富士山

 オーストラリア旅行
 2013年04/27-05/02 
(シドニー編)

4/27(土)、午後5時過ぎ私は新神戸のクラウンプラザホテルで無駄に焦っていました

友人の結婚式を終えて急いで関西空港へ行かなければならなかったためです

礼服をホテルから実家に送る手続きをして、三宮へ走り関空行きのバスに飛び乗りました

結局、飛行機出発2時間前の午後6:40頃関空に到着したので、そこまで神戸で焦らなくてもよかったみたいです

ジェットスターで乗継地ゴールドコーストまで行き、国内線に乗り換えてシドニーへ

現地で豪ドルに両替した方がいいと思ったのに、ゴールドコースト空港での両替レートが1$118円...(関空111円)

やられたぁ...と思いながらも換金する必要があったのでそこで両替してしまいました(敗北)

後に気付いたことですがシドニーの街中なら1$109円...もう10ヶ国目なのにこんなショボいミスをするとは情けないです

カードで支払いをするのが一番レートは良いのですが、ダイビング代が豪ドル現金払いだったので仕方なかったんです(涙)

ともかく4/28(日)午前10時過ぎにシドニーに到着し、ホテルにチェックインし早速街に繰り出してました

初秋の雰囲気漂うシドニーの街は気候もちょうどよく、ぶらぶら歩いていても気持ちが良かったです

豪州は英領だったのでシドニーの街並みは当然欧米と同じような感じで、教会やタウンホールなどがあり、私はその写真を撮る典型的な日本人でした

昼飯はなんだか流行ってなさそうなレストランで牛肉たっぷりのパスタを頂きましたが、お値段は2000円を超えます

レストランで飯を食べるとやたらと出費が嵩むのは欧米と同じで守銭奴竹バイクには耐え難い環境です

シティからサーキュラーキーと呼ばれる海岸エリアに移動し、週末限定の路上マーケットへ

マーケットで女性陣の購買力に驚かされ、私はお目当てのスーベニアスプーンがなくてしょんぼりしていました

海まで行くと眼前に世界遺産オペラハウスが現れ、その奇妙な形に驚きながら写真ばかり撮っていました

450万都市シドニーとその都市を代表するオペラハウスとハーバーブリッジはどこを撮っても絵になります

その後、港から船に乗ってハーバーブリッジの下を通り、晩飯にリブを食べに行きました

Hurricane's Grillという店で肉食系男子から程遠い私が、ポークリブハーフサイズ3000円超を一人で平らげました

店を出る頃には店前には長蛇の列が出来ており、オーストラリア人も店に並んで飯を食うみたいです

肉の味付けは甘めでこれが人気とはやっぱりオーストラリア人の味覚は日本人のそれとは異なると感じさせられたわけです(暗に...)

肉を平らげ完全な肉食系男子になった私ですが、睡眠不足と疲労のためホテルに帰ってすぐに眠りについてしまいましたとさ(笑)

 オーストラリア旅行
 2013年04/27-05/02 
(ケアンズ編)

オーストラリア2日目の朝、通勤する人々を横目に優雅にシドニーのカフェテラスで朝食を頂いておりました

トーストしたベーコンエッグチーズサンドにカフェラテというのは高貴な竹バイクの印象そのものですよね

餃子にビールの方が合うという意見があちこちから聞こえてきますが、私の脳は理解出来ません(笑)

そんな優雅な朝食の後は少し腹ごなしの散歩をして、ホテルに戻りテレビを見ると天気予報がしていました

ケアンズ沖合いの低気圧がサイクロンになりました...って言ってました

「コレカラワレワレハケアンズデオヨグツモリ」という言葉が頭の中を駆け巡りました

この旅のメインイベントはグレートバリアリーフでのダイビングなのにサイクロンが発生したとか冗談でしょ

昨日の晩飯がHurricane's Grillだったのが悪いのか朝から優雅過ぎる朝食を取ったのが悪かったのか...

