなか面白体験でした 最後に玉子焼の崩れた部分が出汁に沈んでいるのがもったいなくて汁まで飲み干してしまいました 明石だと15~20個で700円くらいなので多少割高なのは否めませんが、夙川でお茶する感覚で家族や友人と来るには良い店かもしれません
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