料理家 六　
（兵庫県伊丹市　2020年12月29日）

JR伊丹と阪急伊丹を結ぶ酒蔵通りに店を構える「料理家 六」でランチを頂きました

以前は夜の営業だけしかしていなかったように記憶していますが、最近は昼も営業されているようです

外から中の様子が見えない店だったので、夜入るのはなかなか勇気が要りますが、昼なら気軽に入れます

ランチは2種類から選べて、今回は色んな料理が一度に楽しめるオリジナルプレートランチ\1500を注文しました

注文からしばらくすると、刺身用の醤油と天ぷらの塩と一緒に、黒く光り輝く黒豆が小鉢に入って運ばれてきました

傷一つない宝石のような丸々した黒豆は、ほんのり甘みを感じる味付けで素材自体の良さが活かされています

大切に一粒ずつ黒豆を食べていると、白いプレートに乗って刺身、天ぷら、唐揚げ、焼き魚、サラダ、おにぎりがやってきました

刺身は鯛、甘えび、蛸、ハマチ（？）の4種類で透き通った身が示すようにどれも新鮮です

蛸には飾り包丁で食べ易いように工夫されており、ちょっとした気遣いに評価がどんどん上がります

天ぷらは海老、サツマイモ、ナス、カボチャで、どれもサクサクの薄めの衣を纏っています

野菜の甘さもさることながら、頭の先から尻尾の先まで旨味を全て味わい尽くすことが出来る海老は最高でした

焼き魚は軽く塩で味付けされており、脂が乗った身にレモンと大根おろしを乗せて食べたらご飯が進まないわけがないです

ちりめん山椒が入っておにぎりは2つありますが、これだけ色んな具があったらもっとは白米が食べたくなります

サラダも含めてきれいにプレートを完食すると、最後にデザートの葡萄シャーベットが運ばれてきました

\1500でこんなに色々食べられる幸せを噛みしめて、大満足で店を後にしたのでした