何はともホテルを出て空路で3時間、ケアンズ上空からは美しい青い海が見えたという微かな希望だけを胸に空港に降り立ちました

タクシーの運ちゃん曰く「cyclone gets stronger and stronger...」

この微かな希望も握り潰す運転手の一言を聞いて諦め半分状態でダイビングショップに行くと、「明日は船は出ないので諦めるしかない」とのこと

こうして我々のオーストラリア旅行のメインイベントは未達という結果となりました

その後、小雨が降ったりやんだりする曇天の中、肩を落としてケアンズの街をぶらぶら散策しました

エスプラネードという海岸線にはペリカンなどの野鳥がやってきて羽を休めていましたが、青い海はどこにもありませんでした

ダイビングがキャンセルになった我々は明日の予定がなくなり、何か探さねばならない状況になりました

しかし心配御無用、観光都市ケアンズには旅行代理店があちこちにあるため、そこでオプショナルツアーを探せます

代理店のおっさんにどこか海に行けないかと訊いてみて電話までしてもらいました

しかし「海に行くなんてクレイジーだよ、金を無駄にすんな」というのが答えでした

仕方なく他のオプショナルツアーを探して、明日は熱帯雨林に分け入って滝とかを見ようということになりました

まぁ、オプショナルツアーなんて15k円程度なのでダイビング代30k円が浮いてしまいことになりました

そこで現金を使うためにちょっとお高いシーフードの店で生牡蠣、海老、蟹、魚を食べてやりましたよ(やけくそ)

食事の後はワーホリの日本人がいっぱいのナイトマーケットで変なオイルを塗られたりして完全な観光客と化していました

そんなこんなでオーストラリア2日目の夜はホテルでラグビーを見ながら眠りについたのでした

 オーストラリア旅行
 2013年04/27-05/02 
(アサートン高原編)

オーストラリア3日目、本当なら朝から青い空の下で青く美しく輝く海でダイビングしているはずでした

サイクロンがやってきて全てのスケジュールが狂ったわけです

代わりにこの日はケアンズの南に位置するアサートン高原にツアーで行くことにしました

英語ツアーということで恰幅の良いおっちゃんが我々をホテルまで迎えに来ました

周囲のホテルでツアー参加者をピックアップして、最終的には中国、韓国、日本、インド系、オーストラリア...多国籍バスの完成です

ガイドのおっさんが元気にオーストラリアの歴史や気候なんかを教えてくれますが、それ「地球の迷い(×歩き)方」に書いてあったら知ってるし...

乾季なのにサイクロンの影響か雨が降ったり止んだりする天気の中、まずはバリン湖というところに行きました

よくわからんけどスコーンとコーヒーを湖畔のロッジで頂き、その後クルーズという流れに...

次にカーテンフィグツリーという気に蔓がカーテンのように垂れ下がっているものを見に行きました

流石熱帯だけあって寄生の勢いが凄い...宮崎駿が天空の城ラピュタのモデルにしただけはあります

移動時間が長いため、バスから外を眺めていると草原が広がり牛や馬が草を食むのを見られます

午前中最後に訪れたのがミラミラ滝で、滝つぼでは白人が元気に水着orパンイチで泳いでいました

小雨の降り気温もそれほど高くない状況で元気に泳ぐなんて、あいつらは体の構造が違うんですね(○○は風邪ひかない)

イニスフェイルという田舎町でイタリアンバイキングの昼食を取り、メインイベントであるパロネラパークへ

パロネラパークはスペイン人のおっさんが地道に作った夢の城らしいけど今はもう植物に囲まれた廃墟です

その姿はラピュタのモデルとか言われていますが、ジブリは完全に否定しています(笑)

このパークは日本人ガイドもいて英語が赤点の私でも安心して散策することが出来ます

ただ、ガイドからのお土産が崩れた建物の壁(コンクリート)というのは、単なる廃棄物配布ではないかと...

そういえばパロネラパークで羽の青いきれいな蝶ユリウスを見ました

珍しい蝶で3度見ると一生幸せとか言ってましたが、園内だけで5匹くらいみましたけどね

パークを後にして、最後に巨石がいっぱいのバビンダボールダーズに行ってツアーは終了

延々と続くサトウキビ畑の中をバスは走り、ケアンズに到着する頃には日が暮れていました

この日はガイドのおっさんオススメのレストランでカンガルー、クロコダイルとバラマンディーを頂きました

カンガルーは牛肉、クロコダイルは鶏肉に近い感じで美味しかったですよ

ダイビングは出来ませんでしたが充実した1日で十分楽しんだのでした

 オーストラリア旅行
 2013年04/27-05/02 
(キュランダ編)

オーストラリア4日目、この日は予め熱帯雨林に囲まれた高原の村キュランダに行くと決めていきました

HISのオプショナルツアーに申し込んでいたので、朝8時半に日本人ガイドがホテルまで迎えに来ました

大型バスに乗り込むと当然ながら客は全員日本人で、日本語しか聞こえない

海外で日本人が和気藹々と財布掏ってくださいといわんばかりの雰囲気を出しているのは好きではありませんがここは我慢

ツアー内容はキュランダへの移動手段だけfixされているだけで他は自由です(HISの言うことなんか私が聞くわけもなく...)

ケアンズ駅からシーニックレイルウェイという120年の歴史を持つ観光列車に乗ってキュランダへ

列車が走り出すとガイドがお土産の申し込み用紙を配りだしたが当然ながら気にしません

英語ガイドのツアーでは絶対に土産を紹介することありません...なぜなら欧米に他人に土産を買っていく文化はないからです(笑)

日本人特有のウザい文化に付き合いながら、列車は山を登っていき急なカーブを曲がるところでは車内から先頭車両を見ることが出来ます

この景色は世界の車窓からのオープニングに長い間使用されていたということです

車窓からは滝が見えたり、リポビタンDの撮影現場の橋(あのコンビのどっちかが落ちかけるとこ)が見えたりしました

途中のバロン滝で10分程度列車は止まり外へ出て滝を見ることも出来ました

出発から2時間弱でキュランダへ到着し、昼食付きでない我々はここで解散しましたが、我々以外ほとんど昼食付きみたいでした

勝手に昼飯を食べてキュランダの街を散策したのですが、完全に観光の街でした

あるのはレストラン、土産屋、アイスクリーム屋、ホテルくらいで全てが観光客頼みでした

女性陣のコアラが抱きたいという希望から動物園に行きました

入園料$17、コアラ抱っこ$18....我々男は入園料以上の金が財布から出ませんでした

園内にはコアラだけでなくカンガルー、ウォンバット、ワラビー、ワニ、爬虫類など色々いてカンガルーには直接餌もあげられます

ワラビーなんかは小さくてかわいいですが、コアラって何であんなにふてぶてしいのでしょう

喩えるなら40超えたおっさんが飲み潰れて駅の階段でぐったりしている感じです

動物に満足してアイスを食べてまだ時間があったので熱帯雨林の小道を散歩しました

日本人ガイドはメインロード以外歩くなとか言ってましたが、そんなことに従うわけありませんよね

ほとんど誰も通ってないので熱帯雨林独り占めという感じで、川と熱帯雨林の組み合わせはなかなかきれいでしたよ

そんなこんなで3時半頃、スカイレールの駅に集合しました

ここからはゴンドラに乗って熱帯雨林の上を空中散歩しながらケアンズの方に帰ります

スキー場なら高さはそこまで感じませんが、背の高い熱帯の木々の上を飛ぶとなんか足が竦みます

絶景なのは言うまでもありませんが、このゴンドラを熱帯雨林の中に作ったことにただただ驚かされる竹バイクでした

鉄塔はロシア製の巨大ヘリをレンタルしてパーツを運んでくみ上げたとかふざけたレベルです

下界に降り立ちバスに乗って解散ポイントであるギャラリアに連れて行かれました

最後までお土産を買わそうと思う旅行業者の意地ですね(笑)

気付けば夕食時になっておりオーストラリア最後の晩餐はシーフード店で天ぷら食べてやりましたよ(えっ?)

メニューにtempuraと書いてありましたが、衣付けて油で揚げればいいだけなのでシーフードの揚物です

こうして我々の豪州旅行はほぼ終わりですが、結局水着も水中カメラも一度も使わないことが心残りで翌日の朝ホテルのプールで使おうという話をしていました

しかし翌朝、外を見ると雨が降りどう考えてもプールに入る気にはなれず...静かに日本へ帰ってきたのでした

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